HARADA Yuka

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Affiliation

School of Health Science, Department of Nursing, Division of Community Health

Job title

Lecturer

Professional Memberships 【 display / non-display

  • 2015
    -
    Now

    日本家族療法学会

  • 2011
    -
    Now

    日本看護教育学会

  • 2010
    -
    Now

    日本看護診断学会

  • 2007
    -
    Now

    日本看護科学学会

  • 2007
     
     

    日本精神保健看護学会

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Affiliation 【 display / non-display

  • Sapporo Medical University   School of Health Sciences Department of Nursing   lecturer  

 

Papers 【 display / non-display

  • 家族成員のうつ病が家族にもたらした影響と家族の対処 うつ病患者のきょうだいの認識から

    原田 由香, 澤田 いずみ, 吉野 淳一

    家族療法研究 ( (一社)日本家族療法学会 )  40 ( 3 ) 267 - 274  2023.12

  • 精神科病院に入院している自殺企図患者の家族の思い 娘に対する母親の思い

    高橋 正樹, 守村 洋, 伊東 健太郎, 原田 由香

    札幌保健医療大学紀要 ( 札幌保健医療大学 )  8   33 - 48  2022.03

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    本研究は、精神科病院に入院している自殺企図患者の家族の思いを明らかにすることを目的とした。インタビューの結果、リッチなテキストデータが得られた1事例を対象とし質的統合法を用いて分析した。結果、230コードから6つのシンボルマークを抽出した。家族の思いとして、【自殺企図の衝撃から生きることへの希望:自殺企図にショックを受けるが何とかしたいと考える】【再企図の不安:本人の帰宅中、再企図の不安から緊張する】【医療者への期待:医療者に積極的治療と早い対応、情報共有を望む】【本人との関わり方:本人も向き合うための環境づくりと関わり方の情報収集】【自殺企図の誘因:自殺企図のきっかけを前日の関わりにあった可能性を考える】【回復の期待:本人の状態が人並みな生活が送れるように改善してほしい】が明らかになった。家族の思いの論理的構造として「ショックを体験し不安を持ちながらも、自殺企図をした本人の人並みな生活を願い、改善につながる治療や関わり方の情報が欲しいと思う」を見出した。(著者抄録)

  • 母親のうつ病が子ども自身にもたらした影響と家族の対処に関する子どもの認識 成人期にある4名の子どもの語りから

    原田 由香, 澤田 いずみ, 吉野 淳一, 高橋 正樹

    札幌保健医療大学紀要 ( 札幌保健医療大学 )  8   17 - 31  2022.03

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    本研究は、母親のうつ病が子ども自身にもたらした影響と家族の対処について子どもがどのように認識したのかについて明らかにすることを目的とした。対象はうつ病を有する母親と血縁関係にある成人期の子ども4名で、半構造化面接を実施した。面接により得られたデータは修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。その結果、うつ病が子どもにもたらした影響として『担う役割によって異なる自身への生活への支障』など4カテゴリー12概念が抽出され、家族のうつ病への対処として『うつ病とは関係なく温かみのある家庭を維持する』など、4カテゴリー11概念が抽出された。うつ病は、担う役割によって支障のない生活から翻弄された生活まで程度の差はあるものの、子どもの生活面に何かしらの影響をもたらしていた。そのような影響に対し、家族はうつ病自体に捉われずに家庭を維持することや、大変さはありながらもわずかに地域社会と繋がり続けるという対処をしていた。(著者抄録)

  • うつ病患者の配偶者が認識していたうつ病が家族にもたらした影響とその対処

    原田 由香, 澤田 いずみ, 吉野 淳一

    日本精神保健看護学会誌 ( (一社)日本精神保健看護学会 )  29 ( 2 ) 40 - 49  2020.11

     View Summary

    本研究は,うつ病患者の配偶者により認識されたうつ病が家族にもたらした影響と対処について明らかにすることを目的とした.対象はうつ病患者と婚姻関係にある配偶者5名で,半構造化面接を実施した.面接によって得られたデータは修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した.その結果,うつ病が患者の配偶者とその他の家族にもたらした影響として『うつ病に生活のベースもペースも持っていかれる』など4カテゴリー18概念,家族のうつ病への対処として『うつ病患者に踏み込み過ぎない』など5カテゴリー17概念が生成された.うつ病は家族の生活全般に大きな影響をもたらすものの,マイナスの影響だけでなくプラスの影響ももたらしていた.その影響に対し患者の配偶者とその他の家族は,プラスの影響に支えられながら夫婦関係を維持し,患者と適度な距離を保つことや,負の側面に焦点を当て過ぎずにかかわるなどしてうつ病に対処していた.(著者抄録)

  • うつ病が患者の家族にもたらす影響とその対処について うつ病を有する子どもをもつ親の語りから

    原田 由香, 吉野 淳一, 澤田 いずみ

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 7 ) 11 - 17  2018.03

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    うつ病を有する子どものいる50代から70代の親6名(父親2名、母親4名、平均年齢58.8歳)対象に、うつ病が患者の家族にどのような影響をもたらしているのか、家族はその影響にどのように対処しているのかについて半構造化面接調査を実施した。子であるうつ病患者は男性1名、女性5名、平均年齢は32.3歳、罹病期間は3から14年であった。録音した面接内容を修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。分析の結果、うつ病が家族にもたらした影響として18概念が生成され、「家族成員間における不可逆なギクシャクした時間と不変的な繋がり」などの3カテゴリーが抽出された。うつ病への対処としては14概念が生成され、「うつの病状に合わせて手探りのケアを実践する」などの3カテゴリーが抽出された。うつ病患者の親は、子どもと適度な距離を保持することによって、子どもがうつ病になったこと自体に肯定的な意味を付与させたりといったことができていた。

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Misc 【 display / non-display

  • 医療分野における「応援概念モデル」に対する妥当性と有用性にかかわる認識調査 北海道浦河町の精神疾患を持つ親に関わる支援者を対象に

    澤田 いずみ, 小川 賢一, 石川 幸代, 原田 瞳, 原田 由香, 道信 良子

    日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集 ( (一社)日本精神保健看護学会 )  34回   151 - 151  2024.06

  • 医療分野における「応援の概念モデル」に対する妥当性と有用性にかかわる認識調査(その2) A県内に勤務する精神看護専門看護師と大学教員を対象に

    石川 幸代, 澤田 いずみ, 小川 賢一, 原田 瞳, 原田 由香, 道信 良子

    日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集 ( (一社)日本精神保健看護学会 )  34回   152 - 152  2024.06

  • メンタルクリニックにおけるGroup Positive Parenting Programのジョイントディスプレイによる試行的評価

    澤田 いずみ, 大野 真実, 佐藤 智美, 原田 由香, 塚本 美奈, 宮島 直子

    日本家族看護学会学術集会プログラム・抄録集 ( (一社)日本家族看護学会 )  30回   179 - 179  2023.09

  • うつ病を有する母親が家族にもたらす影響とその対処について-血縁関係にある子どもの語りから

    原田 由香, 吉野 淳一

    家族療法研究 ( (一社)日本家族療法学会 )  36 ( 1 ) 26 - 26  2019.04

  • うつ病に対する家族システムとしての対処の方向性に着目した類型化の試み 対処のモデル構築に向けて

    原田 由香, 吉野 淳一, 澤田 いずみ

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  38回   [O27 - 2]  2018.12

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Research Projects 【 display / non-display

  • 精神疾患をもつ親への応援型ショートケア開設に向けた応援の実践知の創出に関わる研究

    基盤研究(C)

    Project Year :

    2023.04
    -
    2027.03
     

    澤田 いずみ, 小川 賢一, 原田 由香, 石川 幸代, 道信 良子, 原田 瞳

  • Development of study support programs for medical college students with depression that enable them to continue their studies from the viewpoint of the family system

    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

    Project Year :

    2019.04
    -
    2023.03
     

    Harada Yuka

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    The purpose of this study was to develop a school support system for medical college students with depression from the viewpoint of the family. We interviewed 6 persons who were able to graduate from college despite depression. The results showed that to devise a study support system for medical students with depression, it is necessary to include support from close friends as well as from college faculty members, student counseling, and medical care, rather than limiting it to cooperation with family members. We believe that the students with depression were able to control their medical conditions and graduate because their resilience was elicited. These findings suggest that it is necessary to devise a learning support system for students. In addition, in workshops for university faculty and staff, it was suggested that aid for supporters is necessary when considering study support for students with mental problems, including depression.

Presentations 【 display / non-display

  • Resources recognized by Japanese nursing college students with depression that enabled them to continue their studies.

    Harada Y, Sawada I, Ogawa K

    26th East Asian Forum of Nursing Scholars. Tokyo. 

    Presentation date: 2023.03

  • A study of model patterns for copying with depression via the family system

    Harada Y., Sawada I., Yoshino J.

    The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science 

    Presentation date: 2020