Misc - 山下　建

アスファルト熱傷の1例

北 愛里紗, 香山 武蔵, 齋藤 有, 加藤 慎二, 権田 綾子, 須貝 明日香, 山内 誠, 山下 建, 四ツ柳 高敏

熱傷 ( (一社)日本熱傷学会 )  43 ( 3 ) 151 - 156  2017年09月

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症例は35歳、男性。作業中に高温のアスファルトを上半身に浴び、当院に救急搬送された。初診時、顔面、頭髪、両上肢等にアスファルトが固着していた。全身麻酔下で市販のリモネン含有洗剤(オレンジX)を用いてアスファルトの除去を行ったところ、40分程度ですべてのアスファルト除去が完了した。除去後の創の評価にてTBSA約6%のII度熱傷を認めた。前腕部の一部は深達性II度熱傷であり植皮を要したが、他部位は保存的治療にて2週間以内に上皮化した皮膚に固着したアスファルトは除去が困難であることが知られている。物理的に剥がした場合には強い疼痛をきたし皮膚を損傷する恐れがあるため、溶解して除去する必要がある。さまざまな溶剤の使用が試みられているものの、有効な手技が確立されていないのが実情である。今回われわれは、市販のリモネン含有洗剤を用いることで比較的容易にアスファルトを除去できたことから有用な手段の一つと考えられた。(著者抄録)

症例 小耳症二次修正においてもみあげ形成が有用であった1例

北田 文華, 四ッ柳 高敏, 石崎 力久, 山下 建, 須貝 明日香, 加藤 慎二, 権田 綾子, 鈴木 明世

形成外科 ( 克誠堂出版 )  60 ( 5 ) 571 - 576  2017年05月

CiNii

折れ耳の術後変形に対し肋軟骨移植による耳介形成術を施行した1例

加藤 慎二, 四ツ柳 高敏, 鈴木 明世, 権田 綾子, 須貝 明日香, 中川 嗣文, 山内 誠, 山下 建

形成外科 ( 克誠堂出版(株) )  60 ( 5 ) 577 - 581  2017年05月

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40歳男。他院で耳介形成術を行ったが、満足する結果ではなかったため、受診となった。受診した右耳輪は不自然にくびれており、全体として小さく歪んだ輪郭を呈していた。対輪上脚は角張って細い直線状であった。また、もともとの変形と思われる耳輪脚と対輪が癒合した変形が認められた。耳介の形態と大きさの両方の改善を希望したため、肋軟骨移植を選択した。術後6ヵ月時点で、比較的良好は形態を維持しており、満足すべき結果が得られている。

CiNii

臨床報告 成人男性に発症した眼窩内原発のEwing肉腫の1例

佐藤 圭悟, 平岡 美紀, 橋本 雅人, 山下 建, 杉田 真太朗, 長谷川 匡, 村瀬 和幸, 大黒 浩

臨床眼科 ( 医学書院 )  70 ( 12 ) 1773 - 1778  2016年11月

CiNii

耳介再建におけるティッシュ・エキスパンダーの利用方法 (特集 ティッシュ・エキスパンダー法 私の工夫)

四ッ柳 高敏, 山下 建

Pepars ( 全日本病院出版会 )  ( 115 ) 11 - 17  2016年07月

CiNii

顔面電撃傷の1例

山内 誠, 須貝 明日香, 山下 建, 齋藤 有, 四ツ柳 高敏

熱傷 ( (一社)日本熱傷学会 )  42 ( 2 ) 100 - 100  2016年06月

慢性硬膜下血腫を合併していた広範囲熱傷の1例

越前 栄次朗, 宮田 圭, 喜屋武 玲子, 平山 傑, 上村 修二, 成松 英智, 権田 綾子, 北 愛里紗, 加藤 慎二, 須貝 明日香, 山内 誠, 山下 建, 齋藤 有, 四ツ柳 高敏

熱傷 ( (一社)日本熱傷学会 )  42 ( 2 ) 100 - 100  2016年06月

ハイドロキシアパタイトゲルFiller注入による動脈塞栓により視力低下、皮膚壊死を来した1例

北 愛里紗, 山下 建, 小澤 隆矩, 加藤 慎二, 権田 綾子, 須貝 明日香, 山内 誠, 齋藤 有, 四ツ柳 高敏

日本形成外科学会会誌 ( (一社)日本形成外科学会 )  36 ( 3 ) 138 - 138  2016年03月

外傷後全耳介欠損に対し再建を行った1例

須貝 明日香, 四ツ柳 高敏, 北田 文華, 権田 綾子, 山内 誠, 山下 建, 齋藤 有

日本形成外科学会会誌 ( (一社)日本形成外科学会 )  35 ( 12 ) 702 - 702  2015年12月

ハイドロサージェリーシステム(バーサジェット)を用いた広範囲熱傷の治療経験

権田 綾子, 齋藤 有, 北田 文華, 須貝 明日香, 山内 誠, 山下 建, 四ツ柳 高敏

熱傷 ( (一社)日本熱傷学会 )  41 ( 4 ) 177 - 177  2015年11月

左唇裂患者の高度鼻腔狭窄に対し修正術を施行した一例

須貝 明日香, 山内 誠, 山下 建, 齋藤 有, 四ツ柳 高敏

日本頭蓋顎顔面外科学会誌 ( (一社)日本頭蓋顎顔面外科学会 )  31 ( 3 ) 217 - 217  2015年10月

【美容医療の合併症から学ぶ[1]-フィラー編-】 ハイドロキシアパタイトジェルフィラー注入後の動脈塞栓により視力低下・皮膚壊死を来たした1例

山下 建, 四ツ柳 高敏, 北 愛里紗, 須貝 明日香, 山内 誠, 丸茂 弥生, 平岡 美紀, 大黒 浩

形成外科 ( 克誠堂出版(株) )  58 ( 9 ) 962 - 967  2015年09月

CiNii

感染により再形成を要した小耳症の1例

須貝 明日香, 四ツ柳 高敏, 北田 文華, 北 愛里紗, 山内 誠, 山下 建, 齋藤 有

日本形成外科学会会誌 ( (一社)日本形成外科学会 )  35 ( 9 ) 551 - 552  2015年09月

臨床報告 蜂刺傷が誘因となり緩徐に眼窩内浸潤をきたした微小囊胞性付属器癌の1例

澤田 奏子, 橋本 雅人, 山下 建

臨床眼科 ( 医学書院 )  69 ( 7 ) 1087 - 1091  2015年07月

CiNii

眼窩内腫瘍30例の検討 IgG4関連疾患の概念を加味して

山下 建, 四ツ柳 高敏, 北田 文華, 権田 綾子, 須貝 明日香, 山内 誠, 齋藤 有

形成外科 ( 克誠堂出版(株) )  58 ( 7 ) 787 - 796  2015年07月

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眼窩内腫瘍30例(男性15例、女性15例、平均年齢51歳)について検討した。腫瘍局在部位は両側5例、片側25例(右側13例、左側12例)で、全体で30例35眼であり、眼窩内局在部位は涙腺部19例(64%)、眼窩上方6例(20%)、眼窩下方4例(13%)、筋円錐内1例(3%)であった。初発症状(重複あり)は眼瞼腫脹15例(50%)、眼球突出、眼瞼下垂各11例(37%)であった。病理組織型は良性21例(70%:IgG4関連疾患8、多形腺腫6、皮様嚢腫2、その他5)、悪性9例(30%:悪性リンパ腫7、腺様嚢胞癌、低分化SCC各1)であった。発生由来による分類では、涙腺部のリンパ性腫瘍はMALTリンパ腫とIgG4関連疾患が殆どを占め、上皮性腫瘍では多形腺腫が最も多く、涙腺外では多種多様な腫瘍を認めた。当科での手術治療は26例(4例は他院にて生検済み)で、良性疾患は腫瘍全摘出を、IgG4関連疾患は部分生検か全摘出を、悪性疾患は部分生検を行った。

耳輪脚変形を伴う軽度耳介低形成に対する治療経験

権田 綾子, 四ツ柳 高敏, 山下 建, 山内 誠

日本形成外科学会会誌 ( (一社)日本形成外科学会 )  35 ( 6 ) 341 - 345  2015年06月

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5歳女児。妊娠・分娩経過に問題を認めなかった。生下時より右耳介の低形成と左立ち耳を認めた。正面視において、大きさ・形態ともに耳介の著明な左右差を有した。右耳介は、耳介全体としての形態は一見著明な変形は認めないものの、部位別に形態をみると、舟状窩の狭小化、耳輪脚と対輪下脚の癒合、それに伴う耳甲介舟の消失、耳珠切痕の消失、耳垂の低形成および軽度の耳垂裂などを認めた。また、左耳介は、対輪の突出が消失し、耳介が前方に張り出した、典型的な立ち耳の形態であった。対輪は用手的に正常の形態に容易に矯正可能であった。全身麻酔下に、左右ともに一期的に手術を施行した。創は良好に治癒した。術後2年の経過では、左右ともに術直後と同様の形態を維持し、正面視にても左右対称性が得られている。成長経過においても左右差はほぼ認めていない。

自家培養表皮移植を行い救命しえた広範囲熱傷患者の1例

須貝 明日香, 齋藤 有, 山下 建, 山内 誠, 権田 綾子, 加藤 慎二, 北田 文華, 小澤 隆矩, 安田 紗緒里, 四ツ柳 高敏

熱傷 ( (一社)日本熱傷学会 )  41 ( 2 ) 98 - 98  2015年06月

小耳症手術における肋軟骨採取に適した肋軟骨剪刀の開発

鈴木 明世, 四ツ柳 高敏, 北田 文華, 権田 綾子, 須貝 明日香, 山内 誠, 山下 建, 齋藤 有

日本形成外科学会会誌 ( (一社)日本形成外科学会 )  35 ( 5 ) 291 - 291  2015年05月

【エステティックユニットを重視した顔面皮膚欠損の治療】 エステティックユニットを重視した局所皮弁による外鼻再建

山内 誠, 四ツ柳 高敏, 齋藤 有, 山下 建, 須貝 明日香, 権田 綾子, 北田 文華, 小澤 隆矩

形成外科 ( 克誠堂出版(株) )  58 ( 5 ) 487 - 495  2015年05月

女性の頸部熱傷後瘢痕拘縮に対する乳房縮小術の有用性

須貝 明日香, 四ツ柳 高敏, 北田 文華, 北 亜里紗, 鈴木 明世, 山田 哲生, 香山 武蔵, 山内 誠, 山下 建, 齋藤 有

熱傷 ( (一社)日本熱傷学会 )  40 ( 4 ) 220 - 220  2014年11月