橋本 恵理 (ハシモト エリ)

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所属

医学部 神経精神医学講座

職名

准教授

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(医学)

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    国際アルコール医学生物学会

  •  
     
     

    日本精神神経学会

  •  
     
     

    日本神経精神薬理学会

  •  
     
     

    日本生物学的精神医学会

  •  
     
     

    日本神経化学会

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 発達期環境ストレス誘発統合失調症の病態生理の探索 抗精神病薬によるパルブアルブミン陽性細胞変異に焦点を当てた発症予防法開発を目指す試み

    出利葉 健太, 鵜飼 渉, 西村 恵美, 橋本 恵理, 橋口 華子, 廣瀬 奨真, 望月 真里菜, 桃木 幸彦, 古瀬 研吾, 石井 貴男, Riva Marco A., 河西 千秋

    日本神経精神薬理学会年会プログラム・抄録集 ( (一社)日本神経精神薬理学会 )  53回   153 - 153  2023年09月

  • 難治性精神疾患と周産期メンタルヘルス異常の病態・治療法探索 漢方薬と幹細胞を用いた社会性/共感性の行動・脳神経回路変動の解析

    鵜飼 渉, 出利葉 健太, 西村 恵美, 橋本 恵理, 山田 美佐, 橋口 華子, 廣瀬 奨真, 望月 真里菜, 桃木 幸彦, 古瀬 研吾, 石井 貴男, リーバ・マルコ, 河西 千秋

    日本神経精神薬理学会年会プログラム・抄録集 ( (一社)日本神経精神薬理学会 )  53回   151 - 151  2023年09月

  • Reduced sociability in a prenatal immune activation model: Modulation by a chronic blonanserin treatment through the amygdala-hippocampal axis.

    Kenta Deriha, Eri Hashimoto, Wataru Ukai, Francesca Marchisella, Emi Nishimura, Hanako Hashiguchi, Masaya Tayama, Takao Ishii, Marco A Riva, Chiaki Kawanishi

    Journal of psychiatric research   164   209 - 220  2023年08月  [国際誌]

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    The environmental disturbances in a critical neurodevelopmental period exert organizational effects on brain intrinsic plasticity including excitatory and inhibitory (E/I) neurotransmission those can cause the onset of psychiatric illness. We previously reported that treatment of neural precursor cells with N-methyl-D-aspartate (NMDA) receptor antagonist MK-801 induced reduction of GABAergic interneuron differentiation, and these changes recovered by atypical antipsychotic blonanserin treatment in vitro. However, it remains unclear how this treatment affects neural circuit changes in hippocampus and amygdala, which might contribute to the prevention of onset process of schizophrenia. To elucidate the pathogenic/preventive mechanisms underlying prenatal environmental adversity-induced schizophrenia in more detail, we administered poly (I:C) followed by antipsychotics and examined alterations in social/cognitive behaviors, GABA/glutamate-related gene expressions with cell density and E/I ratio, and brain-derived neurotrophic factor (Bdnf) transcript levels, particularly in limbic areas. Treatment with antipsychotic blonanserin ameliorated impaired social/cognitive behaviors and increased parvalbumin (PV)-positive (+) cell density and its mRNA levels as well as Bdnf with long 3'UTR mRNA levels, particularly in the dorsal hippocampus, in rats exposed to maternal immune activation (MIA). Low dose of blonanserin and haloperidol altered GABA and glutamate-related mRNA levels, the E/I ratio, and Bdnf long 3'UTR mRNA levels in the ventral hippocampus and amygdala, but did not attenuate behavioral impairments. These results strongly implicate changes in PV expression, PV(+) GABAergic interneuron density, and Bdnf long 3'UTR expression levels, particularly in the dorsal hippocampus, in the pathophysiology and treatment responses of MIA-induced schizophrenia and highlight the therapeutic potential of blonanserin for developmental stress-related schizophrenia.

    DOI PubMed

  • Identification of epigenetically active L1 promoters in the human brain and their relationship with psychiatric disorders

    Risa Watanabe, Yutaka Nakachi, Hikari Matsubara, Junko Ueda, Takao Ishii, Wataru Ukai, Eri Hashimoto, Kiyoto Kasai, Siro Simizu, Tadafumi Kato, Miki Bundo, Kazuya Iwamoto

    Neuroscience Research ( Elsevier BV )  195   37 - 51  2023年05月  [査読有り]

    DOI

  • 統合失調症モデルにおける社会認知機能障害とパルブアルブミン陽性ニューロン変化についての検討

    出利葉 健太, 鵜飼 渉, Riva Marco A., 西村 恵美, 橋本 恵理, 橋口 華子, 田山 真矢, 村山 友規, 古瀬 研吾, 石井 貴男, 河西 千秋

    精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 )  124 ( 5 ) 360 - 360  2022年05月

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Misc 【 表示 / 非表示

  • 新型コロナ・ウイルス感染拡大下における医学部新入生の生活・健康問題とその推移

    津山雄亮, 津山雄亮, 松浦久美子, 橋本恵理, 田所重紀, 河西千秋, 河西千秋

    日本自殺予防学会総会プログラム・抄録集   47th  2023年

    J-GLOBAL

  • ヒト死後脳の神経細胞におけるLINE‐1プロモーターのエピジェネティック修飾状態の検討

    渡邊理紗, 文東美紀, 上田順子, 村田唯, 石井貴男, 鵜飼渉, 橋本恵理, 笠井清登, 清水史郎, 加藤忠史, 岩本和也

    日本生物学的精神医学会(Web)   41st   43 (WEB ONLY)  2019年

    J-GLOBAL

  • 深い学びの要 ディープコミュニケーションとは何か どことどこで会話をしているのか

    鵜飼 渉, 辻野 華子, 杉村 政樹, 木川 昌康, 田山 真矢, 石井 貴男, 古瀬 研吾, 廣瀬 奨真, 橋本 恵理, 澤田 いずみ, 山本 武志, 白鳥 正典, 河西 千秋, 相馬 仁

    医療人育成センター紀要 ( 札幌医科大学医療人育成センター )  9   35 - 43  2018年03月

     概要を見る

    言語・非言語社会的コミュニケーション障害の脳病態について概説し、扁桃体機能に及ぼすオキシトシンの影響について述べた。感情の認知において、眼窩前頭皮質(OFC)は相手の感情表現が重大なシグナルを発しているかどうかを判断する責任領域である。扁桃体は動物とヒトの両方で感情的および社会的行動に重要な役割を果たす。社会的認知プロセスにおけるオキシトシンの最も重要な役割は、扁桃体活性の調節であると考えられる。ディープコミュニケーションの実体は、動物と動物、動物と人間、人間と人間が用いることのできる非言語・社会性コミュニケーションであると考えられた。

  • JSNP Excellent Presentation Award for CINP2016: Epigenetic Status of LINE-1 Promoters in Neurons and Non-neurons

    Risa Watanabe, Masaki Nishioka, Miki Bundo, Yutaka Sawai, Junko Ueda, Yui Murata, Takao Ishii, Wataru Ukai, Eri Hashimoto, Kiyoto Kasai, Siro Simizu, Tadafiimi Kato, Kazuya Iwamoto

    Japanese Journal of Neuropsychopharmacology   37 ( 3 ) 83 - 84  2017年06月

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • ヒト死後脳を用いたシングルセルレベルのLINE‐1新規挿入同定の試み

    文東美紀, 文東美紀, 文東美紀, 上田順子, 西岡将基, 清田恵美, 石井貴男, 鵜飼渉, 橋本恵理, 笠井清登

    日本神経精神薬理学会プログラム・抄録集   47th   192  2017年

    J-GLOBAL

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 統合失調症の職業機能回復:シンクロナイザーニューロン活性化による共感性増強の意義

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    鵜飼 渉, 仲地 ゆたか, 橋本 恵理, 石井 貴男, 館農 勝, 森元 隆文

  • レビー小体型認知症の性差に着目した病態解明と治療への応用

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    小林 清樹, 橋本 恵理, 鵜飼 渉, 相馬 仁

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    本研究の目的は、DLB患者の男性ホルモン濃度を測定した結果を分析し、症状発現に関する病態解明や予防・治療への応用を検討する。DLBのcommon formはAD病理も合わせもつと言われていることから、AD同様、エストロゲンやアンドロゲンとの関連について調査する価値があるが、未だ不明であり、高い独創性と新規性を有する。また、性ホルモンは血液検査で測定可能で低侵襲である。 臨床症状の有無と性ホルモン濃度との関係を検証することにより、症状発現に関する病態解明や治療への糸口を探る。また、性ホルモン濃度、頭部MRI(VSRAD)など脳形態画像、脳血流SPECTなどの機能画像との相関についても検証する準備を整えている。

  • 難治性うつ病に対する新規治療戦略:報酬系・免疫系クロストークから探る疾患制御

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    橋本 恵理, 山田 美佐, 鵜飼 渉, 木川 昌康

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    臨床現場においては、標準的な抗うつ薬治療では回復しない難治性うつ病が重大な問題となっており、より有効な治療が求められている。特に、社会的認知や情動的共感などを含む社会性機能障害は、いわゆる向社会的行動の動機付けや実行が上手くいかない要因の一つと考えられ、うつ病患者の学業や就労場面への復帰の問題等に大きく影響しているといえよう。 近年の神経栄養メカニズムと脳内炎症・免疫応答理論の発展は、従来の理論では説明できなかったうつ病の病態理解の新たな切り口を提供するものであり、より有効な治療ストラテジーの確立に期待がかかるところである。特に、うつ病の難治化には神経新生や脳内炎症・免疫系の制御不全の関与が大きいと考えられ、本研究で用いている難治性うつ病モデルにおいても、海馬や扁桃体等の脳内各領域における脳由来神経栄養因子(BDNF)や炎症性サイトカインレベルが通常うつ病モデルと異なることが確認されている。今年度の研究において、この難治性うつ病モデルラットの脳内各領域のタンパク質サンプルを用いてアミノ酸含量を測定したところ、海馬領域のGABAについて対照群との間に有意な差が認められ、既に報告している脳内BDNF不均衡に加えて、GABAに関しても脳内不均衡が確認された。本研究で得られた知見から、BDNF遺伝子発現増強効果が海馬・扁桃体・前頭前野等の炎症性サイトカインレベルを変化させ、グルタミン酸(興奮性)/ GABA(抑制性)ニューロンバランスの調整をはかって海馬・扁桃体機能を強化させることが難治性うつ病の治療に役立つことが示唆された。よって、これらの研究成果をもとに、今後さらに社会認知や共感性に関連する脳機能変化を指標に、治療反応性に関与している分子病態メカニズムに関する検証を進めていくことが有用と考えられる。

  • 精神疾患の社会認知障害とその回復の神経基盤:シンクロナイザーニューロン増強の意義

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

    鵜飼 渉, 橋本 恵理, 石井 貴男, 木川 昌康, 豊島 学, 森元 隆文

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    はじめに,胎生期にpoly (I:C)を曝露させる方法で統合失調症モデルラットを作成し,臨床において,統合失調症患者の職業的・社会的機能障害の改善効果が報告されている治療薬を投与することで,同モデルの社会性行動障害が回復し,その効果に,海馬および扁桃体領域のparvalbumin(PV)陽性細胞数の増加が関与することを示した。次に,社会的認知機能基盤に関わる分子変動について解析を進め,治療薬投与により背側海馬においてPV,およびBdnf long 3'UTR mRNAレベルが上昇することを見出し,これらが発達ストレスに関連した統合失調症の発症・病態と治療反応に強く関与することを明らかとした。

  • 難治性うつ病の新規治療法開発を目指す-幹細胞による脳神経細胞リモデリング解析

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    木川 昌康, 佐々木 祐典, 橋本 恵理, 鵜飼 渉

     研究概要を見る

    治療抵抗性を示す難治性うつ病に対する新たな治療法の確立を目的として,胎生期にアルコール暴露,さらに青年期にcorticosteroneを投与する二重ストレス暴露による難治性うつ病モデルラットを作成し,薬物,およびBM-MSC投与による,社会性機能(ソーシャルインターラクション行動),および共感性機能(他者救援行動)に対する行動学解析を行った。その結果,MSCの投与は,難治性うつ病モデルの社会性機能障害を特異的に改善すること,一方で,漢方薬の加味帰脾湯の投与は,モデル動物の共感性機能を特異的に改善,増強させるとの知見を得た。現在,関連脳機能変化の解析を進め,統合・比較解析を急いでいる。

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • エタノールによる細胞傷害とアネキシンIVの発現変化

    大川 浩子, 相馬 仁, 黒木 由夫, 村上 新治, 橋本 恵理, 齋藤 利和

    生化学  

    発表年月: 2001年08月

  • 統合失調症治療薬が神経幹細胞のインターニューロンへの分化に及ぼす影響について(The effect of antipsychotics on interneurogenesis of adult neural stem cells)

    金田 博雄, 鵜飼 渉, 橋本 恵理, 吉永 敏弘, 館農 勝, 渡邊 公彦, 白坂 知彦, 五十嵐 健史, 石井 貴男, 齋藤 利和

    神経化学  

    発表年月: 2011年09月

  • 札幌医科大学附属病院GID(性同一性障害)クリニックの現状と課題

    菊地 裕子, 池田 官司, 小野澤 淳, 向 裕加, 小笠原 雅美, 橋本 恵理, 齋藤 利和

    精神神経学雑誌  

    発表年月: 2005年07月

  • 札幌医科大学医学部附属病院神経精神科入院統計

    三浦 寛高, 池田 官司, 中野 倫仁, 齋藤 諭, 橋本 恵理, 土岐 完, 齋藤 利和, 穴澤 龍治, 佐々木 信幸

    精神神経学雑誌  

    発表年月: 2002年02月

  • うつ病者及び自殺者死後脳におけるサイクリックAMPの産成系と分解系について

    橋本 恵理

    精神神経学雑誌  

    発表年月: 1995年05月

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