鳥谷 めぐみ (トリヤ メグミ)

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所属

保健医療学部 看護学科 看護学第三講座

職名

講師

学位 【 表示 / 非表示

  • 2023年   札幌医科大学   博士(看護学)

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本ルーラルナーシング学会

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    日本看護学教育学会

  •  
     
     

    日本老年看護学会

  •  
     
     

    日本看護科学学会

  •  
     
     

    日本看護研究学会

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   高齢者看護学、地域看護学  

  • ライフサイエンス   臨床看護学  

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   保健医療学部 看護学科   講師  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 軽症脳卒中

  • せん妄

  • IT

  • 高齢者

  • 再発予防

論文 【 表示 / 非表示

  • 医療機関におけるせん妄ケアの質評価指標開発のためのパイロットスタディ

    鳥谷 めぐみ, 長谷川 真澄, 木島 輝美, 粟生田 友子

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 12 ) 29 - 35  2023年03月  [査読有り]

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    本研究の目的は,せん妄リスクのある患者へのケアの質を評価する指標を開発するために質問項目を精選することである.先行研究から作成したせん妄ケアの質評価指標55項目について,臨床経験1年以上の看護師291名を対象にWeb調査を実施した.123名の協力が得られ,対象基準に合致した119票を分析対象とした.対象者の平均臨床経験年数は13.0±8.3年であった.天井効果,床効果,I-T相関分析の結果をもとに探索的因子分析(主因子法,プロマックス回転)を試行した結果,「ストレスなく生活するためのケア」「安心感をもたらすコミュニケーション」「排泄や活動のニーズを満たすケア」「呼吸・循環・水分・栄養ケア」「せん妄患者の世界を理解した関わり」「感覚障害・見当識へのケア」「覚醒を促すケア」など先行研究と類似した11因子46項目が抽出された.(著者抄録)

  • せん妄リスクのある患者への看護実践の知 一般病院におけるエスノグラフィ研究

    長谷川 真澄, 粟生田 友子, 道信 良子, 木島 輝美, 鳥谷 めぐみ

    老年看護学 ( (一社)日本老年看護学会 )  26 ( 1 ) 69 - 78  2021年07月  [査読有り]

     概要を見る

    本研究は、エスノグラフィの手法を用いて、看護師が日常行っているせん妄リスクのある患者への看護実践を記述し、そこからせん妄ケアの核となる文化的テーマを特定することを目的とした。研究参加者である一般病院2施設の看護師9人を対象として、せん妄リスクのある患者への看護実践場面を参加観察し、その後、半構造化インタビューを行った。参加観察のフィールドノートおよびインタビューの逐語録をSpradleyの分析手法に則り分析した。分析の結果、せん妄リスクのある患者への看護実践として7つの要素が特定され、構造化された。せん妄ケアの看護実践を統合する文化的テーマは「患者にとってストレスになるものを予測し、安楽にすごせるようにする」であった。本研究で特定されたせん妄ケアの構造と文化的テーマから、患者を個別性のある全人的な存在としてとらえ、入院治療環境における患者のストレスや基本的ニードをアセスメントし、患者との相互作用を基盤にしながら安楽の増進に向けて援助することが、せん妄ケアの本質として重要である可能性が示唆された。(著者抄録)

  • 脳卒中患者におけるリスク認知の評価に関する研究の動向と課題

    鳥谷 めぐみ

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 10 ) 7 - 12  2021年03月  [査読有り]

    担当区分:   筆頭著者

  • 高齢軽症脳梗塞患者の再発に関するリスク認知

    鳥谷めぐみ, 長谷川真澄, 粟生田友子

    日本看護科学学会誌   40   14 - 22  2020年09月  [査読有り]

    担当区分:   筆頭著者

  • 卒業年次の看護技術到達度別にみた到達率と経験状況に関する調査

    佐藤 公美子, 大塚 知子, 中村 円, 鳥谷 めぐみ, 澄川 真珠子, 田畑 久江, 横山 まどか, 大日向 輝美

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 7 ) 50 - 54  2018年03月  [査読有り]

     概要を見る

    A大学2016年度卒業年次学生48名を対象に、看護技術到達度「I」単独で実施できる、「II」指導のもとで実施できる、両レベルの到達状況や臨地実習での経験状況について「看護技術学習ノート」によるデータ収集を行った。「看護技術学習ノート」の記載より厚生労働省(2007)が示した看護師教育の技術項目、小項目141項目と大項目13項目の到達状況に関しての自己評価と実習経験について整理したところ、到達度「I」のうち到達度がもっとも少ない項目は「経鼻胃カテーテルからの流動食の注入ができる」であった。看護技術の大項目13項目の平均到達率と平均経験率に関連性にパターンは見られなかったが、「食事の援助技術」や「排泄の援助技術」などの日常生活援助技術が到達状況、実習経験ともに低い傾向にあった。臨地実習側は経験可能な看護技術を再考し、教育期間側は実習で経験の少ない看護技術を抽出し、学内演習で行うなどの検討が必要であると考えられた。

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 新体系看護学全書 老年看護学2健康障害をもつ高齢者の看護

    鳥谷 めぐみ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第4章 高齢者特有の疾患と看護,脳・神経疾患と看護(脳血管障害),運動器疾患と看護)

    メヂカルフレンド社  2020年11月

  • 高齢者看護学 第3版

    鳥谷 めぐみ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 長期・慢性疾患をもつ高齢者の看護,B脳血管障害と看護)

    2018年02月

  • チームで取り組むせん妄ケア 予防からシステムづくりまで

    鳥谷 めぐみ

    2017年

  • 根拠と事故防止からみた老年看護技術

    亀井 智子編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 窒息)

    2012年08月

Misc 【 表示 / 非表示

  • 高齢軽症脳梗塞患者の再発に関するリスク認知尺度開発のためのパイロットスタディ

    鳥谷 めぐみ, 長谷川 真澄, 山本 武志

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  42回   690 - 690  2022年12月

  • せん妄ケアの質評価指標の検討

    長谷川 真澄, 鳥谷 めぐみ, 木島 輝美, 粟生田 友子

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  42回   641 - 642  2022年12月

  • 急性期から回復期における高次脳機能障害の症状アセスメントの困難事例の分析―看護師のケア体験のエピソードからー

    粟生田友子, 鳥谷 めぐみ

    第6回ニューロサイエンス看護学会    2019年03月

  • 高齢軽症脳卒中患者の再発リスク認知の構造

    鳥谷 めぐみ, 粟生田友子, 長谷川真澄

    第6回ニューロサイエンス看護学会    2019年03月

  • 高齢軽症脳卒中患者の再発リスク認知の特徴 入院中のインタビューから

    鳥谷 めぐみ, 粟生田 友子, 長谷川 真澄

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  38回   [P1 - 26]  2018年12月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 高齢軽症脳卒中患者を対象とした再発予防を目指すデジタルヘルスシステムの構築

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2026年03月
     

    鳥谷 めぐみ, 粟生田 友子, 長谷川 真澄

  • 高齢患者のせん妄及び身体拘束予防ケアの質向上をめざす包括的教育パッケージの開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    長谷川 真澄, 鳥谷 めぐみ, 木島 輝美, 粟生田 友子

  • 高次脳機能障害者への「健康関連 アクティビティ」を維持・増進する介入方法の開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    粟生田 友子, 鳥谷 めぐみ

     研究概要を見る

    本研究は、交通外傷等で増加している若年の高次脳機能障害者の残遺症状に対応した在宅生活における「アクティビティ(日常性の中にある健康に関連する活動)」の現状を査定し、多彩な残遺症状を示す高次脳機能障害者に必要な健康的で「アクティブな生活」を維持・増進するプログラムを開発することを目的とする。具体的には、①50代以下の年齢層における経年的アクティビティの変化とその要因の同定、②若年高次脳機能障害のアクティビティの評価指標の開発、③残遺症状ごとに有用なアクティビティプランを策定し、評価することが研究の全体計画である。 令和3年度~4年度については、50代以下の年齢層におけるアクティビティの変化とその要因の同定、50代以下の高次脳機能障害者を対象に、医療機関を退院していく事例のアクティビティを在宅へ訪問し、面接法にてデータ収集に入ることとしていた。 令和3年度は、調査内容の検討を進め、対象者の認知している障害状況、生活状況、生活環境、家族から支援を受けている状況等を含め調査内容を確定していこうとしている。この情報から1日当たりの運動量、活動の量と質を推定できることをねらいとして、事例ごとの生活のデータとを集積することで、どのようなアクティビティが活動量の上昇につながっていくかを推定したいと考えていた。しかし、予定していた面接法は、未だコロナ禍にあって実行することは難しいと考えられ、質問紙での調査へ変更するよう見直しを進めている。

  • 急性期から回復期の高次脳機能障害者への精神症状対応モデルと介入プログラムの開発

    挑戦的萌芽研究

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2019年03月
     

    粟生田 友子, 川里 庸子, 加藤 晴美, 篠崎 菜穂子, 粕谷 陽子, 鳥谷 めぐみ, 川里 庸子

     研究概要を見る

    本研究は、精神症状により介入が難しい高次脳機能障害患者に対する症状対応のケアモデル構築と実践的介入プログラムを作成することを目的とした。ケアモデルは、第1段階で先行研究を基にモデル案を作成し、ケアの要素を12項目に分類して素案とし、それをもとにモデルの有用性について、看護実践の場での介入についてヒヤリングした。第2段階では、ケアモデルの有用性を高めるため、エキスパート性の高い脳卒中分野の認定看護師を対象に、対応困難とされた事例へのケア体験を語ってもらい、看護師の介入方法を探索的に抽出し、ケアモデルに統合した。また、その語りの中から具体的な介入方法について例示し、介入プログラムとして策定した。

  • 軽症脳卒中患者への急性期から在宅までのシームレスな再発予防支援プログラム開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2015年
    -
    2019年
     

    鳥谷 めぐみ

    担当区分: 研究代表者

     研究概要を見る

    本研究は、高齢軽症脳卒中患者への急性期から在宅まで切れ目のない再発予防支援プログラムを開発し、プログラムの効果を検証することを目的とした。まず、発症後1週間以内の高齢軽症脳卒中患者を対象に、入院時と初回外来時に、発症や再発と健康管理に関するインタビューを実施し、急性期から在宅への健康管理の以降に伴う課題を検討した。これらの結果から、再発に関する危機感が漠然としており、自身の健康管理への自負があることが明らかになった。急性期から在宅まで継続した再発予防にはリスク認知へのアプローチが必要と考え、介入の効果を測定するために、高齢軽症脳卒中患者を対象とした再発に関するリスク認知の尺度化に取り組んだ。

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • Development of the Self-Report Scale of Delirium Care

    Hasegawa M, Toriya M, KijimaT, Aohda T  [招待有り]

    IAGG Asia;Oceania Regional;Congres  

    発表年月: 1900年

    開催年月日:
    2023年06月
     
     
  • 患者のレディネスをどう捉え介入するか

    鳥谷めぐみ

    日本脳神経看護研究学会北海道地方部会研修会  

    発表年月: 2022年01月

  • 北海道に居住する高齢者の冬季における食生活の現状と課題

    鳥谷めぐみ, 高野良子, 長谷川真澄, 瀧断子

    日本ルーラルナーシング学会第3回学術集会  

    発表年月: 2008年09月

  • Characteristics of QOL and difficulties in daily life of elderly minor stroke patients

    鳥谷 めぐみ

    18th East Asia Forum of Nursing Scholars (EAFONS)  

    発表年月: 2015年02月

  • 積雪寒冷地に居住する独居高齢者のITを活用した運動支援プログラムの開発

    瀧断子, 浅井さおり, 鳥谷めぐみ

    日本ルーラルナーシング学会第1回学術集会  

    発表年月: 2006年07月

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