研究者詳細 - 齋藤　充史

62歳、男性。慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukemia:CML)に対して、20XX-4年からダサチニブ(dasatinib)の内服を開始し、寛解状態を維持していた。20XX-1年9月より労作時呼吸困難が出現し、胸部画像で右胸水貯留を認めた。胸水はリンパ球優位の滲出性胸水だったが、性状は乳びであった。ダサチニブを半量に減量することで胸水の増加は止まり、CMLの病状悪化もなかった。ダサチニブによる胸水貯留は有害事象として知られているが、乳び胸の報告は海外でもまだ少ない。ダサチニブによる乳び胸水を認め、減量・継続にてコントロールし得た1例を経験したので報告する。(著者抄録)

細径胆管造影針を用いて施行したエコーガイド下経皮生検の検討

竹中遥, 高橋守, 伊東菜亜美, 森川皓平, 池田拓海, 安田健人, 小玉賢太郎, 齋藤充史, 宮島さつき, 千葉弘文

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 11 ( 増刊 ) 216 - 216 2022年04月

COPD診療におけるFEV1経年変化量とインパルスオキシメトリーの検討

菅原洋行, 齋藤充史, 横山早織, 常松和則, 千葉弘文

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 11 ( 増刊 ) 201 - 201 2022年04月

COVID-19 臨床経過予測因子 COVID-19肺炎重症度予測マーカーとしてのIL-6、INF-λ3、NGALの検討

齋藤充史, 安田健人, 黒沼幸治, 中江舞美, 藤谷好弘, 高橋聡, 千葉弘文

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 11 ( 増刊 ) 153 - 153 2022年04月

BAL標本解析における再現性ならびに評価者間の一致率についての検討

早稲田優子, 木村聡美, 山岡幸司, 近澤亮, 島田昭和, 園田智明, 山口牧子, 本定千知, 門脇麻衣子, 梅田幸寛, 安斎正樹, 加瀬一政, 石田学, 渡辺知志, 濱口俊一, 齋藤充史, 堀益靖, 宮本篤, 濡木真一, 栗本典昭, 岡輝明, 石井晴之, 高橋弘毅, 礒部威, 石塚全

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 11 ( 増刊 ) 169 - 169 2022年04月

肝細胞増殖因子受容体METの糖鎖の構造と機能

高橋素子, 齋藤淳, 長谷川喜弘, 藤谷直樹, 有木茂, 上原康昭, 松本邦夫

日本糖質学会年会要旨集 41st 2022年

J-GLOBAL

【肺免疫から肺疾患を考える】肺疾患とマイクロバイオーム

齋藤充史, 黒沼幸治, 千葉弘文

呼吸器内科 ( (有)科学評論社 ) 40 ( 6 ) 551 - 556 2021年12月

局所麻酔下胸腔鏡検査におけるクライオバイオプシーの有用性についての検討

槌本朱里, 齋藤充史, 伊東菜亜美, 森川皓平, 安田健人, 池田拓海, 竹中遥, 小玉賢太郎, 宮島さつき, 高橋守, 千葉弘文

気管支学 ( (NPO)日本呼吸器内視鏡学会 ) 43 ( 6 ) 689 - 690 2021年11月

局所麻酔下胸腔鏡検査におけるクライオバイオプシーの有用性についての検討

槌本朱里, 齋藤充史, 伊東菜亜美, 森川皓平, 安田健人, 池田拓海, 竹中遥, 小玉賢太郎, 宮島さつき, 高橋守, 千葉弘文

気管支学 ( (一社)日本呼吸器内視鏡学会 ) 43 ( 6 ) 689 - 690 2021年11月

COVID-19肺炎におけるバイオマーカーとしての血清SP-AおよびSP-Dの有用性

千葉弘文, 齋藤充史, 黒沼幸治, 茂庭慶悟, 高橋弘毅

日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌 ( 日本肺サーファクタント・界面医学会 ) 52 31 - 31 2021年10月

新型コロナウイルス感染症が北海道内の病院・診療所の診療に与えた影響に関するアンケート調査

齋藤充史, 千葉弘文, 服部健史, 黒沼幸治, 中久保祥, 鎌田啓佑, 田代典夫, 田中裕士, 福家聡, 今野哲

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 10 ( 3 ) 245 - 250 2021年05月

北海道における新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)流行の経験を全国の医療従事者と共有し、大病院と診療所/クリニックとの相違を明らかにすることで、今後の診療に役立てることを目的としてアンケート調査を実施した。診療所ではCOVID-19対策における物理的な制約や、経営的な影響、ストレスに感じる項目など、病院とは異なる影響や考え方があることが明らかとなった。今後それぞれの医療現場の立場・状況に応じてCOVID-19に対する方策を検討することの重要性が示唆された。(著者抄録)

VIO soft-coagulation systemによる肺瘻修復メカニズムについての検討

高橋有毅, 多田周, 槙龍之輔, 宮島正博, 渡辺敦, 佐久間裕司, 齋藤充史

日本呼吸器外科学会雑誌 ( (NPO)日本呼吸器外科学会 ) 35 ( 3 ) RO23 - 6 2021年05月

間質性肺疾患における肺マイクロバイオームの意義人と動物モデルにおける解析からわかってきたこと

齋藤充史

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 10 ( 増刊 ) 119 - 119 2021年04月

【呼吸器疾患とマイクロバイオーム】特発性肺線維症における肺マイクロバイオーム研究の展開

黒沼幸治, 齋藤充史, 千葉弘文

呼吸臨床 ( COSMIC ) 5 ( 4 ) 1/5 - 5/5 2021年04月

特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis:IPF)は進行性に肺の線維化を来す予後不良の疾患である。近年肺マイクロバイオームの解析により,IPFの進行と肺マイクロバイオータの多様性喪失(dysbiosis)との相関やIPFの病態形成と微生物の関わりに関する新たな知見が得られている。今後マイクロバイオーム解析がIPFの診断や治療の発展に寄与し,新規治療法の開発が進むことが期待されている。(著者抄録)

COVID-19肺炎重症度予測マーカーとしての血清SP-A,D値の検討

齋藤充史, 黒沼幸治, 小玉賢太郎, 茂庭慶悟, 高橋聡, 高橋弘毅, 千葉弘文

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 10 ( 増刊 ) 272 - 272 2021年04月

臨床応用を目指した肺胞微石症の基礎および治療法の検討

齋藤充史, 高宮里奈, 藤谷直樹, 有木茂, 黒沼幸治, 千葉弘文, 高橋素子, 高橋弘毅

日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌 ( 日本肺サーファクタント・界面医学会 ) 51 32 - 33 2021年03月

MALDI-TOF MSを用いてNocardia otitidiscaviarumを同定した肺ノカルジア症の1例

佐々原正幸, 斎藤充史, 宮坂友紀, 林智宏, 小玉賢太郎, 堀哲也

感染症学雑誌 ( (一社)日本感染症学会 ) 95 ( 1 ) 17 - 20 2021年01月

症例は88歳女性で、持続する発熱を主訴とした。胸部CTで右上・中・下葉に一部が結節様に多発する浸潤影、右側胸水、縦隔リンパ節腫大を認めた。喀痰検査の結果から好気性放線菌を疑い、imipenem/cilastatin加療を開始したが、発熱が持続し胸部X線写真でも陰影が増悪した。第6病日にマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析法を用いた細菌同定法によりNocardia otitidiscaviarumが同定され、肺ノカルジア症と確定診断した。抗菌薬をST合剤点滴へ変更し、6週間後に経口内服に変更した。治療開始約2ヵ月後の胸部X線画像で右肺野の浸潤影はほぼ消退した。

治療開始7ヵ月後にParadoxical reactionを来した粟粒結核の1例

今井優衣, 宮島さつき, 鎌田弘毅, 佐々原正幸, 宮坂友紀, 林智弘, 小玉賢太郎, 吉川匠, 斎藤充史, 高橋守, 千葉弘文, 高橋弘毅

日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌 ( 日本サルコイドーシス ) 40 ( 1-2 ) 57 - 57 2020年10月

肺胞微石症IIb型ナトリウムリン酸共輸送体(Npt2b)欠損マウスを用いた臨床応用に向けた肺胞微石症の病態解析

高宮里奈, 三木寿美, 村上誠, 高橋弘毅, 齋藤充史

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 93回 [P - 608] 2020年09月

本邦における肺胞微石症の一症例とモデルマウスを用いた病態解析

齋藤充史, 高宮里奈, 有木茂, 黒沼幸治, 千葉弘文, 高橋弘毅

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 9 ( 増刊 ) 254 - 254 2020年08月

インパルスオシロメトリーで分類された気管支喘息亜型の吸入ステロイド治療効果の比較

菅原洋行, 齋藤充史, 横山早織, 常松和則, 千葉弘文, 高橋弘毅

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 9 ( 増刊 ) 231 - 231 2020年08月

マウス肺瘻モデルを用いたVIO soft-coagulation systemによる肺瘻修復効果と肺実質組織変化の検討

高橋有毅, 齋藤充史, 佐久間裕司, 渡辺敦

日本呼吸器外科学会雑誌 ( (NPO)日本呼吸器外科学会 ) 34 ( 3 ) RO11 - 4 2020年08月

METの部位特異的糖鎖構造の解析

齋藤淳, 横山早織, 藤谷直樹, 齋藤充史, 有木茂, 千葉弘文, 高橋弘毅, 高橋素子

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 9 ( 増刊 ) 303 - 303 2020年08月

インパルスオシロメトリーで分類された気管支喘息亜型の吸入ステロイド治療効果の比較

菅原洋行, 齋藤充史, 横山早織, 常松和則, 千葉弘文, 高橋弘毅

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 9 ( 増刊 ) 231 - 231 2020年08月

肺MAC症における血清L-Ficolinの意義

黒沼幸治, 小林智史, 斎藤充史, 池田貴美之, 大塚満雄, 千葉弘文, 有木茂, 高橋素子, 高橋弘毅

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 24 ( 1 ) 84 - 87 2020年03月

肺Mycobacterium avium complex(MAC)症患者におけるL-Ficolinの役割について検討した。肺MAC症患者61例を対象とし、対照群は呼吸器疾患を有していない健常者30例とした。血清L-Ficolinは対照群30例に比べ、肺MAC症患者群61例で有意に低値であった(1.69±1.27μg/mL vs.3.96±1.42μg/mL:p<0.001)。ROC解析結果にもとづくcut off値は2.48μg/mLであった(AUC 0.90、感度83.6%、特異度86.7%)。胸部画像所見からMAC症の病型別にL-Ficolin値について検討した。その結果、血清L-Ficolinは結節・気管支拡張型では線維空洞型に比べて有意に低値であった。さらにMAC症の重症度の評価としてHRCTスコアリング法を用いて検討した。HRCTスコアは高値であれば重症と考えられるが、高値群で有意に低値であった。次にM.aviumとL-Ficolinの直接相互作用について検討を行った。In vitroの実験で精製L-FicolinはM.aviumに濃度依存性に結合した。また、M.avium細胞壁主成分であるリポアラビノマンナンとL-Ficolinも特異的な結合を認めた。培地中でのM.aviumの増殖にL-Ficolinやサーファクタント蛋白質A、D(SP-A、SP-D)が及ぼす影響を調べた。以前の検討からSP-Aは増殖抑制効果を示し、SP-Dは影響を及ぼさないことが分かっていたため、比較のために用いた。L-FicolinはM.aviumの増殖を有意に抑制した。また、抑制効果はL-Ficolin濃度依存性であった。

自己免疫性肺胞蛋白症の2例症例を通して病態形成を考える

池田貴美之, 千葉弘文, 萬谷峻史, 澤井健之, 齋藤充史, 梅田泰淳, 錦織博貴, 黒沼幸治, 大塚満雄, 高橋弘毅

日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌 ( 日本肺サーファクタント・界面医学会 ) 50 48 - 50 2019年10月

サーファクタントタンパク質Aによる尿路病原性大腸菌の排除機構

有木茂, 齋藤充史, 高宮里奈, 高橋素子

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 92回 [3P - 338] 2019年09月

タバコ煙中のacroleinによる肺サーファクタントタンパク質D(SP-D)の構造、機能への影響

高宮里奈, 有木茂, 前野敏孝, 齋藤充史, 高橋弘毅, 高橋素子, 中の三弥子

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 92回 [1T10m - 05] 2019年09月

ErbB3の糖鎖による物性制御メカニズム

高橋素子, 加藤公児, 藤谷直樹, 斎藤充史, 和田芳直, 姚閔

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 92回 [1T10m - 01] 2019年09月

非結核性抗酸菌症血清L-Ficolin低値が肺MAC症の発症に関連する

小林智史, 黒沼幸治, 齋藤充史, 池田貴美之, 大塚満雄, 千葉弘文, 高橋弘毅

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 8 ( 増刊 ) 158 - 158 2019年03月

タバコ煙中のアクロレインが肺サーファクタントタンパク質A(SP-A)に及ぼす影響

高宮里奈, 前野敏孝, 有木茂, 齋藤充史, 高橋弘毅, 黒木由夫, 高橋素子

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 23 ( 1 ) 68 - 72 2019年03月

びまん性肺疾患の基礎研究臨床応用を目指した肺胞微石症の基礎および治療法の検討

齋藤充史, 齋藤淳, 藤谷直樹, 有木茂, 高橋素子, 高橋弘毅

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 8 ( 増刊 ) 164 - 164 2019年03月

結核性膝関節炎を先行発症した結核性胸膜炎の1例

小林智史, 本田宏幸, 斎藤充史, 錦織博貴, 黒沼幸治, 高橋弘毅

感染症学雑誌 ( (一社)日本感染症学会 ) 93 ( 1 ) 100 - 101 2019年01月

臨床応用を目指した肺胞微石症の基礎および治療法の検討

齋藤充史, 齋藤充史, 齋藤淳, 齋藤淳, 藤谷直樹, 有木茂, 高橋素子, 高橋弘毅

日本呼吸器学会誌(Web) 8 2019年

J-GLOBAL

特発性肺線維症における肺マイクロバイオーム研究の展開

黒沼幸治, 齋藤充史, 池田貴美之, 大塚満雄, 千葉弘文, 高橋弘毅

日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌 ( 日本肺サーファクタント・界面医学会 ) 49 1 - 7 2018年10月

以前は無菌であると考えられていた気道の上皮表面には、健康な状態でも多様な微生物叢が存在することが明らかとなり、特発性肺線維症(IPF)の患者は微生物叢の異常がある可能性が示唆されている。IPFの肺マイクロバイオームを検討することにより、予後予測のバイオマーカーや治療の新たな標的を探索することが可能になる。最近の研究では、IPFにおける肺微生物叢変化に対する宿主応答と病因との関連性が解明され始めている。

特発性肺線維症における肺マイクロバイオームについての検討

高橋洋平, 齋藤充史, 池田貴美之, 小林智史, 黒沼幸治, 千葉弘文, 佐々木泰史, 高橋弘毅

日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌 ( 日本サルコイドーシス ) 38 ( 1-2 ) 104 - 104 2018年10月

肺胞微石症モデルマウスを用いた病態解析から見えた今後の治療戦略

齋藤充史

最新医学 ( (株)最新医学社 ) 73 ( 10 ) 1388 - 1391 2018年10月

肺胞微石症は、SLC34A2遺伝子変異によるナトリウム・リン酸共輸送体の欠損が原因で、肺胞内にリン酸カルシウム結石を生じる常染色体劣性遺伝疾患である。低酸素血症、拘束性肺障害を呈して死に至るが、現在まで有効な治療法はない。本稿では肺胞微石症モデルマウスを用いた病態解析を概説し、今後の肺胞微石症に対する治療戦略について考察したい。(著者抄録)

ErbB4の糖鎖による機能制御メカニズム

高橋素子, 和田芳直, 浅川大樹, 有木茂, 高宮里奈, 齋藤充史

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 91回 [1T11a - 037)] 2018年09月

免疫抑制療法中の間質性肺疾患患者における肺炎球菌ワクチンの効果の検討

黒沼幸治, 本田宏幸, 齋藤充史, 小林智史, 錦織博貴, 佐藤豊孝, 横田伸一, 高橋弘毅

日本化学療法学会雑誌 ( (公社)日本化学療法学会 ) 66 ( Suppl.A ) 378 - 378 2018年04月

J-GLOBAL

マイクロバイオーム解析に基づく間質性肺炎の病態解明

齋藤充史, 黒沼幸治, 小林智史, 本田宏幸, 錦織博貴, 高橋弘毅

日本化学療法学会雑誌 ( (公社)日本化学療法学会 ) 66 ( Suppl.A ) 321 - 321 2018年04月

J-GLOBAL

侵襲性肺炎球菌感染症患者から分離された多剤耐性肺炎球菌の解析

本田宏幸, 佐藤豊孝, 大越康雄, 村林広美, 小林智史, 齋藤充史, 錦織博貴, 黒沼幸治, 高橋弘毅, 横田伸一

日本化学療法学会雑誌 ( (公社)日本化学療法学会 ) 66 ( Suppl.A ) 289 - 289 2018年04月

J-GLOBAL

肺MAC症患者におけるL-Ficolinの役割の検討

小林智史, 齋藤充史, 本田宏幸, 錦織博貴, 黒沼幸治, 高橋弘毅

日本化学療法学会雑誌 ( (公社)日本化学療法学会 ) 66 ( Suppl.A ) 347 - 347 2018年04月

J-GLOBAL

臨床応用に向けた肺胞微石症の病態解析

齋藤充史

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 7 ( 増刊 ) 238 - 238 2018年03月

臨床応用に向けた肺胞微石症の病態解析

齋藤充史

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 7 ( 増刊 ) 238 - 238 2018年03月

結核感染を合併したStreptococcus salivariusおよびStreptococcus mitis/oralisによる肺膿瘍の1例

小林智史, 本田宏幸, 斎藤充史, 錦織博貴, 黒沼幸治, 高橋弘毅

感染症学雑誌 ( (一社)日本感染症学会 ) 92 ( 2 ) 229 - 230 2018年03月

肺切除術後の気管支断端瘻・肺瘻に対する内視鏡的治療経験

高橋晴香, 森勇樹, 宮坂友紀, 高橋洋平, 吉川匠, 多屋哲也, 齋藤充史, 池田貴美之, 宮島さつき, 高橋守, 千葉弘文, 山田玄, 高橋弘毅

気管支学 ( (NPO)日本呼吸器内視鏡学会 ) 40 ( 1 ) 69 - 69 2018年01月

器質化肺炎との鑑別に外科的肺生検を要した浸潤性粘液性腺癌の2例

長野佑太郎, 高橋守, 高橋晴香, 宮坂友紀, 高橋洋平, 吉川匠, 多屋哲也, 森勇樹, 齋藤充史, 池田貴美之, 宮島さつき, 千葉弘文, 山田玄, 高橋弘毅, 渡辺敦

肺癌 ( (NPO)日本肺癌学会 ) 57 ( 7 ) 918 - 918 2017年12月

肺サーファクタントタンパク質Dは変異型EGFRの活性化を阻害し、肺腺がんの進展を抑制する

長谷川喜弘, 梅田泰淳, 大塚満雄, 有木茂, 高宮里奈, 齋藤充史, 高橋弘毅, 黒木由夫, 高橋素子

生命科学系学会合同年次大会 ( 生命科学系学会合同年次大会運営事務局 ) 2017年度 [1P - 0948] 2017年12月

J-GLOBAL

多発縦隔リンパ節腫脹を認め,超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS‐FNA)によりM.avium症と診断した一例

酒井俊輔, 近藤瞬, 須藤悠太, 浅井悠一郎, 小林智史, 齋藤充史, 梅田泰淳, 黒沼幸治, 高橋弘毅

日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌 37 ( 1-2 ) 66 2017年10月

J-GLOBAL

タバコ煙中のアクロレインが肺サーファクタントタンパク質A(SP‐A)に及ぼす影響

高宮里奈, 内田浩二, 内田浩二, 柴田貴広, 前野敏孝, 加藤雅樹, 山口芳樹, 有木茂, 長谷川喜弘, 齋藤充史, 高橋素子, 黒木由夫

日本糖質学会年会要旨集 36th 84 2017年07月

J-GLOBAL

【呼吸器病学TOPICS 2016-17】形態・機能肺胞微石症モデルマウス

齋藤充史

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 21 ( 1 ) 16 - 18 2017年03月

CiNii

肺サーファクタントタンパク質Aによるヒトβ-デフェンシン3の機能調節

有木茂, 齋藤充史

医療人育成センター紀要 ( 札幌医科大学医療人育成センター ) 8 ( 8 ) 25 - 27 2017年03月

CiNii

SP-Dによる変異型EGFR肺がんの制御機構

長谷川喜弘, 梅田泰淳, 大塚満雄, 有木茂, 高宮里奈, 齋藤充史, 黒沼幸治, 千葉弘文, 高橋弘毅, 黒木由夫, 高橋素子

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 21 ( 1 ) 80 - 83 2017年03月

SP-Dによる変異型EGFR肺がんの制御機構

長谷川喜弘, 梅田泰淳, 大塚満雄, 有木茂, 高宮里奈, 齋藤充史, 黒沼幸治, 千葉弘文, 高橋弘毅, 黒木由夫, 高橋素子

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 21 ( 1 ) 80 - 83 2017年03月

CiNii

化学療法により病勢を制御しえた肺多形癌の2例

高橋晴香, 池田貴美之, 萬谷峻史, 吉川匠, 高橋洋平, 多屋哲也, 森勇樹, 齋藤充史, 宮島さつき, 高橋守, 高橋弘毅

肺癌 ( (NPO)日本肺癌学会 ) 57 ( 1 ) 47 - 48 2017年02月

多発縦隔リンパ節腫脹を認め、EUS-FNAにより診断したMycobacterium avium症の1例

黒沼幸治, 小林智史, 齋藤充史, 錦織博貴, 高橋弘毅

感染症学雑誌 ( (一社)日本感染症学会 ) 91 ( 1 ) 98 - 98 2017年01月

ナトリウムリン酸共輸送体(Npt2b)欠損マウスを用いた肺胞微石症の病態解析

齋藤充史, 高橋弘毅, 黒木由夫, McCormack Francis X

日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌 ( 日本肺サーファクタント・界面医学会 ) 47 43 - 43 2016年10月

糖鎖改変・可溶型EGFRによるEGFシグナル抑制作用のメカニズム

高橋素子, 長谷川喜弘, 加藤公児, 姚閔, 和田芳直, 有木茂, 高宮里奈, 齋藤充史, 黒木由夫

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 89回 [1T08 - 01(1P 2016年09月

EGFRのN‐型糖鎖の機能

高橋素子, 長谷川喜弘, 和田芳直, 加藤公児, YAO Min, 有木茂, 高宮里奈, 齋藤充史, 黒木由夫

日本糖質学会年会要旨集 35th 138 2016年08月

J-GLOBAL

急速な胸水貯留を伴った胸壁原発血管腫の1例

池田貴美之, 多屋哲也, 齋藤充史, 高橋守, 黒沼幸治, 大塚満雄, 千葉弘文, 白鳥正典, 山田玄, 高橋弘毅

気管支学 ( (NPO)日本呼吸器内視鏡学会 ) 38 ( Suppl. ) S278 - S278 2016年05月

びまん性肺疾患の基礎ナトリウムリン酸共輸送体(Npt2b)欠損マウスを用いた肺胞微石症の病態解析

齋藤充史, 高橋弘毅, 黒木由夫, McCormack Fransis X

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 5 ( 増刊 ) 151 - 151 2016年03月

SP-AおよびSP-A由来ペプチドはヒトβ-デフェンシン3による肥満細胞の遊走を抑制する

有木茂, 上原康昭, 村田雅樹, 高宮里奈, 長谷川喜弘, 斎藤充史, 千葉弘文, 黒沼幸治, 高橋素子, 高橋弘毅, 黒木由夫

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 20 ( 1 ) 120 - 123 2016年03月

SP-AおよびSP-A由来ペプチドはヒトβ-デフェンシン3による肥満細胞の遊走を抑制する

有木茂, 上原康昭, 村田雅樹, 高宮里奈, 長谷川喜弘, 斎藤充史, 千葉弘文, 黒沼幸治, 高橋素子, 高橋弘毅, 黒木由夫

分子呼吸器病 ( (株)先端医学社 ) 20 ( 1 ) 120 - 123 2016年03月

CiNii

肺胞上皮特異的なSlc34a2の欠損による肺胞微石症の前臨床モデルマウスの作製(Epithelial specific delection of Slc34a2 results in a preclinical mouse model of pulmonary alveolar microlithiasis)

Saito Atsushi, Nikolaidis Nikolaos M, Pistick Lori B, Amalal Hassane, Bridges James P, Mcgraw Dennis, McCormack Francis X

日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 4 ( 増刊 ) 345 - 345 2015年03月

ナトリウムリン酸共輸送体(Npt2b)欠損マウスを用いた肺胞微石症の病態解析

齋藤充史, 齋藤充史, 齋藤充史, 高橋弘毅, 黒木由夫, MCCORMACK Francis X

日本肺サーファクタント・界面医学会学術研究会プログラム・抄録集 51st 42 2015年

J-GLOBAL

サーファクタント蛋白質D(SP-D)は、膀胱上皮への尿路病原性大腸菌感染を防御する膀胱に発現するSP-Dの生理的役割の解明(Surfactant protein D protects the bladder urothelium against uropathogenic Escherichia coli infection: A possible function of SP-D expressed in the bladder)

西谷千明, 栗村雄一郎, 有木茂, 齋藤充史, 長谷川喜弘, 高橋素子, 橋本次朗, 高橋聡, 塚本泰司, 黒木由夫

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 85回 3P - 843 2012年12月

非結核性抗酸菌に対するSP‐A・SP‐Dの感染防御機構

有木茂, 齋藤充史, 西谷千明, 高橋素子, 黒木由夫

分子呼吸器病 ( 先端医学社 ) 16 ( 1 ) 121 - 124 2012年03月

CiNii J-GLOBAL

レジオネラ菌に対する肺コレクチンの生体防御機構

齋藤充史, 有木茂, 西谷千明, 高橋素子, 高橋弘毅, 黒木由夫

エンドトキシン・自然免疫研究 14 79 - 82 2011年11月

J-GLOBAL

非結核性抗酸菌感染に対する肺コレクチンの生体防御機構

有木茂, 齋藤充史, 西谷千明, 高橋素子, 黒木由夫

エンドトキシン・自然免疫研究 14 83 - 85 2011年11月

J-GLOBAL

酸化肺サーファクタントリン脂質によるLPS惹起炎症応答抑制機構

西谷千明, 有木茂, 高橋素子, 栗村雄一郎, 斎藤充史, 長谷川喜弘, 清水健之, 黒木由夫

エンドトキシン・自然免疫研究 ( 日本エンドトキシン・自然免疫研究会 ) 14 43 - 45 2011年11月

J-GLOBAL

サーファクタント蛋白質Aは肺上皮細胞をヒトβデフェンシン3の細胞毒性活性から保護する

齋藤充史, 有木茂, 長谷川喜弘, 西谷千明, 高橋素子, 相馬仁, 高橋弘毅, 黒木由夫

生化学 ( (公社)日本生化学会 ) 84回 ROMBUNNO.4T8A-10 - 10 2011年

J-GLOBAL

尿路病原性大腸菌感染に対するサーファクタント蛋白質の防御的役割

西谷千明, 栗村雄一郎, 有木茂, 高橋素子, 齋藤充史, 長谷川喜弘, 橋本次朗, 高橋聡, 相馬仁, 塚本泰司, 黒木由夫

生化学 ( (公社)日本生化学会 ) 84回 ROMBUNNO.4T16A-5 - 5 2011年

J-GLOBAL

Oxidized Surfactant Lipids And Oxidized PAPC Attenuate LPS-Induced Inflammatory Responses By Different Mechanisms

C. Nishitani, S. Ariki, M. Takahashi, Y. Kurimura, A. Saito, T. Shimizu, Y. Kuroki

AMERICAN JOURNAL OF RESPIRATORY AND CRITICAL CARE MEDICINE ( AMER THORACIC SOC ) 183 2011年

研究発表ペーパー・要旨（国際会議）

Pulmonary Collectins Attenuate Autophagy Induced By L. Pneumophila Infection

A. Saito, S. Ariki, C. Nishitani, M. Takahashi, H. Takahashi, Y. Kuroki

AMERICAN JOURNAL OF RESPIRATORY AND CRITICAL CARE MEDICINE ( AMER THORACIC SOC ) 183 2011年

研究発表ペーパー・要旨（国際会議）

肺コレクチンはLegionella pneumophila感染により誘導されるオートファジーを阻害する(Pulmonary collectins inhibit the autophagy induced by Legionella pneumophila infection)

齋藤充史, 有木茂, 長谷川喜弘, 栗村雄一郎, 西谷千明, 高橋素子, 高橋弘毅, 黒木由夫

日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 83回・33回 4P - 0008 2010年12月

酸化肺サーファクタントリン脂質によるLPS惹起炎症性細胞応答抑制機構の解明(Oxidized surfactant lipids and oxidized PAPC inhibit LPS-induced inflammatory responses by different mechanisms)

西谷千明, 有木茂, 高橋素子, 清水健之, 栗村雄一郎, 齋藤充史, 長谷川喜弘, 黒木由夫

日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 83回・33回 3P - 0128 2010年12月

肺コレクチンはM. aviumに結合して凝集させ、その増殖を抑制する(Pulmonary collectins bind and agglutinate M. avium and attenuate its growth)

有木茂, 賀佐伸省, 小島隆, 斎藤充史, 西谷千明, 高橋素子, 清水健之, 栗村雄一郎, 澤田典均, 藤井暢弘, 黒木由夫

日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 83回・33回 4T6 - 4 2010年12月

肺コレクチンはレジオネラ感染により誘導されるオートファジーを抑制する

齋藤充史, 有木茂, 長谷川喜弘, 栗村雄一郎, 西谷千明, 高橋素子, 高橋弘毅, 黒木由夫

日本肺サーファクタント・界面医学会学術研究会プログラム・抄録集 46th 28 2010年

J-GLOBAL

18‐Fluorodeoxyglucose Positron Emission Tomographyで集積の亢進を認め,転移性肺腫瘍と鑑別を要した肺hyalinizing granulomaの1例

金田聡門, 斎藤充史, 秋山貴由, 高橋葉子, 高橋隆二, 工藤和洋

日本呼吸器学会雑誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 47 ( 10 ) 953 - 959 2009年10月

症例は28歳男性。胸部X線写真で大小不同の多発性結節影を指摘され、当院を受診となった。胸部CT所見より転移性肺腫瘍を疑い、18-fluorodeoxyglucose positron emission tomographyを施行し、CTで認めた両肺野の多発性結節影にほぼ一致して強い集積を認めたが、他臓器には集積を認めなかった。経気管支肺生検では診断確定にいたらず、胸腔鏡下肺生検を施行した。各種免疫組織染色、遺伝子再構成などの結果を合わせ、病理組織学的に肺hyalinizing granulomaと確定診断した。無治療で経過観察中であるが、画像上は明らかな結節の増大傾向を認めず、9ヵ月後の18-fluorodeoxyglucose positron emission tomographyでは結節への集積が低下していた。本疾患は非常に稀で予後良好とされているが、リンパ増殖性疾患に移行しうる可能性があることが報告されており、18-fluorodeoxyglucose positron emission tomographyは、疾患自体の活動性の評価及び質的変化を慎重に経過観察する意味において重要であると考えられた。(著者抄録)

CiNii J-GLOBAL

18-Fluorodeoxyglucose Positron Emission Tomographyで集積の亢進を認め、転移性肺腫瘍と鑑別を要した肺hyalinizing granulomaの1例

金田聡門, 斎藤充史, 秋山貴由, 高橋葉子, 高橋隆二, 工藤和洋

日本呼吸器学会雑誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 47 ( 10 ) 953 - 959 2009年10月

異なる病型を示した鳥関連慢性過敏性肺炎の2例

高橋葉子, 斉藤充史, 秋山貴由, 金田聡門, 高橋隆二

函館医学誌 = Hakodate medical journal ( 市立函館病院 ) 33 ( 1 ) 15 - 18 2009年10月

CiNii

喀血を契機に発見された肺葉内肺分画症の1例

坪井芳恵, 小野貴広, 森勇樹, 斎藤充史, 中田尚志, 森裕二, 稲岡正己, 藤井明, 佐藤浩樹, 池田健

函館五稜郭病院医誌 ( 函館五稜郭病院 ) 17 28 - 30 2009年06月

症例は79歳女性で、1週間ほど前から喀血があったが放置していたところ、健康診断の胸部CTにて異常陰影を指摘され精査を勧められており、1ヵ月後に再度喀血がみられ精査加療目的で入院となった。入院時の血液検査では軽度の赤血球・アルブミン低下とCRP上昇を認めるのみで、胸部CTにて右B6分岐部から横隔膜レベルの中間条件にて、椎体の右側に不整含気像を伴う巨大腫瘤を認めた。気管支鏡では血液の吸い込み像を右気管支に認めたが明らかな出血点は同定できず、可視範囲の気管支に分岐異常は認めなかった。肺分画症を疑い、造影CTでは腫瘤部の辺縁は造影良好であったが内部は造影不良で、造影効果のある隔壁で隔てられており、嚢胞状と考えられた。また下行大動脈側より隔壁に沿うように腫瘤部に異常血管が流入しており、血管造影で腹部大動脈より分岐し腫瘤相当部に流入する血管が確認された。以上の所見から右下葉の肺葉内肺分画症の診断にて定型的右下肺葉切除術施行となった。摘出標本の病理組織学的所見では、分画肺に隔壁を認め嚢胞を形成しており、内腔を埋めていた充実成分はGrocott染色によりアスペルギルス塊と判明した。以上より、本症例の喀血はアスペルギルス感染による慢性炎症が誘因となったと考えられた。

J-GLOBAL

GEM+VNRを用いた20コース以上の外来化学療法を継続できた2例

齋藤充史, 森勇樹, 小野貴広, 中田尚志, 森裕二, 大地貴

肺癌 49 ( 1 ) 126 2009年02月

J-GLOBAL

難聴・耳鳴を伴った神経サルコイドーシスの1例

斎藤充史, 横尾慶紀, 長谷川喜弘, 梅田泰淳, 大地貴, 中田尚志, 森裕二, 山崎徳和, 池田健

函館五稜郭病院医誌 ( 函館五稜郭病院 ) 16 20 - 22 2008年04月

症例は46歳女性で、かすみ眼症状が出現し、耳の聞こえ難さと耳鳴を伴うようになった。両側鼠径リンパ節に腫脹を認め、アンジオテンシン変換酵素(ACE)は22.2U/Lであった。胸部Xpでは、左右肺門部に軽度の腫瘤状の突出を認めた。胸部CT肺野条件では、左S3領域末梢に粒状影を軽度に認めた。頭部・脊椎MRIに異常所見はなかった。両側鼠径リンパ節の生検では多数の非乾酪性の類上皮肉芽腫を認め、サルコイドーシスと診断した。オージオグラムとSISIテストから内耳性難聴であると考えられた。難聴・耳鳴の原因には神経サルコイドーシスの可能性が考えられた。ステロイド治療の開始により縦隔・肺門リンパ節は縮小し、左S3領域にみられた粒状影も減少した。聴力も、改善傾向にあった。治療経過は順調で、難聴も改善を認め、神経サルコイドーシスにより難聴・耳鳴を来たしたのでないかと結論した。

J-GLOBAL

興味ある進展型式を呈した肺原発非定型カルチノイドの1例

鈴木麻里絵, 齋藤充史, 坪井芳恵, 森勇樹, 小野貴広, 中田尚志, 森裕二, 池田健

道南医学会大会並びに総会プログラム・抄録集 61st 22 2008年

J-GLOBAL

喀血を契機に発見された肺葉内肺分画症の1例

坪井芳恵, 小野貴宏, 森勇樹, 齋藤充史, 中田尚志, 森裕二, 稲岡正己, 藤井明, 佐藤浩樹, 池田健

道南医学会大会並びに総会プログラム・抄録集 61st 22 2008年

J-GLOBAL

PET/CT検診によって発見された縦隔腫瘍の1例

横尾慶紀, 齋藤充史, 長谷川喜弘, 梅田泰淳, 大地貴, 中田尚志, 森裕二, 藤井明, 稲岡正己, 池田健

道南医学会大会並びに総会プログラム・抄録集 ( 道南医学会 ) 60th 32 - 32 2007年