研究者詳細 - 岩本　えりか

通所リハビリテーション施設を利用中で、要介護認定が要支援1または2の高齢者43名を対象に、TTMに基づいて運動習慣化群24名と非運動習慣化群19名に分類し、運動行動の習慣化に関わる心理社会的要因について分析した。その結果、1)社会的要因に関しては、要介護度のみに2群間で有意差が認められた。2)心理的要因に関しては、健康度自己評価は両群間で有意差がみられなかったが、意思決定バランスの自覚的促進要因および運動セルフエフィカシー尺度の得点は運動習慣化群で有意に高値を示していた。一方、非運動習慣化群では意思決定バランスの自覚的阻害要因で「怠惰性」のみが有意に高値を示していた。

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歩行時の吸気呼気比の調節が運動-呼吸同調に与える影響

岩本えりか, 岩田美和子, 関川清一, 高橋真, 稲水惇

日本生理人類学会誌 ( 日本生理人類学会 ) 15 ( 1 ) 1 - 8 2010年

This study aimed to investigate the influence of control of inspiratory-expiratory (I:E) ratio on coordination between locomotor and respiratory rhythms. Exercises of 10 healthy women were performed at the intensity corresponding to ventilatory threshold. Breathing rhythms were spontaneous breathing and two control breathings which I:E ratios were 1:1 and 1:2. The degree of coordination at I:E ratio of 1:1 was significantly higher than that of other breathing rhythms. Compared with spontaneous breathing, RPE was significantly lower at I:E ratio of 1:1 and significantly higher at I:E ratio of 1:2. V^^・E/V^^・O_2 at I:E ratio of 1:2 was significantly higher than that of I:E ratio of 1:1. The results suggest that control of breathing rhythm affect RPE, and control I:E ratio of 1:1 might be effective for coordination during walking at moderate intensity.

DOI CiNii J-GLOBAL

自動運動の有無および上下肢の違いが運動‐呼吸同調に与える影響

岩本えりか, 高橋真, 関川清一, 稲水惇

体力科学 ( (一社)日本体力医学会 ) 58 ( 6 ) 701 - 701 2009年12月

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嚥下前後の呼吸コントロールが飲み込みやすさに与える影響

関川清一, 磯田亜美, 岩本えりか, 高橋真, 稲水惇

理学療法科学 ( 理学療法科学学会 ) 24 ( 3 ) 381 - 385 2009年06月

〔目的〕嚥下前後の呼吸コントロールが飲み込みやすさに与える影響を明らかにする。〔対象〕健常成人22名とした。〔方法〕自由嚥下および嚥下前後の4つの呼吸位相パターンでの嚥下中の舌骨上筋群活動量と時間，喉頭運動時間，および主観的飲み込みやすさを測定した。〔結果〕指示嚥下では，自由嚥下と比較して，喉頭運動時間には有意差が認められなかったが，舌骨上筋群筋活動量は有意に低値を示した。主観的飲み込みやすさは，指示嚥下と自由嚥下間に有意差が認められ，指示嚥下内での比較では嚥下前が呼気であると高値を示した。〔結語〕指示嚥下は，自由嚥下と比較すると，主観的には飲み込みにくくなるが，効率よく嚥下ができる可能性があり，その中で，嚥下前後に呼気コントロールを行うことが，主観的にも飲み込みやすいパターンになることが示唆された。

DOI CiNii

嚥下前後の呼吸コントロールが飲み込みやすさに与える影響

関川清一, 磯田亜美, 岩本えりか, 高橋真, 稲水惇

理学療法科学 ( 理学療法科学学会 ) 24 ( 3 ) 381 - 385 2009年06月

DOI CiNii J-GLOBAL

要支援高齢者における運動習慣化に関わる心理社会的要因

河江敏広, 橋詰裕美, 對東俊介, 岩本えりか, 関川清一, 高橋真, 稲水惇

臨床運動療法研究会誌 ( (NPO)日本臨床運動療法学会 ) 11 ( 1 ) 58 - 58 2009年04月

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低強度および中強度下肢運動時の呼吸様式の違いは運動 - 呼吸同調に影響を与えない

岩本えりか, 関川清一, 高橋真, 稲水惇

理学療法学 ( 日本理学療法士学会 ) 36 ( 7 ) 341 - 347 2009年

【目的】運動中の呼吸様式と運動 - 呼吸同調の関係に着目した研究は少なく，不明な点が多い。本研究では運動時における呼吸様式の違いが，運動 - 呼吸同調に与える影響を検討した。【方法】対象は健常男性10名とし，運動は6分間の定常負荷とした。運動強度は事前に算出した換気性作業閾値（以下VT）により60%VT，100%VT，呼吸様式は自由呼吸，横隔膜呼吸の4条件を，各々別の日に実施した。運動 - 呼吸同調は，呼吸リズムと運動テンポより解析した。【結果】同調発生率は呼吸様式により有意差を認めなかった。同調時と非同調時の比較では，同調時の酸素摂取量が，自由呼吸での60%VT時のみ有意に高値を示したが（p < 0.05），他の呼吸諸量では有意差を認めなかった。同調発生率と酸素摂取量，換気効率に有意に高い相関は認めなかった。【結論】以上の結果より，健常者において60〜100%VT強度の運動時に横隔膜呼吸を行うことは，同調発生率に影響が少なく，同調現象の利得である酸素摂取量の減少，換気効率の改善が得にくいことが示唆された。

DOI CiNii J-GLOBAL

下肢運動時における呼吸様式の違いが運動―呼吸同調に与える影響

岩本えりか, 對東俊介, 関川清一, 稲水惇

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 ( (一社)日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 ) 18 ( Suppl. ) 131S - 131s 2008年10月

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