Misc - 及能　大輔

ビタミンD代謝酵素CYP24A1は乳癌に対する新規治療標的である

紙谷 咲良, 仲盛 優菜, 真柄 和史, 小野 佑輔, 及能 大輔, 高澤 久美, 高澤 啓, 小山内 誠

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  111 ( 1 ) 354 - 354  2022年03月

舌扁平上皮癌におけるPVR発現とその意義

永井 佐和, 高澤 啓, 永井 美佐, 仲盛 優菜, 小野 佑輔, 真柄 和史, 及能 大輔, 高澤 久美, 村田 雅樹, 小山内 誠

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  111 ( 1 ) 354 - 354  2022年03月

タイト結合分子により促進される膵癌の進展機序の解明

及能 大輔

日本膵臓病研究財団研究報告書 ( (公財)日本膵臓病研究財団 )  30回   31 - 35  2022年

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膵癌の予後改善には、高い浸潤・転移能と術後再発に寄与する分子機構の解明が重要である。私たちは膵癌のなかに特定のタイト結合(Tight junction:TJ)分子を過剰発現する予後不良なサブタイプを発見した。膵癌におけるTJ分子の機能は明らかになっておらず、私たちは特定のTJ分子が浸潤・転移に関するシグナルを活性化させていると推測した。実験の結果、バイオデータベースと膵癌切除検体による解析により、過剰発現し予後不良因子となりうるTJ分子が複数同定された。また膵癌細胞株に対してCrispr/Cas9によりCLDN1、JAM-Aをノックアウトすることで、癌進展に関わる機能の低下がみられた。現在はTJ分子をノックアウトした細胞株を用いてマルチオミクス解析を行っており、膵癌の予後低下と関連する機構を調査中である。今後は膵癌の予後改善を目指し、本研究結果を利用して治療に活用可能な結果を見出したいと考えている。(著者抄録)

脾彎曲部結腸癌に対する血管解剖およびリンパ流に基づいたCME+CVL

沖田憲司, 奥谷浩一, 秋月恵美, 三代雅明, 石井雅之, 三浦亮, 市原もも子, 村上武志, 古来貴寛, 及能大輔, 伊東竜哉, 今村将史, 永山稔, 信岡隆幸, 木村康利, 竹政伊知朗

日本大腸肛門病学会雑誌(Web)   75 ( 9 )  2022年

J-GLOBAL

タイト結合分子により促進される膵癌の進展機序の解明

及能 大輔

日本膵臓病研究財団研究報告書 ( (公財)日本膵臓病研究財団 )  30回   31 - 35  2022年

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膵癌の予後改善には、高い浸潤・転移能と術後再発に寄与する分子機構の解明が重要である。私たちは膵癌のなかに特定のタイト結合(Tight junction:TJ)分子を過剰発現する予後不良なサブタイプを発見した。膵癌におけるTJ分子の機能は明らかになっておらず、私たちは特定のTJ分子が浸潤・転移に関するシグナルを活性化させていると推測した。実験の結果、バイオデータベースと膵癌切除検体による解析により、過剰発現し予後不良因子となりうるTJ分子が複数同定された。また膵癌細胞株に対してCrispr/Cas9によりCLDN1、JAM-Aをノックアウトすることで、癌進展に関わる機能の低下がみられた。現在はTJ分子をノックアウトした細胞株を用いてマルチオミクス解析を行っており、膵癌の予後低下と関連する機構を調査中である。今後は膵癌の予後改善を目指し、本研究結果を利用して治療に活用可能な結果を見出したいと考えている。(著者抄録)

大腸癌リンパ節郭清の至適化を目指したICG蛍光ナビゲーション手術

佐藤 雄, 及能 大輔, 沖田 憲司, 浜部 敦史, 奥谷 浩一, 石井 雅之, 西舘 敏彦, 秋月 恵美, 古来 貴寛, 三浦 亮, 今村 将史, 信岡 隆幸, 竹政 伊知朗

日本消化器外科学会雑誌 ( (一社)日本消化器外科学会 )  54 ( Suppl.2 ) 252 - 252  2021年11月

転移再発乳がんに対するエリブリン及び次治療の有効性

和田 朝香, 九冨 五郎, 島 宏彰, 里見 蕗乃, 空閑 陽子, 及能 大輔, 竹政 伊知朗

日本癌治療学会学術集会抄録集 ( (一社)日本癌治療学会 )  59回   P2 - 2  2021年10月

挙上空腸鬱滞が膵頭十二指腸切除術後アウトカムに及ぼす影響に関する検討

久木田 和晴, 木村 康利, 加藤 透, 村上 武志, 及能 大輔, 永山 稔, 今村 将史, 沖田 憲司, 信岡 隆幸, 竹政 伊知朗

日本臨床外科学会雑誌 ( 日本臨床外科学会 )  82 ( 増刊 ) S821 - S821  2021年10月

ナビゲーション手術の現状と今後 大腸癌手術におけるICG蛍光リンパ流ナビゲーションが見ている真実

佐藤 雄, 沖田 憲司, 西舘 敏彦, 奥谷 浩一, 秋月 恵美, 浜部 敦史, 石井 雅之, 三浦 亮, 古来 貴寛, 村松 里沙, 及能 大輔, 今村 将史, 信岡 隆幸, 竹政 伊知朗

日本臨床外科学会雑誌 ( 日本臨床外科学会 )  82 ( 増刊 ) S96 - S96  2021年10月

切除可能膵癌に対する術前補助療法を行う上で解決すべき課題 切除可能膵癌に対する術前化学療法適応後の課題点

今村 将史, 木村 康利, 加藤 透, 村上 武志, 久木田 和晴, 永山 稔, 及能 大輔, 奥谷 浩一, 伊東 竜哉, 秋月 恵美, 沖田 憲司, 信岡 隆幸, 竹政 伊知朗

日本臨床外科学会雑誌 ( 日本臨床外科学会 )  82 ( 増刊 ) S144 - S144  2021年10月

噴門側胃切除後に食道残胃吻合にて再建した巨大胃gastrointestinal stromal tumorの1例

古来 貴寛, 信岡 隆幸, 伊東 竜哉, 及能 大輔, 金澤 あゆみ, 西舘 敏彦, 沖田 憲司, 永山 稔, 今村 将史, 竹政 伊知朗

日本消化器外科学会雑誌 ( (一社)日本消化器外科学会 )  54 ( 9 ) 579 - 586  2021年09月

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症例は71歳の女性で,主訴は腹部膨隆であった.胃上中部に位置する長径20cmのgastrointestinal stromal tumor(以下,GISTと略記)の診断となり手術を施行した.胃上中部大彎後壁と連続した腫瘍を認め,胃下部は温存可能と判断し噴門側胃切除術を施行した.再建は残胃観察の容易さなどの面から食道残胃吻合として,術後逆流性食道炎予防のため観音開き法による食道残胃吻合を行った.術後経過は良好であり,術後14日目に退院した.Modified Fletcher分類で高リスクであり,imatinibを投与し,術後16ヵ月現在無再発生存中である.吻合部狭窄や逆流性食道炎の症状はなく経過している.自験例のような胃上中部の巨大GIST症例に対し,臓器・機能温存,術後QOLの観点から噴門側胃切除術,観音開き法による食道残胃吻合は有用であると考えられた.(著者抄録)

脾彎曲部結腸癌に対する術前3D-angiographyおよびICGマーキングによるナビゲーションを用いたCME+CVL

沖田 憲司, 西舘 敏彦, 奥谷 浩一, 秋月 恵美, 佐藤 雄, 浜部 敦史, 石井 雅之, 三浦 亮, 村上 武志, 古来 貴寛, 村松 里沙, 及能 大輔, 伊東 竜哉, 今村 将史, 永山 稔, 信岡 隆幸, 木村 康利, 竹政 伊知朗

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  74 ( 9 ) A142 - A142  2021年09月

十二指腸乳頭部癌を生じた胆管非拡張型膵・胆管合流異常の1例

古来 貴寛, 木村 康利, 今村 将史, 永山 稔, 山口 洋志, 久木田 和晴, 及能 大輔, 村上 武志, 村松 里沙, 竹政 伊知朗

日本膵・胆管合流異常研究会プロシーディングス ( 日本膵・胆管合流異常研究会 )  44   102 - 103  2021年08月

ナビゲーションサージェリーの進歩 結腸癌リンパ節郭清におけるICG蛍光ナビゲーションへの期待と限界

佐藤 雄, 及能 大輔, 沖田 憲司, 浜部 敦史, 奥谷 浩一, 西舘 敏彦, 秋月 恵美, 今村 将史, 信岡 隆幸, 竹政 伊知朗

日本消化器外科学会総会 ( (一社)日本消化器外科学会 )  76回   O1 - 5  2021年07月

胆道癌におけるタイト結合分子claudin18の発現状態を利用した病理学的診断および根治切除後の予後予測への有用性

及能大輔, 木村康利, 高澤啓, 計良淑子, 太田盛道, 永山稔, 今村将史, 西舘敏彦, 沖田憲司, 信岡隆幸, 小山内誠, 竹政伊知朗

日本外科学会定期学術集会(Web) ( (一社)日本外科学会 )  121st   SF - 4  2021年

J-GLOBAL

レチノイン酸代謝酵素CYP26A1の発現は,乳がん組織のホルモンレセプター,HER2発現様式と関連する

小野佑輔, 山本夏子, 高澤久美, 真柄和史, 青山智志, 及能大輔, 高澤啓, 小山内誠

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  110 ( 1 ) 323 - 323  2021年

J-GLOBAL

子宮頸部腺癌におけるclaudin-6発現とその意義

伊藤祐衣, 伊藤祐衣, 高澤啓, 車野晃大, 車野晃大, 桐澤くらら, 桐澤くらら, 高澤久美, 青山智志, 青山智志, 小野祐輔, 及能大輔, 小山内誠

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  110 ( 2 ) 82 - 82  2021年

J-GLOBAL

膵神経内分泌腫瘍との鑑別を要した多血性膵病変に対し十二指腸温存膵頭切除術を施行した一例

古来貴寛, 木村康利, 今村将史, 永山稔, 山口洋志, 及能大輔, 金澤あゆみ, 石上敬介, 本谷雅代, 仲瀬裕志, 竹政伊知朗

日本臨床外科学会雑誌 ( 日本臨床外科学会 )  82 ( 10 ) 1940 - 1940  2021年

J-GLOBAL

胆道癌のリキッドバイオプシー

久木田和晴, 木村康利, 今村将史, 永山稔, 村松里沙, 村上武志, 及能大輔, 竹政伊知朗

北海道外科雑誌 ( 北海道外科学会 )  66 ( 2 ) 86 - 90  2021年

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癌患者の末梢血にはcell-free DNA(cfDNA)、circulating tumor cell(CTC)、エクソソームなど、癌の原発巣や転移巣に由来する遊離核酸や細胞成分が存在し、血液を含めた体液サンプルより癌の遺伝子情報などを得る技術はリキッドバイオプシーと呼ばれる。cfDNAの一部であるcirculating tumor DNA(ctDNA)は、局所で分泌あるいは壊死、アポトーシスを起こした癌細胞全体から遊離したDNA断片であり、腫瘍特異的な遺伝的またはエピジェネティックな変化を有している。ctDNAの解析は、ドライバー遺伝子の同定、癌の早期診断、治療効果のモニタリングや早期再発診断、精密医療の実現や耐性メカニズムの検出など、癌治療のあらゆる段階で大きな可能性を秘めている。ここでは、胆道癌患者におけるcfDNA/ctDNAの役割と可能性について、現状と将来の展望に焦点を当てて考察する。(著者抄録)

J-GLOBAL

血管内皮細胞のVEGFR2を介した肝蛍光発色技術の開発

及能大輔, 及能大輔, 高澤啓, 真柄和史, 仲盛優菜, 小野佑輔, 高澤久美, 竹政伊知朗, 小山内誠

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  110 ( 1 ) 220 - 220  2021年

J-GLOBAL