飯澤 良祐

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所属

保健医療学部 看護学科 看護学第一講座

職名

助手

学位 【 表示 / 非表示

  • 修士(看護学)

経歴 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    札幌医科大学   保健医療学部 看護学科   助教

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本看護技術学会

  •  
     
     

    日本看護科学学会

  •  
     
     

    日本看護研究学会

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   基礎看護学  

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   保健医療学部   助教  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 基礎看護学

論文 【 表示 / 非表示

  • COVID-19感染拡大により学内実習に変更した基礎看護実習2に関する教育実践報告

    宇野 智子, 中村 円, 飯澤 良祐, 首藤 英里香, 堀口 雅美, 大日向 輝美

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 11 ) 87 - 91  2022年03月  [査読有り]

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    本報告は新型コロナウイルス感染症の拡大前後の実践過程を通して,臨地実習を学内実習へ変更したことにより,看護実践能力を育成する上で基礎看護学領域が担う課題を明らかにすることを目的とした.学内実習は,感染対策を講じた上で対面での模擬実践と自宅からの遠隔での学内実習(模擬患者の看護過程)を組み合わせた.このような教育方法によって看護過程の思考を学ぶことが可能だと考えた.一方,直接的な患者とのコミュニケーションや援助関係の構築,学生指導看護師への報告や相談といった対人的な経験および看護過程の実施と評価の学習は限界があった.患者に看護を提供するには,健康状態の変化に対応した思考力や判断力,対人関係能力といった看護実践能力を高めることが重要である.今後,基礎看護学領域が担うべき課題は,学生が知識や技術および態度を主体的にその後の講義や臨地実習の学習と統合させ,看護実践能力の基盤を育成することである.(著者抄録)

  • COVID-19感染拡大により遠隔代理実践を導入した看護技術総合演習に関する教育実践報告

    中村 円, 宇野 智子, 飯澤 良祐, 首藤 英里香, 堀口 雅美, 大日向 輝美

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 11 ) 99 - 103  2022年03月  [査読有り]

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    学生の看護実践能力を育成するためには看護実践の基礎である看護過程の理解が不可欠である.本報告はCOVID-19感染拡大により遠隔授業に変更した演習科目「看護技術総合演習」の実践過程からその学習効果と今後の課題について報告し,ICTを活用した看護技術教育の授業設計を行う上での基礎資料とすることを目的とした.遠隔授業での演習には,学生が立案した看護計画を教員が代理で実践する「遠隔代理実践」を導入し,学生が間接的に看護実践を体験できるようにした.遠隔代理実践を通して,学生は計画を立案するだけでなく,患者へのケアを行う際に看護師がどのような思考で状況を判断して観察を行い,一つ一つの看護行為を省察しながら次の看護行為を決定しているということを学んでいた.遠隔代理実践を用いることは学生の臨床判断能力の醸成と,患者の反応や状況に応じて計画を修正しながら実践するという看護のプロセスを理解することにつながっていた.(著者抄録)

  • COVID-19感染拡大により学内実習に変更した基礎看護実習1に関する教育実践報告

    飯澤 良祐, 宇野 智子, 中村 円, 首藤 英里香, 堀口 雅美, 大日向 輝美

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 11 ) 93 - 97  2022年03月  [査読有り]

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    本報告はCOVID-19感染拡大により学内実習に変更した基礎看護実習1の教育実践を振り返り,基礎看護学における看護実践能力の育成につなげるための学内実習の有効であった点と課題を明確にすることを目的とした.学内実習では看護の役割や連携に関する講義,病院と病棟ならびに看護活動に関する動画の視聴,看護師へのインタビューを実施した.学習内容の順序性を考慮し,関連付けて学習できるようにした.学生は臨床の場での看護活動や対象者との関わりを知り,対象者やチーム医療に必要な対人関係能力,倫理観について学ぶことができたと考える.学内実習により対象者との援助関係の構築や学生指導看護師と関わりチームの一員として役割を果たすことは実際の体験を通して学ぶことはできず,この点は2年次以降の学習で補う必要がある.基礎看護学において看護実践能力の基盤を形成し,看護に対する洞察を深めていけるよう教育活動を行う必要がある.(著者抄録)

Misc 【 表示 / 非表示

  • ガスクロマトグラフィー質量分析を用いた患者の皮膚病変部に由来する臭気成分候補の探索

    飯澤 良祐, 堀口 雅美, 宇原 久, 菅 裕司, 冨樫 邦弘, 鈴木 誠, 野村 隆文, 板垣 史郎, 宇野 智子, 中村 円

    におい・かおり環境学会誌 ( 公益社団法人におい・かおり環境協会 )  55 ( 5 ) 315 - 318  2024年09月

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    本研究は,ガスクロマトグラフィー質量分析(以下,GC-MS法)を用いて,入院患者の皮膚病変部に貼付した被覆材から臭気成分を検出できるか検討した.その結果,皮膚病変部の被覆材から悪臭に分類されるAcetoin,Acetol,Diacetyl,Isovaleric acidが定性候補成分として検出された.以上より,GC-MS法は皮膚病変部の被覆材に付着した臭気成分の検出に適用できることが示唆された.

    DOI

  • e-learningを活用した床上移動援助技術の教育的介入に関する検討

    飯澤 良祐, 首藤 英里香, 中村 円, 武田 利明, 大日向 輝美

    日本看護技術学会学術集会講演抄録集 ( (一社)日本看護技術学会 )  20回   94 - 94  2022年10月

  • 単一開口部における自然換気の臭気低減効果に関する2条件の比較

    飯澤 良祐, 堀口 雅美

    日本看護研究学会雑誌 ( (一社)日本看護研究学会 )  45 ( 3 ) 522 - 522  2022年10月

  • 高齢者を安楽に床上移動するための援助方法の検討

    首藤 英里香, 武田 利明, 飯澤 良祐, 中村 円, 大日向 輝美

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  40回   P6 - 017  2020年12月

  • 床上移動における援助者および被援助者の身体的・心理的負担の検討 移動補助具の異なる使用方法による比較

    首藤 英里香, 武田 利明, 中村 円, 飯澤 良祐

    日本看護技術学会学術集会講演抄録集 ( (一社)日本看護技術学会 )  18回   104 - 104  2019年08月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 皮膚病変部に由来する臭気成分の候補に対するガスクロマトグラフィー質量分析の適用

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2028年03月
     

    飯澤 良祐

  • 対象者の安楽性に着目した床上移動援助技術の創出と看護技術習得支援システムの構築

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

    首藤 英里香, 武田 利明, 大日向 輝美, 中村 円, 飯澤 良祐

     研究概要を見る

    本年度は研究Ⅱの結果を再度整理し、考察を深めて学会での発表を行った。研究Ⅱは上方移動援助を条件1「補助具なし」、条件2「補助具の挿入を頭側から行い介助ベルトを用いて援助」、条件3「補助具の挿入を手前側の側臥位で行いベッド側方から援助」で健康な高齢者10名の患者役に実施した際の頸部後屈角度・自律神経活動の測定および主観的調査を行い、準備期・実施期・終了期で分析した。頸部後屈角度では、準備期で条件3が条件1・2より大きく、実施期で条件1より条件2・3が大きかった。自律神経活動では、条件間に差は認めなかったものの、各期の比較で条件3の準備期におけるLn LF/HFが実施期よりも大きい値であった。主観的評価では、実施期で条件1と条件2・3の間で有意差が認められ、補助具なしより補助具あり2条件で得点が高かった。 研究Ⅰ・Ⅱの結果から補助具を用いた上方移動援助技術について、1)スライディングシート使用による安楽性は、健康成人だけでなく高齢者も同様であった、2)頭側からの援助では、シートを蛇腹折りとして挿入し介助ベルトを使用することで対象者を安楽に援助できる、3)側方からの援助においてシート挿入は手前側の側臥位とし、側方から肩と下肢を支えて援助することで対象者を安楽に援助できるが、側臥位時は頸部への負担があり交感神経活動が刺激されることから、対象者の状況等に応じて選択する、4)シートを用いた上方移動援助では、頸部が後屈することを加味して準備期に少し前屈気味にしておくこと、さらに上方への移動後は速やかに頭頚部および体軸の位置を整える必要がある、5)シート除去は仰臥位の状態がより負担が少ない方法であることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、「補助具を用いた移動援助の技術」について看護基礎教育におけるe-learningを活用した教育的介入で用いる動画教材等の内容を検討した。

  • 食行動および首尾一貫感覚の関連を含めた慢性ストレスの定量的評価方法の検証

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2021年03月
     

    堀口 雅美, 田中 豪一, 丸山 良子, 矢島 潤平, 飯澤 良祐

     研究概要を見る

    慢性ストレスを動脈の硬化度と血管の反応性からとらえて簡便かつ定量的に評価する方法は確立されていない。本研究の研究分担者と研究代表者は指動脈の弾力性を評価する指標と指細小動脈コンプライアンス拡張反応比に基づく指細小動脈拡張能検査装置の開発に着手している。本研究では指細小動脈拡張能と食行動および首尾一貫感覚の評価により慢性ストレスの定量的評価方法の確立を目指す。 平成31・令和元年度は、指動脈の弾力性と細小動脈拡張能の両方を評価する独自の検査法(規準化脈波反応性充血検査:RH-NPVと略記)と食行動ならびに心理指標との関連を検討した。 RH-NPV検査は左右どちらかの手の第2指を5分間駆血後、開放した時生じる同指末節の反応性充血を規準化脈波容積(NPV)で測定する。検査指標のRHIは駆血開放後の駆血前に対するNPVの比で定義され、交感神経緊張の影響を同側の4指で測定したNPVの同じ比率で2重に基準化することで除いている。本法は血管内皮機能検査として確立したエンドパット検査と同様に反応性充血時の末梢動脈の拡張を評価する検査であるが、片手のみの拘束、かつ痛みがほとんどない等被検者への侵襲性が低い点が長所である。RH-NPV検査とエンドパット検査と質問紙調査による食行動尺度との関連を検討した。今年度は青年期女性34名を対象に実施した。RHIと食行動との相関分析を行ったところ、「過食」(r=0.09)、「早食い」(r=0.03)、「外発性」(r=0.21)、「油と塩」(r=-0.19)、「不規則」(r=-0.21))、および総合得点(r=-0.02)といずれも有意な相関は認められなかった。以上の結果より、女性においては食行動の不健康度と血管内皮機能低下との関連は明らかではないことが示唆された

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 療養環境を調整する場面における卒業年次学生の臨床判断の特徴-タナーの臨床判断モデルの解釈の段階に着目して-

    中村円, 飯澤良祐, 宇野智子, 石貫智裕, 堀口雅美

    日本看護科学学会第44回学術集会  

    発表年月: 2024年12月

    開催年月日:
    2024年12月
     
     
  • 環境を整える技術における看護学生の注視行動の特徴-学習経験と目の使い方に着目して-

    石貫智裕, 宇野智子, 中村円, 飯澤良祐, 堀口雅美

    日本看護技術学会第22回学術集会  

    発表年月: 2024年10月

    開催年月日:
    2024年10月
     
     
  • 療養環境を調整する場面における看護学生の臨床判断の特徴 - タナーの臨床判断モデルの解釈の段階に着目して-

    飯澤 良祐, 中村 円, 宇野 智子, 石貫 智裕, 堀口 雅美

    日本看護研究学会 第50回学術集会  

    発表年月: 2024年08月

    開催年月日:
    2024年08月
     
     
  • Effect of Clinical Practice for Providing a Comfortable Environment for Patients on Nursing Students’ Skills: A Pilot Study

    Tomohiro Ishinuki, Tomoko Uno, Madoka Nakamura, Ryosuke Iizawa, Masami Horiguchi

    27th East Asian Forum of Nursing Scholars  

    開催年月日:
    2024年03月
     
     
  • Relationship of reactive hyperemia-normalized pulse volume (RH-NPV) with eating behavior and sense of coherence according to sex

    Masami Horiguchi, Jumpei Yajima, Hidemi Ito, Gohichi Tanaka, Ryoko Maruyama, Ryosuke Iizawa

    26th East Asian Forum of Nursing Scholars  

    開催年月日:
    2023年03月
     
     

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