Misc - KOJIMA Takashi

培養ヒト膵管上皮細胞におけるタイト結合蛋白claudinの解析とその展望

山口 洋志, 小島 隆, 木村 康利, 孫 誠一, 今村 将史, 永山 稔, 信岡 隆幸, 澤田 典均, 平田 公一

膵臓 ( (一社)日本膵臓学会 )  23 ( 3 ) 374 - 374  2008.06

DP-124-1 肝タイト結合蛋白claudin-2の発現低下は毛細胆管形成を抑制する(第108回日本外科学会定期学術集会)

孫 誠一, 小島 隆, 今村 将史, 山口 洋志, 村田 雅樹, 澤田 典均, 平田 公一

日本外科学会雑誌 ( 一般社団法人日本外科学会 )  109 ( 2 )  2008.04

CiNii

What's New in SURGERY FRONTIER 細胞間接着装置と消化器癌 タイト結合蛋白(occludin)と消化器癌

今村 将史, 小島 隆, 徳永 祐一, 平田 公一, 澤田 典均

Surgery Frontier ( (株)メディカルレビュー社 )  15 ( 1 ) 70 - 74  2008.03

培養ヒト膵管上皮細胞におけるタイト結合蛋白Claudin4の発現調節機構

山口 洋志, 小島 隆, 孫 誠一, 村田 雅樹, 田中 敏, 千葉 英樹, 木村 康利, 平田 公一, 澤田 典均

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  97 ( 1 ) 256 - 256  2008.03

アレルギー性鼻炎における鼻粘膜上皮バリアと免疫調節機構

氷見 徹夫, 郷 充, 高野 賢一, 黒瀬 誠, 小泉 純一, 亀倉 隆太, 小笠原 徳子, 小島 隆, 澤田 典均

アレルギーの臨床 ( (株)北隆館 )  27 ( 13 ) 1038 - 1043  2007.12

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鼻粘膜上皮は機械的バリアだけでなく、「粘膜免疫機構」という自然免疫・獲得免疫を成立させるための重要な「免疫臓器」であることが次々と明らかとなっている。鼻粘膜においてもタイト結合と樹状細胞との関係は、古典的な抗原感知・移送という概念とは異なる新しい抗原サンプリング機構のあることがわかった。さらに、アレルギー性鼻炎では、アレルギー発症に関与する重要なサイトカインであるTSLPが主に上皮に強く発現していることが確認され、鼻粘膜上皮がアレルギー調節機構を持つ細胞群として重要であることが考えられた。(著者抄録)

アレルギー性鼻炎におけるThymic stromal lymphopoietin(TSLP)の発現と上皮バリア機能への影響

亀倉 隆太, 小島 隆, 黒瀬 誠, 小泉 純一, 高野 賢一, 今野 信宏, 播摩谷 敦, 郷 充, 澤田 典均, 氷見 徹夫

耳鼻咽喉科免疫アレルギー ( 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 )  25 ( 2 ) 63 - 64  2007.09

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アレルギー性鼻炎患者の鼻粘膜組織を用いて、thymic stromal lymphopoietin(TSLP)の発現と上皮内樹状細胞の活性化との関係を検討した。また培養ヒト鼻粘膜上皮細胞を用いて、TSLPのタイト結合への影響を検討した。RT-PCRおよびWestern blot法を用いてTSLPのmRNAおよび蛋白レベルの発現をみると、アレルギー性鼻炎の鼻粘膜では正常鼻粘膜に比し、TSLPの発現がmRNAおよび蛋白レベルで亢進していた。また鼻粘膜上皮をTSLP高発現群と低発現群に分類して免疫染色を行い、上皮内に存在するLCA、CD11c陽性細胞数を計測すると、TSLP高発現群では低発現群に比し、上皮内にLCAおよびCD11c陽性細胞が多数認められた。TSLP処理した培養鼻粘膜上皮細胞では、濃度依存性にclaudin-1、-7、occludinの発現増加がみられ、transepithelial resistanceの増加も認められた。培養鼻粘膜上皮細胞を用いたTSLPが鼻粘膜上皮細胞自らのバリア機能を維持し、樹状細胞による選択的取り込みを助けている可能性を示唆した。アレルギー性鼻炎における鼻粘膜上皮によるTSLPの産生とタイト結合の機能亢進は、アレルギー性鼻炎の新しい診断および治療に繋がると考えられた。

ヒト鼻粘膜上皮における自然免疫に関与するタイト結合の調節機構

小泉 純一, 小島 隆, 播摩谷 敦, 今野 信宏, 黒瀬 誠, 高野 賢一, 亀倉 隆太, 郷 充, 澤田 典均, 氷見 徹夫

耳鼻咽喉科免疫アレルギー ( 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 )  25 ( 2 ) 65 - 66  2007.09

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初代培養ヒト鼻粘膜上皮細胞を用いて、12-O-tetradecanoylphorbol-13-acetate(TPA)処置によるタイト結合の発現と機能の変化を検索し、ヒト鼻粘膜上皮細胞のタイト結合の調節機構を検討した。バリア機能の変化をみると、TPA処置後のヒト鼻粘膜上皮細胞(TPA処置群)では7時間をピークとして、コントロール群に比し最高8倍の上昇が認められた。Permeabilityの検討では、70kD dextranにおいて、TPA処置群ではコントロール群に比し透過性が明らかに低下していた。PKCシグナル分子およびタイト結合分子の発現変化を検討すると、PCKシグナル分子では、TPA処置後2時間においてPhospho-pan-PKC、phospho-MARCKs、phospho-MAPKが増加し、PKC familyの中でもδ、ε、θが増加していた。タイト結合分子では、TPA処置後2時間において、ウエスタンブロット法にてclaudin-1、occludin、ZO-1、-2蛋白の増加を、RT-PCR法にてclaudin-1、-4、occludin、JAM-1、E-cadherin、ZO-1、-2 mRNAの増加を認めた。ヒト鼻粘膜上皮の自然免疫においてもタイト結合は重要であり、様々な抗原の曝露によりPKCシグナル経路を介したバリア機能の亢進が起こっている可能性が示唆された。

ヒト鼻粘膜上皮バリアにおけるPKCシグナルを介したタイト結合の調節機構

小泉 純一, 小島 隆, 黒瀬 誠, 亀倉 隆太, 小笠原 徳子, 今野 信宏, 郷 充, 澤田 典均, 氷見 徹夫

日本鼻科学会会誌 ( (一社)日本鼻科学会 )  46 ( 3 ) 263 - 263  2007.08

【肝小葉ゾーンからみた肝病態と臨床】肝小葉ゾーンとその解剖学的、機能的意義 肝細胞タイト結合、claudinと肝小葉

小島 隆, 村田 雅樹, 澤田 典均

肝胆膵 ( (株)アークメディア )  55 ( 1 ) 45 - 54  2007.07

テロメラーゼ遺伝子導入培養ヒト鼻粘膜上皮細胞のタイト結合の発現と機能

小島 隆, 黒瀬 誠, 亀倉 隆太, 小泉 純一, 小笠原 徳子, 氷見 徹夫, 澤田 典均

Inflammation and Regeneration ( (一社)日本炎症・再生医学会 )  27 ( 4 ) 439 - 439  2007.07

黄疸時におけるタイト結合蛋白claudin-2の役割

今村 将史, 小島 隆, 孫 誠一, 木村 康利, 澤田 典均, 平田 公一

日本外科学会雑誌 ( (一社)日本外科学会 )  108 ( 臨増2 ) 197 - 197  2007.03

EVS9-1 アレルギー性鼻炎における鼻粘膜上皮バリアと抗原認識・提示機構(イブニングシンポジウム9 鼻アレルギー-病態解明と治療の進歩-,第56回日本アレルギー学会秋季学術大会)

氷見 徹夫, 高野 賢一, 黒瀬 誠, 小泉 純一, 亀倉 隆太, 小島 隆, 澤田 典均

アレルギー ( 一般社団法人日本アレルギー学会 )  55 ( 8 )  2006.09

CiNii

in vivoおよびin vitroにおけるヒト鼻粘膜上皮細胞のM様細胞とタイト結合

小泉 純一, 小島 隆, 黒瀬 誠, 高野 賢一, 亀倉 隆太, 澤田 典均, 氷見 徹夫

耳鼻咽喉科免疫アレルギー ( 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 )  24 ( 2 ) 179 - 179  2006.09

タイト結合による上皮細胞極性維持にはoccludinの細胞外第2ループが重要である

徳永 祐一, 小島 隆, 飛岡 弘敏, 村田 雅樹, 小山内 誠, 千葉 英樹, 澤田 典均

日本癌学会総会記事 ( (一社)日本癌学会 )  65回   242 - 242  2006.09

肝病態と細胞接着分子の新知見 黄疸とタイト結合蛋白claudin

小島 隆, 今村 将史, 孫 誠一, 村田 雅樹, 平田 公一, 澤田 典均

Surgery Frontier ( (株)メディカルレビュー社 )  13 ( 2 ) 176 - 180  2006.06

肝細胞のバリア機能におけるタイト結合蛋白claudin-2の役割

今村 将史, 小島 隆, 孫 誠一, 村田 雅樹, 小山内 誠, 千葉 英樹, 平田 公一, 澤田 典均

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  95 ( 1 ) 191 - 191  2006.04

病態発生とタイト結合とギャップ結合の役割 黄疸と血液胆汁関門

小島 隆, 村田 雅樹, 小山内 誠, 千葉 英樹, 澤田 典均

日本病理学会会誌 ( (一社)日本病理学会 )  95 ( 1 ) 155 - 155  2006.04

The significance of interferon-gamma-triggered internalization of tight-junction proteins in inflammatory bowel disease.

Hideki Chiba, Takashi Kojima, Makoto Osanai, Norimasa Sawada

Science's STKE : signal transduction knowledge environment   2006 ( 316 ) pe1  2006

Book review, literature introduction, etc.  

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Disruption of the epithelial barrier function of tight junctions by the proinflammatory cytokine interferon (IFN)-gamma plays a fundamental role in the pathogenesis of inflammatory bowel disease and other gastrointestinal disorders, but its precise mechanism has not been established. This Perspective provides an overview of how IFN-gamma triggers barrier dysfunction and bacterial translocation in intestinal epithelial cells, and highlights the roles of internalization of tight-junction transmembrane proteins, as well as rearrangements of the cortical actin cytoskeleton, in intestinal inflammation.

DOI PubMed

タイト結合蛋白occludinは肝細胞において生存シグナルの伝達に重要な役割を有する

村田 雅樹, 小島 隆, 高野 賢一, 畠山 尚子, 小山内 誠, 千葉 英樹, 澤田 典均

日本癌学会総会記事 ( (一社)日本癌学会 )  64回   368 - 368  2005.09

ヒトアデノイドにおける上皮内抗原提示細胞の分布と上皮タイト結合との関係

高野 賢一, 小島 隆, 郷 充, 新谷 朋子, 澤田 均典, 氷見 徹夫

耳鼻咽喉科免疫アレルギー ( 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 )  23 ( 2 ) 158 - 159  2005.09