Misc - 井山　諭

A case of true malignant histiocytosis: identification of histiocytic origin with use of immunohistochemical and immunocytogenetic methods

T Sato, T Terui, K Kogawa, Y Nagaoka, Y Sato, S Iyama, K Takada, S Hagiwara, S Takahashi, T Oku, T Matsunaga, M Takahashi, J Kato, S Sakamaki, T Torigoe, N Sato, M Hirayama, Y Niitsu

ANNALS OF HEMATOLOGY ( SPRINGER-VERLAG )  81 ( 5 ) 285 - 288  2002年05月

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We report here an autopsy case of true malignant histiocytosis. The patient was a 67-year-old woman who exhibited fever, wasting, hepatosplenomegaly, and progressive pancytopenia. The bone marrow aspiration disclosed hemophagocytosing cells, which resembled histiocytes. The molecular analysis did not show the clonal gene rearrangement of T-cell receptor or immunoglobulin heavy chain. Although the patient had been started on methylprednisolone pulse therapy and chemotherapy with etoposide, she died from cerebral hemorrhage. The autopsy specimens of spleen and liver showed extensive infiltration of atypical cells, for which histiocytic origin was identified with an immunohistochemical method using monoclonal antibodies against CD11c, CD68, macrophage colony-stimulating factor (M-CSF), M-CSF receptor, lysozyme, antitrypsin and alpha1-antichymotrypsin. Recent investigations have disclosed that in most cases diagnosed as malignant histiocytosis, hemophagocytosis was reactive and not evoked by histiocytic malignancy. True malignant histiocytosis, for which histiocytic origin is confirmed, is extremely rare.

DOI

メシル酸ナファモスタット持続動注が有効であった膵仮性嚢胞破裂による膵性腹水の1例

土居 忠, 本間 久登, 女澤 慎一, 木田 雅也, 茎津 武大, 宮西 浩嗣, 村瀬 和幸, 高田 弘一, 井山 諭, 新津 洋司郎

日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology ( 財団法人 日本消化器病学会 )  98 ( 11 ) 1304 - 1308  2001年11月

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症例はアルコール性慢性膵炎を指摘されている66歳の男性．慢性膵炎の急性増悪の経過中に形成された膵仮性嚢胞の破綻による膵性腹水を発症した．経皮的腹腔ドレナージ，絶食，メシル酸ナファモスタットの経静脈投与などの保存的治療を行ったが内膵液痩が持続し，膵炎の遷延も認められたことからメシル酸ナファモスタットの持続動注療法を施行したところ膵性腹水は消失した．メシル酸ナファモスタット持続動注による膵炎の鎮静化によって内膵液痩の修復が促進されたものと考えられた．

DOI CiNii

EC-SOD遺伝子による慢性関節リウマチの遺伝子治療

井山 諭, 岡本 哲郎, 山内 尚文, 佐藤 勉, 高橋 稔, 新津 洋司郎

日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology ( 日本臨床免疫学会 )  23 ( 6 ) 542 - 542  2000年12月

DOI CiNii

SLE患者に発症したclomipramine hydrochloride によるpure red cell aplasia

佐藤 勉, 古川 勝久, 平山 泰生, 佐藤 康史, 信岡 純, 栗林 景晶, 井山 諭, 高田 弘一, 萩原 誠也, 高橋 祥, 加藤 淳二, 坂牧 純夫, 石垣 聖史, 新津 洋司郎

臨床血液 ( 日本臨床血液学会 )  41 ( 8 ) 648 - 652  2000年08月

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症例はsystemic lupus erythematosus (SLE)に罹患している48歳の女性。clomipramine hydrochlorideの内服を開始した後に正球性正色素性貧血が出現した。網状赤血球は低値で，骨髄穿刺は選択的な赤芽球低形成を呈したため，pure red cell aplasia (PRCA)と診断した。貧血は同薬剤の中止によって改善した。いくつかの薬剤がPRCAの原因として知られているが，clomipramine hydrochlorideの報告はない。また，SLEを基礎疾患に有していたことは，薬剤性PRCAの発症機序として免疫異常を示唆していると考え報告する。

DOI CiNii

低血糖を伴い急速な増大を呈した高分子型insulin-like growth factor-II(IGF-II)産生肝細胞癌の1例

佐藤 勉, 加藤 淳二, 本間 久登, 倉 敏郎, 大井 雅夫, 村上 研, 佐藤 康史, 井山 諭, 高田 弘一, 萩原 誠也, 高橋 稔, 坂牧 純夫, 新津 洋司郎

肝臓 ( 社団法人 日本肝臓学会 )  41 ( 5 ) 346 - 351  2000年05月

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症例は69歳の女性. 空腹時の手指振戦および冷汗を主訴として当科へ入院した. 入院時の血液検査は低血糖と肝硬変を示唆した. 肝炎ウイルスマーカーは, HBs抗原陽性, HBe抗体陽性, HCV抗体陰性. 血中インスリンは測定感度以下を示し, insulin-like growth factor-II (IGF-II) は高値であった. 画像では肝右葉に直径8.0cmの腫瘍を認め, 生検にてこれを中分化型肝細胞癌と診断した. 更に, 腫瘍細胞はIGF-IIの免疫染色に陽性で, ウエスタンブロットでは正常型IGF-II以外に高分子型IGF-IIが検出された. 抗癌剤の動注療法により, 繰り返す低血糖発作は一時的にコントロールされたが, 腫瘍の急速な増大に伴って再び頻繁となった. 短期間に腫瘍は肝全体を占めるに至り, 肝不全で患者は永眠した. 肝癌は稀に低血糖を合併するが, 一部の症例においてこの原因は腫瘍細胞の産生する高分子型IGF-IIであると推測されている. 一方, 低血糖を合併する肝癌は急速に増大するため予後不良であると報告されている. 今回我々は, 急速な増大を呈した低血糖合併肝癌において, 腫瘍細胞の高分子型IGF-II産生を確認した. 高分子型IGF-IIは低血糖を誘導するのみならず, 腫瘍細胞に対する増殖因子として働く可能性を示唆すると考え報告した.

DOI CiNii

潰瘍性大腸炎の経過中に再発性多発性軟骨炎を合併した1例

河野 豊, 山内 尚文, 由崎 直人, 岡本 哲郎, 高山 哲治, 井山 諭, 加藤 淳二, 坂牧 純夫, 平山 眞章, 西里 卓次

リウマチ ( (一社)日本リウマチ学会 )  40 ( 2 ) 546 - 546  2000年04月

Evaluation of gastric cancer diameter using three dimensional helical CT

M Hirayama, Y Hirano, H Matsuya, M Iriyama, E Sasaki, Y Sato, Y Nishibori, S Son, T Sakawaki, J Fukaura, S Iyama, Y Niitsu

GASTROENTEROLOGY ( W B SAUNDERS CO-ELSEVIER INC )  116 ( 4 ) A422 - A422  1999年04月

研究発表ペーパー・要旨（国際会議）  

癌に対する遺伝子治療

高橋 稔, 井山 諭, 新津 洋司郎

Cancer frontier ( 医薬ジャーナル社 )  1 ( 1 ) 119 - 126  1999年

CiNii

Three dimensional analysis for gastric cancer using helical CT scanners.

M Hirayama, J Fukaura, Y Hirano, H Matsuya, M Iriyama, E Sasaki, Y Urushizaki, N Ohmi, T Sakawaki, T Kurotaki, S Iyama, H Muramatsu, M Kida, Y Niitsu

GASTROENTEROLOGY ( W B SAUNDERS CO )  114 ( 4 ) A611 - A611  1998年04月

研究発表ペーパー・要旨（国際会議）