中島 そのみ

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所属

保健医療学部 作業療法学科 作業療法学第二講座

職名

准教授

研究分野 【 表示 / 非表示

  • その他   その他  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 作業療法

  • 特別支援教育

  • 統合保育

  • 不器用

  • 発達障害

論文 【 表示 / 非表示

  • Relationship between characteristics of thumb-index finger tapping due to the difference in external sound speed and writing ability in healthy school-aged children

    吉田 彩華, 中島 そのみ, 池田 千紗, 千石 泰仁

    札幌保健科学雑誌=SAPPORO MEDICAL UNIVERSITY SAPPORO JOURNAL OF HELTH SCIENCES ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 10 ) 33 - 39  2021年03月

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    本研究では,母指-示指タッピング検査が不器用さの評価としての有用性を明らかにするための基礎的 研究として,健常学齢児を対象に,母指-示指タッピングの外部音の速さの違いによる特徴を明らかにし, 運筆課題の能力との関連を検討した. タッピング評価は,1,2,3Hz の外部音に合わせて母指-示指タッピングを行った.分析指標は音-タ イミングのずれ率,タッピング速度のずれ率,距離のずれ率とした.運筆課題は,2 本の線で描かれた正 三角形の罫線間に線を引く線引き課題で,はみ出し距離(cm)運筆時間(秒),運筆速度(cm/s)を算出 した.これらの分析指標を用い,タッピング評価と運筆課題の指標間について関連を検討したところ,タッ ピング評価の 2Hz の音-タイミングのずれ率が大きくなると運筆時間が短くなるという有意な関連がみら れた.このことから,2Hz の音-タイミングのずれ率は,運筆動作などの外部環境に運動を合わせる能力 の有用な指標となる可能性が示唆された

    DOI CiNii

  • 特別支援教育における教師に対する作業療法支援の効果 アンケートを用いた1事例の検討

    池田 千紗, 中島 そのみ, 仙石 泰仁

    北海道作業療法 ( (公社)北海道作業療法士会 )  35 ( Suppl. ) 46 - 46  2018年05月

  • 文章題を苦手とする児の躓きの解明 問題解決過程で描いた図による評価

    諌早 悠希, 長谷部 希晶, 中島 そのみ, 仙石 泰仁, 池田 千紗

    北海道作業療法 ( (公社)北海道作業療法士会 )  35 ( Suppl. ) 154 - 154  2018年05月

  • 脳性麻痺患者の乗馬療法に対する簡易補装具の検討(第一報) 頸部および体幹保持具の長期的な効果

    中村 裕二, 澤口 文花, 中島 そのみ, 仙石 泰仁

    日本作業療法学会抄録集 ( (一社)日本作業療法士協会 )  51回   PI - 1A04  2017年09月

  • 子どもを取り巻く環境と健康(第15回) 児の精神神経発達と環境化学物質 ダイオキシン類曝露と児の神経発達

    中島 そのみ, 岸 玲子

    公衆衛生 ( (株)医学書院 )  80 ( 5 ) 371 - 378  2016年05月

     概要を見る

    ダイオキシン類やPCBなどの内分泌かく乱化学物質の次世代影響の1つとして,児の神経発達への影響が指摘されている.低濃度汚染地域(日常生活レベル)については,ダイオキシン類による児の神経発達との関連を縦断的に調査した研究は,海外ではオランダとドイツ,日本ではわれわれの札幌コーホートに限られる.これらの研究は,曝露濃度を測定する生体サンプルの種類,曝露指標(PCBかダイオキシンか等),神経発達の評価指標と測定時期が研究ごとに異なっているため,結果を直ちに比較することができないといった問題がある.しかし乳幼児期にはダイオキシン類による児の神経発達への影響が見られるが,学齢期には適切な家庭環境による知的な刺激等により改善するため,成長とともに影響が検出されづらくなるという報告が多い.ADHD(注意欠如・多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)については十分なデータがない.また,ダイオキシン類の性ホルモン作用との関係で男女により影響が異なる.引き続き検討が必要と思われる.(著者抄録)

    DOI

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

Misc 【 表示 / 非表示

  • 前跳び習得に向けたアセスメントと指導 : 運動の苦手さを呈する幼児1例における検討—Assessment and instruction for learning to rope-jumping : A Case Study of Kindergarten Children with Motor Difficulties

    雨宮 かさね, 池田 千紗, 安井 友康, 中島 そのみ, 戸塚 香代子

    日本発達系作業療法学会誌 = Japanese journal of occupational therapy in pediatrics / 日本発達系作業療法学会 編 ( 日本発達系作業療法学会 )  9 ( 1 ) 23 - 31  2022年

  • 重症心身障害児・者に対する精神発達評価の検討 馴化-脱馴化課題と生活状況との関係

    中村 裕二, 佐藤 拓也, 佐々木 悠子, 佐々木 智教, 岡山 愛, 館農 幸恵, 佐々木 公男, 中島 そのみ

    日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 )  29 ( 2 ) 182 - 182  2004年08月

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 保育施設とそこで働く保育者の感染予防の実態から考案する感染予防プログラム

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    鵜野 安希子, 北林 由紀子, 中島 そのみ, 濱田 昌実

  • 胎児期環境の神経発達障害と脳の性分化および肥満への影響解明:出生コーホート研究

    基盤研究(A)

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

    岸 玲子, 池田 敦子, 小林 澄貴, 齊藤 卓弥, 湊屋 街子, 山崎 圭子, 中島 そのみ, 宮下 ちひろ, 白石 秀明, アイツバマイ ゆふ, 三浦 りゅう

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    本研究は、出生コーホート研究で保存された母体血・臍帯血および学童期から思春期に採取した児の尿を用いて、胎児期および生後の環境化学物質曝露が児のアレルギー、神経行動発達、第二次性徴等のアウトカムへ及ぼす影響についてリスク評価を行うことを目的とした。 令和3年度は、出生コーホートの参加者について11歳で第二次性徴に関する調査票1182件、12歳で小学校の学校健診記録から転記する身長体重調査票1236件、15歳で中学校の身長体重調査票1440件、17歳調査1787件を発送した。回収数は11歳812件(回収率68.7.%)、12歳771件(回収率62.4%)、15歳815件(回収率56.5%)、17歳855件(47.8%)であった。生後のアウトカム評価として、これまでの質問票調査によるアレルギー、神経行動発達、第二次性徴の評価を行った。脳波調査では、有機フッ素化合物(PFAS)の胎児期曝露が児の認知機能に関連する可能性を検討した。妊娠初期母体血清中のフタル酸7代謝物と第二次性徴発来のタイミングおよび、成長や肥満などの体格との解析を実施した。

  • 環境化学物質の第二次性徴・神経行動発達・アレルギーへの影響:分子メカニズムの解明

    基盤研究(A)

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

    岸 玲子, 荒木 敦子, 宮下 ちひろ, 中島 そのみ, 花岡 知之, 山崎 圭子, 小林 澄貴, 湊屋 街子, 有賀 正, 齊藤 卓弥, 鈴川 晶夫, 梶原 淳睦, 佐田 文宏, 西條 泰明, 吉岡 英治

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    胎児期および生後の環境化学物質曝露が児の神経行動発達や第二次性徴等へ及ぼす影響を単一および複合曝露によるリスク評価を行い、環境-遺伝交互作用も検討した。児の尿中MEHP濃度は2012-2017年の間で有意な減少を認めた。胎児期フタル酸エステル類およびBPA曝露は、MECPP が5歳の児の問題行動のリスク増加を示し、MnBP, MiBP, MEHPが女児のみで第二次性徴開始月齢の早発を認めた。環境化学物質の複合曝露による性ホルモン値の有意な変動が認められ, MEHPとPFOSの寄与が大きかった。児のエストロゲン受容体1型のXbaI遺伝子型において右手の2D:4D比の低下が見られた。

  • 発達障害児に認められる道具使用時の「不器用さ」の発症要因と支援方法に関する研究

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    仙石 泰仁, 中島 そのみ, 中村 裕二

     研究概要を見る

    発達障がい児における不器用さを、ハサミとコンパスの操作から分析を行い、介入のための補助具を試案した。2軸・3軸の圧センサーで手指の運動力学的な特徴、課題中の動作、認知的特性は心理学的検査から関連性を解析した。その結果、姿勢筋緊張の低下と手指の協調運動の稚拙さを示す者では、ハサミ操作でループに対して適切な方向に圧がかけられず、肩や前腕の動作も過剰に生じていた。視空間認知の未熟さが不器用さに関連している対象者ではこの傾向は認められなかった。コンパスではすべての対象者で机上面と水平方向に圧が過剰に生じていた。ハサミループで適切な圧を得られる補助具を作成し2名の対象者に介入し一定の効果が確認できた。

  • 前向き出生コホート研究による化学物質の次世代影響並びに環境遺伝交互作用の解明

    基盤研究(A)

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    岸 玲子, 池野 多美子, 荒木 敦子, 宮下 ちひろ, 中島 そのみ, 佐々木 成子, 花岡 知之, 梶原 淳睦, 松浦 英幸, 室橋 春光, 白石 秀明, 佐田 文宏, 西條 泰明, 吉岡 英治, 安住 薫, 安住 薫

     研究概要を見る

    母児20000組を対象とした北海道内40産院コホートで、妊娠中の化学物質、特に喫煙・ダイオキシン類・有機フッ素化合物に対する曝露と、学童期までの児の発育、神経行動発達および免疫アレルギーとの関連を検討した。妊娠中の化学物質曝露が(1) PPARβ遺伝子多型を介して血清脂質に、(2) 母のDNA修復(XRCC1)遺伝子多型を介して児の出生体重に、(3) 児のIGF2のDNAメチル化に、そして(4) 1.5歳児の神経行動発達に影響することを明らかにした。加えて、学童期のADHDに関するリスク要因が検討され、妊娠中の飲酒や喫煙がリスクとなることが明らかにされた。

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 環境と子どもの健康に関する北海道study PCBダイオキシン類の神経発達への影響

    中島 そのみ, 加藤 静恵, 佐々木 成子, 鵜野 安希子, 西條 泰明, 佐田 文宏, 岸 玲子

    日本公衆衛生学会総会抄録集   日本公衆衛生学会  

    発表年月: 2005年08月

    開催年月日:
    2005年08月
     
     
  • 内分泌かく乱化学物質等の小児への影響を評価するための疫学研究 概要と予備的報告

    西條 泰明, 中島 そのみ, 加藤 静恵, 佐々木 成子, 鵜野 安希子, 近藤 朋子, 佐田 文宏, 岸 玲子

    日本衛生学雑誌   日本衛生学会  

    発表年月: 2005年03月

    開催年月日:
    2005年03月
     
     
  • 胎児期の化学物質曝露による次世代影響に関する前向きコホート研究(3) 血液中ダイオキシン類濃度とマイクロアレイを用いた遺伝子多型の関連

    近藤 朋子, 佐々木 成子, 加藤 静恵, 中島 そのみ, 鵜野 安希子, 金上 宣夫, 飯田 隆雄, 西條 泰明, 佐田 文宏, 岸 玲子

    日本衛生学雑誌   日本衛生学会  

    発表年月: 2005年03月

    開催年月日:
    2005年03月
     
     
  • 胎児期の化学物質曝露による次世代影響に関する前向きコホート研究(2) 6ヵ月児における精神・運動発達への影響

    中島 そのみ, 加藤 静恵, 佐々木 成子, 鵜野 安希子, 近藤 朋子, 西條 泰明, 佐田 文宏, 金上 宣夫, 飯田 隆雄, 岸 玲子

    日本衛生学雑誌   日本衛生学会  

    発表年月: 2005年03月

    開催年月日:
    2005年03月
     
     
  • ベイリー乳幼児発達検査2による6ヵ月児への発達調査(その2) 行動面の評価について

    柳谷 聡子, 中島 そのみ, 中村 裕二, 仙石 泰仁, 舘 延忠, 岸 玲子

    作業療法   (一社)日本作業療法士協会  

    発表年月: 2004年05月

    開催年月日:
    2004年05月
     
     

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