新沼 猛 (ニイヌマ タケシ)

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所属

医学部 分子生物学講座

職名

講師

ホームページ

https://kaken.nii.ac.jp/d/r/60708113.ja.html

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2021年06月
    -
    継続中

    札幌医科大学   医学部 分子生物学講座   講師

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   消化器内科学  

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 大腸がんにおけるAEBP1の発現上昇は腫瘍血管新生を促進する

    鈴木 拓, 萬 顕, 山本 英一郎, 新沼 猛, 北嶋 洋志, 甲斐 正広, 仲瀬 裕志

    日本臨床分子医学会学術総会プログラム・抄録集 ( 日本臨床分子医学会 )  57回   63 - 63  2020年04月

  • 【エピジェネティクスと疾患】DNAメチル化

    新沼 猛, 鈴木 拓

    医学のあゆみ ( 医歯薬出版(株) )  272 ( 1 ) 4 - 9  2020年01月  [査読有り]

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    DNAのメチル化は最もよく知られたエピジェネティック修飾のひとつであり、発生、分化から加齢、がんを含む多くの疾患まで広範な生命現象に関連している。DNAメチル化にはメチル基転移酵素であるDNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)ファミリーが関与しており、DNA複製の際の維持メチル化やde novoメチル化を制御している。また、TETファミリー蛋白による能動的なDNA脱メチル化も、DNAメチル化を制御する重要な因子であることが知られている。また、DNAメチル化を介した遺伝子発現制御には、メチル化DNA結合蛋白など種々の分子群が関連している。これらの複数の機構が細胞特異的なDNAメチル化や遺伝子発現を規定している。本稿では、DNAメチル化制御に関連する分子の構築、調節機構について紹介し、さらに発生時におけるDNAメチル化レベルのダイナミックな変化について述べる。(著者抄録)

  • 【消化器癌治療における新しい分子標的】GIST治療抵抗例からみた新たな分子標的治療の可能性を探る

    新沼 猛, 鈴木 拓, 篠村 恭久

    分子消化器病 ( (株)先端医学社 )  9 ( 1 ) 27 - 32  2012年03月  [査読有り]

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    消化管間質腫瘍(GIST)に対する薬物治療としてはイマチニブメシル酸塩(イマチニブ)、スニチニブリンゴ酸塩(スニチニブ)が用いられているが、これらの薬剤に耐性をもつ症例も出現してきている。イマチニブ耐性にはもとから効果が低いと考えられる一次耐性、新たな遺伝子変異の獲得による二次耐性がある。スニチニブ耐性の機序については完全には解明されてはいないが、活性化ループ(activation loop)の変異によるKITの自律活性化やプロモーター領域のメチル化によるPTENの発現低下とAkt経路の活性化などの報告がある。イマチニブ、スニチニブ耐性例に対しては新規のチロシンキナーゼ阻害薬であるニロチニブ塩酸塩や、mTORなどの細胞内シグナル伝達経路の阻害薬、チロシンキナーゼと細胞内シグナル伝達分子の両者を標的とするソラフェニブトシル酸塩などのマルチターゲットチロシンキナーゼなどの治療が考えられている。また熱ショック蛋白(Hsp)90などの腫瘍形成に関与する分子を標的とする薬剤などが治療標的として考えられており、臨床試験も進んでいるところである。(著者抄録)

  • 【ここまでみえるようになった小腸内視鏡検査】小腸病変の画像アトラス 潰瘍・びらん性病変

    新沼 猛, 山下 健太郎, 篠村 恭久

    Mebio ( (株)メジカルビュー社 )  29 ( 2 ) 80 - 81  2012年02月  [査読有り]

  • 【腫瘍マーカー-その今日的解釈(理解)と応用】間葉系腫瘍の腫瘍マーカー

    新沼 猛, 鈴木 拓, 篠村 恭久

    成人病と生活習慣病 ( (株)東京医学社 )  41 ( 6 ) 735 - 737  2011年06月  [査読有り]

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    ・消化管間葉系腫瘍の多くを占めるGISTのマーカーとしてはKITの発現が広く用いられている。・一部のKIT陰性のGISTに対してPKCθ、DOG1などの発現を検索することが有用であることがある。・GISTにおいては悪性度や予後と相関するとされるさまざまなマーカーが用いられており、細胞増殖の指標として用いられているMIB-1 labeling indexのほかにも、癌抑制遺伝子であるp16の発現低下やT細胞活性化抗原であるCD26の高発現が高リスク、予後不良と関連すると報告されている。・その他の間葉系腫瘍としては平滑筋腫瘍、神経性腫瘍、血管性腫瘍、線維芽細胞性腫瘍があり、平滑筋腫瘍においてはactinやmyosinが、神経性腫瘍においてはS100やGFAP(glial fibrillary acidic protein)、血管性腫瘍においては内皮系のマーカーであるCD31、CD34、von Willebrand因子などが用いられている。・線維芽細胞性腫瘍のうち腸間膜線維腫症においてはβ-cateninの発現上昇が認められることが多く診断の一助となる。(著者抄録)

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Misc 【 表示 / 非表示

  • 臨床医学の最新情報 がんのnon-coding RNA異常およびエピゲノム異常の解析とその応用

    鈴木 拓, 新沼 猛, 北嶋 洋志, 山本 英一郎, 甲斐 正広, 高橋 秀明, 伊東 文生

    電気泳動 ( 日本電気泳動学会 )  62 ( Suppl. ) s23 - s23  2018年08月

  • 胃がん発生に関与する長鎖non-coding RNAの同定

    北嶋 洋志, 丸山 玲緒, 山本 英一郎, 新沼 猛, 甲斐 正広, 時野 隆至, 仲瀬 裕志, 鈴木 拓

    生命科学系学会合同年次大会 ( 生命科学系学会合同年次大会運営事務局 )  2017年度   [2P - 0828]  2017年12月

  • SMOC1のエピジェネティックなサイレンシングは大腸鋸歯状腺腫の発育進展に関連する

    青木 敬則, 山本 英一郎, 高澤 啓, 新沼 猛, 山野 泰穂, 原田 拓, 萬 顕, 北嶋 洋志, 甲斐 正広, 澤田 典均, 仲瀬 裕志, 菅井 有, 鈴木 拓

    日本癌学会総会記事 ( 日本癌学会 )  76回   P - 2227  2017年09月

  • 消化管間質腫瘍においてエピジェネティックに制御される長鎖noncoding RNAの探索

    新沼 猛, 北嶋 洋志, 山本 英一郎, 甲斐 正広, 仲瀬 裕志, 時野 隆至, 今井 浩三, 鈴木 拓

    日本癌学会総会記事 ( 日本癌学会 )  76回   P - 2257  2017年09月

  • 大腸がんにおける腫瘍血管内皮関連遺伝子の同定

    萬 顕, 山本 英一郎, 沼田 有斗, 新沼 猛, 北嶋 洋志, 甲斐 正広, 青木 敬則, 若杉 英樹, 時野 隆至, 中瀬 裕志, 菅井 有, 鈴木 拓

    日本癌学会総会記事 ( 日本癌学会 )  76回   P - 2224  2017年09月

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