木島 輝美

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所属

保健医療学部 看護学科 看護学第三講座

職名

准教授

学歴 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2023年

    北海道科学大学   大学院保健医療学研究科保健医療学専攻  

  •  
    -
    2006年

    北海道医療大学大学院看護福祉学研究科  

  •  
    -
    2003年

    北星学園大学社会福祉学部福祉心理学科  

  •  
    -
    1995年

    北海道立衛生学院保健婦科  

  •  
    -
    1994年

    札幌医科大学衛生短期大学部看護学科  

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2024年04月
    -
    継続中

    札幌医科大学   保健医療学部 看護学科   准教授

  • 2012年01月
    -
    2024年03月

    札幌医科大学   保健医療学部 看護学科   講師

  • 2007年04月
    -
    2011年12月

    札幌医科大学   保健医療学部 看護学科   助教

  • 2003年04月
    -
    2007年03月

    札幌医科大学   保健医療学部看護学科   助手

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本看護科学学会

  •  
     
     

    日本老年看護学会

  •  
     
     

    日本認知症ケア学会

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   高齢者看護学、地域看護学  

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   保健医療学部 看護学科  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 高齢者

  • 認知症

  • 看護

  • 老年看護

論文 【 表示 / 非表示

  • 初期の認知症の人を介護する配偶者の認知症診断後から介護サービス等を安定して利用できるまでの経験—Experience of spouses caring for a person with early-stage dementia from post-diagnosis to stable care service use

    木島 輝美, 林 裕子, 山本 道代

    日本認知症ケア学会誌 = Journal of Japanese Society for Dementia Care ( 清瀬 : 日本認知症ケア学会 ; [2005]- )  23 ( 3 ) 544 - 555  2024年

  • 医療機関におけるせん妄ケアの質評価指標開発のためのパイロットスタディ

    鳥谷 めぐみ, 長谷川 真澄, 木島 輝美, 粟生田 友子

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 12 ) 29 - 35  2023年03月

     概要を見る

    本研究の目的は,せん妄リスクのある患者へのケアの質を評価する指標を開発するために質問項目を精選することである.先行研究から作成したせん妄ケアの質評価指標55項目について,臨床経験1年以上の看護師291名を対象にWeb調査を実施した.123名の協力が得られ,対象基準に合致した119票を分析対象とした.対象者の平均臨床経験年数は13.0±8.3年であった.天井効果,床効果,I-T相関分析の結果をもとに探索的因子分析(主因子法,プロマックス回転)を試行した結果,「ストレスなく生活するためのケア」「安心感をもたらすコミュニケーション」「排泄や活動のニーズを満たすケア」「呼吸・循環・水分・栄養ケア」「せん妄患者の世界を理解した関わり」「感覚障害・見当識へのケア」「覚醒を促すケア」など先行研究と類似した11因子46項目が抽出された.(著者抄録)

  • 介護の種類の違いによる家族介護者が求めるインフォーマルな支援の特性 認知症介護と身体介護の比較から(Characteristics of informal support sought by family caregivers for different types of care: A comparison between dementia care and physical care)

    木島 輝美, 林 裕子, 山本 道代

    医学と生物学 ( (NPO)バイオテクノロジー標準化支援協会 )  162 ( 3 ) 1 - 13  2022年09月

     概要を見る

    本研究は、在宅において認知症介護または身体介護をしている家族介護者におけるインフォーマルな支援の必要性を概観し、介護の種類の違いによる家族介護者が求めるインフォーマルな支援の特性を検討することを目的とした。対象者は、北日本の農村地域であるA町の全世帯を対象として実施されたアンケート調査結果より抽出した、認知症をもつ者の介護者(認知症介護)23名と身体障がいをもつ者の介護者(身体介護)27名の計50名とした。調査内容は、介護負担度、介護協力者の状況、地域住民との助け合いの状況、地域住民に求める支援であった。介護負担度は全体的に軽度であったが、認知症介護が身体介護よりも有意に高かった。介護協力者は両介護とも家族による協力が多く、地域住民による支援は少なかった。両介護者とも約9割が地域住民とのつながりや助け合いは必要であるが、約8割が手伝ってほしいことはないと回答した。また、地域住民に求める具体的な支援内容は、認知症介護では「見守り」と「被介護者の話し相手」、身体介護では「車での送迎」であった。介護者は地域住民からのインフォーマルな支援に対する遠慮や羞恥心があることが推測された。本研究で明らかになった認知症介護と身体介護それぞれの介護者が求める具体的な支援内容について、地域住民側から介護者に対して積極的に発信してく仕組み作りが必要である。(著者抄録)

  • 高齢患者のせん妄発症時に身体拘束を回避するための看護師のアセスメントとケアのプロセス

    赤坂 浩子, 長谷川 真澄, 木島 輝美

    日本看護科学会誌 ( 公益社団法人 日本看護科学学会 )  42   781 - 789  2022年

     概要を見る

    目的:高齢患者のせん妄発症時に,身体拘束を回避するための看護師のアセスメントとケアのプロセスを記述する. 方法:一般病棟の看護師8名に半構造化面接を行い質的記述的に分析した. 結果:身体拘束を回避するために看護師は,【症状や行動の変化から異変を感じる】ことで,【安心につながるよう言動を受け止め気持ちを和らげる】と同時に【即時の対応ができるよう見守る】中で,【症状や危険を感じた行動から起こりうる事態を予測する】と【症状や行動の変化の原因を分析するために患者背景とせん妄の発症要因に着目する】を行きつ戻りつし,【症状や行動の変化の原因には心身の苦痛があると解釈する】ことで【不快や苦痛を軽減し普段の生活に近づける】ケアをしていた. 結論:看護師は,医療安全の視点に偏らず,患者の視点に立ち安楽を目指したケアを実践することが身体拘束の回避につながることが示唆された.

    DOI

  • せん妄リスクのある患者への看護実践の知 一般病院におけるエスノグラフィ研究

    長谷川 真澄, 粟生田 友子, 道信 良子, 木島 輝美, 鳥谷 めぐみ

    老年看護学 ( (一社)日本老年看護学会 )  26 ( 1 ) 69 - 78  2021年07月

     概要を見る

    本研究は、エスノグラフィの手法を用いて、看護師が日常行っているせん妄リスクのある患者への看護実践を記述し、そこからせん妄ケアの核となる文化的テーマを特定することを目的とした。研究参加者である一般病院2施設の看護師9人を対象として、せん妄リスクのある患者への看護実践場面を参加観察し、その後、半構造化インタビューを行った。参加観察のフィールドノートおよびインタビューの逐語録をSpradleyの分析手法に則り分析した。分析の結果、せん妄リスクのある患者への看護実践として7つの要素が特定され、構造化された。せん妄ケアの看護実践を統合する文化的テーマは「患者にとってストレスになるものを予測し、安楽にすごせるようにする」であった。本研究で特定されたせん妄ケアの構造と文化的テーマから、患者を個別性のある全人的な存在としてとらえ、入院治療環境における患者のストレスや基本的ニードをアセスメントし、患者との相互作用を基盤にしながら安楽の増進に向けて援助することが、せん妄ケアの本質として重要である可能性が示唆された。(著者抄録)

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

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Misc 【 表示 / 非表示

  • せん妄ケアの質評価指標の検討

    長谷川 真澄, 鳥谷 めぐみ, 木島 輝美, 粟生田 友子

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  42回   641 - 642  2022年12月

  • 認知症の人を介護する配偶者の認知症診断後から介護サービス等を利用するまでの経験

    木島 輝美, 林 裕子

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  42回   407 - 408  2022年12月

  • せん妄ケアの実践知を探る 急性期病院の看護師を対象とした参加観察とインタビューを通して

    木島 輝美, 長谷川 真澄, 鳥谷 めぐみ, 粟生田 友子, 道信 良子

    日本看護科学学会学術集会講演集 ( (公社)日本看護科学学会 )  38回   [P1 - 25]  2018年12月

  • 地域住民に対する視空間認知機能評価

    佐藤 和彦, 林 裕子, 山本 道代, 木島 輝美, 米坂 公基

    日本作業療法学会抄録集 ( (一社)日本作業療法士協会 )  50回   PN - 2A  2016年09月

  • 認知症高齢者の日常生活機能に焦点をあてた視聴覚教材の評価 看護学生の認知症の程度と援助必要度の認識

    高橋 順子, 木島 輝美, 眞鍋 知子, 安川 揚子, 奥宮 暁子

    日本看護学教育学会誌 ( (一社)日本看護学教育学会 )  26 ( 学術集会講演集 ) 236 - 236  2016年08月

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受賞 【 表示 / 非表示

  • Best Reviewer Award

    2024年06月   第25回一般社団法人日本認知症ケア学会大会  

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 外来看護師による認知症診断後支援のガイドライン開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2025年04月
    -
    2029年03月
     

    木島 輝美, 林 裕子, 山本 道代, 高橋 順子

  • 高齢患者のせん妄及び身体拘束予防ケアの質向上をめざす包括的教育パッケージの開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    長谷川 真澄, 鳥谷 めぐみ, 木島 輝美, 粟生田 友子

  • 認知症の人と家族に対する外来看護師による診断後支援モデルの検討

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2024年03月
     

    木島 輝美

     研究概要を見る

    わが国の認知症施策では認知症の早期診断・早期対応が推奨されているが、認知症の診断を受けてから介護サービス等を利用するまでの診断後支援が未整備である。認知症の人と家族は、診断後速やかに認知症の状態に応じた専門機関の支援につながるシステムの構築を政府に要望している。そのなかで外来看護師は診断直後から継続的に本人と家族に支援できる立場にあり、診断後支援の役割を担うことが期待される。 そこで本研究の目的は、①認知症の人と家族が認知症の診断を受けてから介護サービス等を利用するまでの期間に求める診断後支援を明らかにすること。②認知症専門外来に勤務する看護師による診断後支援モデルを作成してその実用性を検討することである。 令和3年度は研究目的①調査、認知症の人の介護家族8名を対象に実施したインタビューデータについて、認知症診断後から介護サービス等を安定的に利用できるまでの経過を複線径路・等至性モデル(TEM)を用いて分析した。その結果、安定的に介護サービスを利用する等至点として「認知症の人と家族が信頼できるサービスを安心して活用できる状態」が考えられた。そこに至る過程には、病院の主治医との信頼関係、各種相談窓口の対応、介護サービス専門職との出会いなどが分岐点となっていた。多くの対象者は認知症の診断を受けた直後には専門職から的確な支援を得られず、独力で手探りのまま情報収集をしていた。そのなかで家族の思いに寄り添い一緒に対応を考えてくれる支援者に信頼感を抱いていた。一方で、認知症外来受診の際に看護師から支援を受けたと感じている対象者は少なく、必ず外来にいる看護師が対象者に積極的に声をかけることで早く支援につながることができた可能性について言及していた。 そこで令和4年度は、認知症外来の看護師を対象として看護師の視点からの認知症診断後支援の現状と課題について調査していくこととする。

  • 急性期病院における高齢患者のためのせん妄リスクマネジメントの開発と評価

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    長谷川 真澄, 粟生田 友子, 綿貫 成明, 菅原 峰子, 鳥谷 めぐみ, 木島 輝美

     研究概要を見る

    本研究では、急性期病院のせん妄リスクマネジメントにおける多職種連携の推進と看護師のケアスキルの向上をめざす教育プログラムを開発した。まず、国内において先駆的なせん妄対策チームの活動を調査し、多職種チームの構築プロセスを明らかにした。次に、臨床へのせん妄評価ツールの導入を促進するための看護師向けのDVD教材を作成した。最終的に、せん妄対策を推進する組織づくり、せん妄対策のシステムづくり、せん妄ケアに関するスタッフ教育の3本柱で構成されたせん妄リスクマネジメント・プログラムを開発した。今後は、本プログラムを臨床に適用し、その有用性や効果について評価していく必要がある。

  • 特定機能病院における認知症高齢者への看護の課題と有効な援助の検討

    若手研究(B)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    木島 輝美

    担当区分: 研究代表者

     研究概要を見る

    特定機能病院における認知症高齢者への看護の課題の明確化と有効な援助の検討を目的とした。特定機能病院に勤務する看護師24名の面接結果を質的に分析した。 看護上の困難では、【事故防止の難しさ】、【先端治療と生活機能低下のジレンマ】、【退院調整の困難】などの7つのカテゴリーが抽出された。看護上の工夫では、【事故防止の抑制と代替手段】、【看護チームや他職種との連携】などの8つのカテゴリーが抽出された。先端医療の現場では事故防止が最優先され、疾患は治癒しても認知症高齢者の生活機能が低下してしまう課題があった。入院早期から多職種が連携して生活機能低下を予防する援助の必要性が示唆された。

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