青木 信裕 (アオキ ノブヒロ)

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所属

保健医療学部 理学療法学科 理学療法学第二講座

職名

助教

ホームページ

http://kaken.nii.ac.jp/d/r/20554653.ja.html

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2013年04月
    -
    継続中

    札幌医科大学   保健医療学部   助教

  • 2011年06月
    -
    2013年03月

    札幌医科大学   保健医療学部 理学療法学科   助手

    助手

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   リハビリテーション科学  

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   保健医療学部   助教  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 筋機能

  • 膝関節

  • ハムストリング

  • 筋疲労

  • 表面筋電図

論文 【 表示 / 非表示

  • 健常成人男性における体幹伸展時の胸腰椎の運動学的解析—Kinematic analysis of thoracolumbar movement during trunk extension in healthy males

    山根 裕司, 青木 信裕, 片寄 正樹

    日本臨床スポーツ医学会誌 / 日本臨床スポーツ医学会編集委員会 編 ( 日本臨床スポーツ医学会 )  31 ( 1 ) 162 - 171  2023年  [査読有り]

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    立位での体幹伸展動作時における胸腰椎各部位の運動特性を明らかにすることを研究目的とした.対象は健常成人男性18名.2つの条件での立位体幹伸展動作を課題動作とした.1つ目の条件は立位姿勢からの体幹伸展動作(固定なし条件),2つ目は最大伸展位での体幹筋活動を可能な限り小さくすることを仮定した条件で,特製の台に下肢を固定し台に寄りかかった状態での体幹伸展動作とした(台固定条件).課題動作時における体幹筋の筋活動と,立位姿勢から最大伸展位までの角度変化量を測定した.角度変化量は三次元動作解析装置を用いて,胸腰椎を6つのセグメントに分けて測定した.台固定条件での腹直筋の筋活動は固定なし条件よりも有意に小さく,安静立位時とは差はなかった.このことより,台固定条件は最大伸展位での腹直筋の筋活動を安静立位時と同程度まで小さくすることが可能な条件設定であったと考えられた.この条件では固定なし条件よりも中上位胸椎と上位胸椎を除く全てのセグメントで伸展角度変化量が大きかったことから,立位で体幹伸展する際においては,中下位胸椎・下位胸椎・上位腰椎・下位腰椎では最大域までの伸展運動が起こっていないと考えられた.また,胸腰椎各部位での運動をみると,下位腰椎の角度変化量が最大で,上位腰椎が胸椎各部位よりも運動は大きく,胸椎各部位の運動は小さいという運動特性を有していた.(著者抄録)

  • カッティング動作中の床反力における内側ハムストリングの機能 ー選択的筋疲労条件を用いた検討ー

    山津健太, 青木信裕, 片寄正樹, 渡邉耕太

    日本臨床スポーツ医学会誌 ( (一社)日本臨床スポーツ医学会 )  30 ( 2 ) 484 - 491  2022年04月  [査読有り]

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    カッティング動作は下肢スポーツ損傷の受傷機転の一つであり、内側ハムストリングがそのリスク低下に働くと考えられるが、筋機能の詳細は不明である。本研究は内側ハムストリングの選択的筋疲労介入前後のカッティング動作中の床反力を計測し、内側ハムストリングの力学的機能を明らかにすることを目的とした。8人の健康成人男性を対象として、半腱様筋への神経筋電気刺激により筋疲労を誘発し、その前後で随意収縮課題とカッティング動作を実施した。随意収縮課題として膝関節最大等尺性収縮と、最大膝屈曲トルクの50%を発揮する最大下等尺性収縮を行った。随意収縮課題中の最大膝屈曲トルクとハムストリングの筋電図中央周波数を算出し、筋疲労の確認に用いた。カッティング動作として方向転換角度(45°、90°)と助走速度(Slow、Fast)を組み合わせた4種類を実施した。動作時の床反力の値から、左右方向の推進成分と前後方向の減速・推進成分を筋疲労前後で比較した。電気刺激による筋疲労の結果、全対象者8人で内側ハムストリングの筋疲労を誘起した。床反力は、筋疲労前は前後方向の減速成分で4種類のカッティング動作方法全てで有意差を認めた。一方、筋疲労後には同一の助走速度で方向転換角度の異なる動作間での有意差が消失していた。このことより、内側ハムストリングは方向転換角度に応じてカッティング動作時の減速をコントロールする機能を有すると考えられた。(著者抄録)

  • 医療系学士課程における段階的IPE評価のための多職種連携能力自己評価尺度(ICASU)の信頼性と妥当性の検討

    澤田 いずみ, 首藤 英里香, 中村 充雄, 青木 信裕, 後藤 葉子, 竹田 里江, 大日向 輝美

    医学教育 ( (一社)日本医学教育学会 )  51 ( 1 ) 1 - 13  2020年02月  [査読有り]

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    目的:学士課程における多職種連携能力自己評価尺度(ICASU)の信頼性と妥当性の検討。対象:全学年学部生355(看護197、理学79、作業79)人。方法:28項目の自己評価票を作成し到達度と学習機会を5段階で回答を求め、天井効果を示した項目と因子分析で因子負荷量0.4未満の項目を削除した。結果:有効回答率89.2%で、16項目が選定され、到達度と学習機会において、基盤的コミュニケーション能力、自職種・他職種理解、チーム医療協働能力の3因子が抽出され、α係数は0.8以上を示した。結論:ICASUは多職種連携能力を段階的に示す3因子で構成され、概念妥当性と内的整合性が単施設において検証された。(著者抄録)

  • 膝関節屈曲運動中のハムストリング筋活動と膝関節回旋運動の関係

    青木 信裕, 片寄 正樹

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  8 ( 8 ) 21 - 26  2019年03月  [査読有り]

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    膝関節屈曲運動中のハムストリング筋活動と膝関節回旋運動の関係を明らかにすることを目的に、健常な成人男性13名(平均年齢23.3±2.5歳)を被験者に、腹臥位、膝関節90°位で膝関節屈筋の最大等尺性収縮課題を実施し、運動課題中の表面筋電図(半腱様筋(ST)、半膜様筋(SM)、大腿二頭筋長頭(BF))と膝関節回旋角度を計測し、膝関節回旋角度と各筋の筋電図積分値比について相関関数を求めた。その結果、膝関節外旋角度は筋電図積分値のBF/ST比、BF/SM比と有意な負の相関が認められた。ここから、等尺性膝関節屈曲運動中の内側ハムストリングに対する外側ハムストリングの筋電図積分値比が高くなると、膝関節は内旋することが明らかになった。

  • Kinematic analysis of the ankle joint on the side-hop test in subjects with ankle sprains

    Masahiro Yoshida, Nobuhiro Aoki, Keigo Taniguchi, Makoto Yoshida, Masaki Katayose

    TRANSLATIONAL SPORTS MEDICINE ( WILEY )  1 ( 6 ) 265 - 272  2018年11月  [査読有り]

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    The side-hop test (SHT) is useful functional performance test for ankle sprain. However, few research exists to investigate the relationship between the SHT and functional deficit in ankle. The objective of this study was to establish SHT as an evaluation criterion of functional deficits in ankle sprain. Twenty-seven subjects with a history of ankle sprain participated. The time taken to perform SHT in the uninjured and injured limbs was measured. The angular displacements of the ankle joint were measured using the 3D motion analysis system. The muscle activities of the peroneus longus muscle (PL), tibialis anterior muscle (TA), and the medial and lateral gastrocnemius muscles (GM, GL) were measured using surface EMG. The time of SHT in the injured limb (9.22 +/- 1.19 seconds) was significantly longer than that in the uninjured limb (8.71 +/- 0.99 seconds). The range of the ankle inversion/eversion and dorsal flexion/plantar flexion in the injured limb was significantly greater than that in the uninjured limb. The injured limb showed a significant decrease in PL, TA, and GM integral EMG during SHT. Ankle motion and muscle activity caused the decline in SHT time in patients with injured limb.

    DOI

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Misc 【 表示 / 非表示

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 膝関節屈筋の部位特異的神経筋機能評価方法の開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    青木 信裕, 菅原 和広

  • 女性アスリートの足アーチ構造とジャンプ着地動作に与えるエストロゲン濃度の影響

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    片寄 正樹, 寒川 美奈, 谷口 圭吾, 岩本 えりか, 戸田 創, 青木 信裕

     研究概要を見る

    本研究の目的は、エストロゲン濃度が足内側縦アーチ高に及ぼす影響を検証し、さらに月経周期中の足内側縦アーチ高の変化がジャンプ着地動作時の下肢アライメントに及ぼす影響を検証することである。 2021年度は、研究計画の通り実験環境の準備を整え、月経周期中の血液データ採取および三次元動作解析の実験を開始することができた。結果的に31名の被験者を対象に、月経期・卵胞期後期・黄体期中期の3つのフェーズで安静立位および片脚ジャンプ着地時の足内側縦アーチ高と下肢アライメントの計測を実施した。 現在得られたデータの解析を実施中で、2022年度中の学会発表・論文執筆に向けた作業を進めている。

  • 投球障害肩に関わる肩甲骨位置の解明と予防プログラムの考案

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    片寄 正樹, 吉田 真, 青木 信裕, 吉田 昌弘, 戸田 創

    担当区分: 研究分担者

     研究概要を見る

    本研究目的は、第一に、大学野球選手を対象として、「プレシーズンに定量評価した肩甲骨位置」が「シーズン中に生じた投球障害肩」と関係するのかどうかを調べることである。第二に、投球障害肩の予防プログラムを実施することによって、プレシーズンとシーズン終了後に肩甲骨位置が改善して、シーズン中における投球障害肩の発生率が減少するのかどうかを調べることである。 1年目である2018年度は、投球動作中の肩甲骨位置および肩関節屈曲・伸展・水平内転・水平外転方向の等尺性収縮運動時の肩甲骨位置を計測する実験環境を整え、2019年度のプレシーズン計測に向けた予備実験を実施した。行った予備実験では、野球選手15名を対象に、投球動作中の肩甲骨位置と等尺性収縮運動時の肩甲骨位置との関係性を検討した。その結果、いくつかの運動方向で、投球動作中の肩甲骨位置と等尺性収縮運動時の肩甲骨位置との間に相関関係を認めた。この結果より、「定量評価した肩甲骨位置」が「投球動作中に発生する肩関節へのメカニカルストレス」に関連する可能性を推察できる。そのため、今後検討する「プレシーズンに定量評価した肩甲骨位置」と「シーズン中に生じた投球障害肩」との関係を解釈する際の参考となるデータを得られたと考えている。

  • 神経筋機能と機械的特性を考慮した膝関節屈筋包括的力発揮能力評価方法の開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    青木 信裕, 谷口 圭吾

     研究概要を見る

    当該研究は、磁気刺激を用いた神経筋機能計測と超音波エラストグラフィを用いた機械的特性計測を統合した新規的な膝関節屈筋の力発揮能力評価方法を開発することを目的とした。我々は経皮的磁気刺激を用いて坐骨神経を刺激し、膝関節屈筋の神経筋機能を定量的に評価する新規的な方法に取り組み報告している。この手法に加え、筋の機械的特性についても統合して評価することで新規的な力発揮能力評価を行う研究である。 2018年度は、これまで行ってきた神経筋機能計測方法をより詳細に行うために、磁気刺激と多点筋電計測システムを用いた計測実験環境の整備と予備実験を行った。その結果、今回の目的を果たすために必要な神経筋機能の詳細な評価には、神経筋機能の評価自体もこれまで以上に詳細な検討方法が必要であることが考えられた。また、機械的特性計測として、膝関節屈筋での筋弾性計測の計測再現性の検討を行った。予備実験を継続し、健康な対象者での包括的力発揮能力の解明に向けて、神経筋機能計測と機械的特性計測を継続する。

  • 磁気刺激を用いた膝関節屈筋機能評価方法の開発

    若手研究(B)

    研究期間:

    2015年
    -
    2017年
     

    青木 信裕

    担当区分: 研究代表者

     研究概要を見る

    本研究の目的は、磁気刺激を用いて膝関節屈筋機能を評価する新規的な方法を開発することとした。今回行う方法として、磁気刺激を用いて膝関節屈筋の生理的・心理的限界張力を評価した。その結果、磁気刺激の再現性を高く実施することが可能であり、同一被験者内においては安定して計測することが可能であった。また、誘発される収縮力と坐骨神経深度や体格には統計学的に有意な関係は認められず、本研究の実験方法を採用できる対象者については検討を重ねる必要が考えられる。

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