森元 隆文 (モリモト タカフミ)

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所属

保健医療学部 作業療法学科 作業療法学第二講座

職名

講師

学位 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   作業療法学博士

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   精神神経科学  

  • 人文・社会   臨床心理学  

  • ライフサイエンス   リハビリテーション科学   作業療法学

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   保健医療学部 作業療法学科   講師  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 作業療法

  • 精神障害

  • 統合失調症

  • 認知機能リハビリテーション

論文 【 表示 / 非表示

  • Relationship Between Social Networking Service Addiction and Occupational Dysfunction in Young Adults

    Takafumi Morimoto, Tsukasa Murakami, Tsutomu Sasaki, Kazuki Yokoyama, Takao Ishii, Nozomu Ikeda

    OTJR: Occupational Therapy Journal of Research ( SAGE Publications )   2024年09月  [査読有り]

    担当区分:   筆頭著者

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    Social networking services (SNSs) are useful tools; however, problematic use leads to mental health problems. This study aimed to examine whether SNS addiction is associated with occupational dysfunction while considering the effects of depression. This cross-sectional study included 268 undergraduates who responded to the questionnaire on the frequency and time of SNS use, the Center for Epidemiologic Studies Depression Scale (CES-D), SNS-X scale, and the Classification and Assessment of Occupational Dysfunction (CAOD). Hierarchical multiple regression analysis showed effect of the SNS-X score for Instagram was significant (β = 0.174, p = .001) adjusted by the CES-D total score. However, the effect of frequency and time of SNS use were not significant. This suggests that SNS addiction, and not SNS use, is a factor associated with occupational dysfunction that should be emphasized and depression.

    DOI

  • Effect of individualized occupational therapy on cognition among patients with schizophrenia: A randomized controlled trial

    Takeshi Shimada, Takafumi Morimoto, Hirofumi Nagayama, Naoko Nakamura, Kaori Aisu, Aki Kito, Ryo Kojima, Ayumi Yamanushi, Kojiro Kawano, Noriaki Hikita, Kayano Yotsumoto, Tomoe Ebisu, Masashi Kawamura, Takao Inoue, Junya Orui, Tatsumi Asakura, Masafumi Akazawa, Masayoshi Kobayashi

    Schizophrenia Research ( Elsevier BV )  269   18 - 27  2024年07月  [査読有り]

    DOI

  • Association between occupational participation and depressive symptoms among middle-aged adults: A cross-sectional study in Hokkaido, Japan

    Kazuki Yokoyama, Kiyotaka Shimada, Takafumi Morimoto, Takao Ishii, Nozomu Ikeda

    Hong Kong Journal of Occupational Therapy ( SAGE Publications )   2024年06月  [査読有り]

     概要を見る

    Aim This study aimed to investigate the association between occupational participation and depressive symptoms among middle-aged adults in Hokkaido, Japan. Methods Community-dwelling adults aged 40–64 years were recruited using snowball sampling, and 165 participants who returned the questionnaires and met the selection criteria were included in the analysis. Depressive symptoms were assessed using the Center for Epidemiologic Studies Depression (CES-D) scale. Occupational participation, including three domains (leisure, productivity, and self-care) and three aspects (occupational control, occupational balance, and satisfaction of performance), was assessed using Self-completed Occupational Performance Index (SOPI) questionnaire. Results Multivariate-adjusted regression analysis revealed that depressive symptoms were associated with lower occupational participation in the productivity domain (β = −0.34, p < .001), whereas analysis of each aspect of the SOPI showed a significant association of depressive symptoms with lower occupational control in productivity domain (β = −0.33, p < .001), occupational balance in productivity domain (β = −0.25, p < .001), and satisfaction with performance in leisure domain (β = −0.16, p = .045) and productivity domain (β = −0.35, p < .001). Conclusion Depressive symptoms was significantly associated with low occupational participation in productivity domain in middle-aged adults. In the domains of leisure and self-care, significant associations were found only between depression symptoms and satisfaction of performance. Occupational therapy interventions for middle-aged adults targeting the maintenance and improvement of participation in productive activities may help preventing depressive symptoms.

    DOI

  • Exploratory study on driving ability of people with schizophrenia: Relationships among cognitive function, symptoms, and brain activity

    Hiroki Okada, Takafumi Morimoto, Nozomu Ikeda

    Schizophrenia Research ( Elsevier BV )  264   290 - 297  2024年02月

    DOI

  • 放課後等デイサービスにおけるPEERSの有効性の検討 対面とオンラインのハイブリッドによる実施

    村上 元, 荻野 圭司, 山田 智子, 森元 隆文, 池田 望

    作業療法の実践と科学 ( (公社)北海道作業療法士会 )  6 ( 1 ) 1 - 10  2024年02月  [査読有り]

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 精神科リハビリテーション評価法ハンドブック

    早坂友成, 岩根達郎, 森元隆文( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: サイコーシスの認知バイアス質問紙(CBQp)(p48-51)、精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)(p224-226))

    2023年04月 ISBN: 9784498229464

  • メタ認知トレーニングをはじめよう MCTガイドブック

    石垣 琢麿( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第10章 デイケアでの工夫)

    星和書店  2022年04月 ISBN: 9784791110957

  • 主観的感覚と生きづらさに寄り添う : 精神科作業療法士が伝えたい臨床思考ケースブック

    岩根, 達郎( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 09 統合失調症ケース 就労継続支援の対処から,デイケアでの立て直し,再就労まで)

    メジカルビュー社  2021年07月 ISBN: 9784758320603

  • 「精神疾患における認知機能障害の矯正法」臨床家マニュアル 第2版

    Medalia, Alice., Herlands, Tiffany., Saperstein, Alice, Revheim, Nadine., 橋本, 直樹, 池澤, 聰, 最上, 多美子, 豊巻, 敦人, 森元, 隆文, 井上, 貴雄, 國田, 幸治, 中込, 和幸( 担当: 共訳)

    星和書店  2019年12月 ISBN: 9784791110391

  • 精神科作業療法の理論と技術(早坂友成・編)

    森元 隆文( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 統合失調症(p116-132)、認知行動療法(p248-255))

    メジカルビュー社  2018年03月

受賞 【 表示 / 非表示

  • 最優秀演題賞

    2019年06月   第50回北海道作業療法学会学術大会・第8回北海道作業療法士会研修会  

    受賞者: 森元 隆文

  • Poster Presentation Award

    2018年11月   11th Pan-Pacific Conference on Rehabilitation  

    受賞者: 森元 隆文

  • 第2回うつ病作業療法研究会学術大会 最優秀演題賞

    2018年03月   日本うつ病作業療法研究会  

    受賞者: 森元 隆文

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 統合失調症の職業機能回復:シンクロナイザーニューロン活性化による共感性増強の意義

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    鵜飼 渉, 仲地 ゆたか, 橋本 恵理, 石井 貴男, 館農 勝, 森元 隆文

  • 統合失調症患者のメタ認知と認知バイアスが社会機能に及ぼす影響についての縦断的検討

    若手研究

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    森元 隆文

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    本研究では,正解確信度の評定を含む表情認知課題を用いて評価するメタ認知や同課題中の視線解析により評価する“過小な情報収集”という認知バイアスと陽性症状,さらには心理社会的介入の主要な治療標的である社会機能との因果関係を縦断的に検討することを目指している. 対象は,札幌市内の精神科病院,あるいは総合病院精神科に通院・あるいは入院しており,統合失調症と診断されている者42名を想定している.表情認知課題を施行し,メタ認知の指標として表情認知課題中の「"正解"or"不正解"と"正解だと思う確信度"との順位相関」であるGamma相関を算出し,“過小な情報収集”を評価するために非接触型のアイトラッカーにより顔写真を見ている時の注視点を計測する.同時に,陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)の陽性尺度による陽性症状の評価と,精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)の“日常生活技能”と“対人関係”得点の算出により社会機能を評価する.上記についての初回調査とその1か月後に調査協力を依頼し,2時点の目的変数と説明変数それぞれを設定した交差遅延効果モデルにて因果関係を検証する. 今年度は,機器の整備と表情認知課題の設定まで進めている.当初は,研究協力施設への説明と研究協力の依頼を完了し,データ収集を開始する予定であったが,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により協力施設でのデータ収集を開始する目処が立っていない状況である.

  • 精神疾患の社会認知障害とその回復の神経基盤:シンクロナイザーニューロン増強の意義

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

    鵜飼 渉, 橋本 恵理, 石井 貴男, 木川 昌康, 豊島 学, 森元 隆文

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    はじめに,胎生期にpoly (I:C)を曝露させる方法で統合失調症モデルラットを作成し,臨床において,統合失調症患者の職業的・社会的機能障害の改善効果が報告されている治療薬を投与することで,同モデルの社会性行動障害が回復し,その効果に,海馬および扁桃体領域のparvalbumin(PV)陽性細胞数の増加が関与することを示した。次に,社会的認知機能基盤に関わる分子変動について解析を進め,治療薬投与により背側海馬においてPV,およびBdnf long 3'UTR mRNAレベルが上昇することを見出し,これらが発達ストレスに関連した統合失調症の発症・病態と治療反応に強く関与することを明らかとした。

  • 統合失調症患者のメタ認知を客観的に評価する手法の確立

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    森元 隆文

    担当区分: 研究代表者

  • 成人期ASD者の就労支援を目的としたメタ認知訓練の新規開発と効果検証

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2023年03月
     

    池田 望, 大山 恭史, 森元 隆文

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    メタ認知尺度試作版の再検討を踏まえた尺度項目によるデータ収集を進めている。一方、ASDの就労支援に活用できるメタ認知トレーニングの開発について、引き続き、既存の統合失調症を対象としたトレーニングであるMetacognitive training(MCT)、同様にうつ病を対象としたD-MCT、および自己調節実行機能モデル(Self- Regulatory Executive Function Model:S- REF)に基づくメタ認知療法(Metacognitive. Therapy:MCT)、他の要素的認知機能に関わる検査、トレーニング法を参照しながらプログラムの作成を進めた。 プログラムの詳細については、ASDで障害を受けやすい心の理論(Theory of Mind)を扱うプログラムを中心に作成を進めていたが、さらに検討を進め、大きく6領域に集約した。具体的には、ASDで生じやすい感覚・知覚の問題、ネガティブイベントに関する原因帰属、「こだわり」の症状に関連する思考の柔軟性、および注意力、就労場面を模したなかでの社会的失言、そして共感、である。課題化にあたっては、セッションのテーマとコンテンツ構成、提示するスライド資料の内容等について、1回のセッションに要する時間を想定して検討し、さらにイラスト等の視覚的素材を活用して理解しやすい内容となるよう工夫を行った。現在、本プログラムを用いての試行に向け、準備を進めているところである。

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 統合失調症患者における表情認知課題中のメタ認知的判断と眼球運動: 健常成人を含めた妄想の重症度による比較検討

    森元 隆文, 横山 和樹, 石井 貴男, 池田 望

    第18回日本統合失調症学会  

    発表年月: 2024年04月

    開催年月日:
    2024年04月
     
     
  • 大学生の被害妄想的観念に影響する要因

    村上 元, 森元 隆文, 池田 望

    SST普及協会学術集会プログラム抄録集   (一社)SST普及協会  

    発表年月: 2023年12月

    開催年月日:
    2023年12月
     
     
  • バーチャルリアリティを利用した統合失調症を持つ人の居場所作り支援の実践報告

    國田 幸治, 森元 隆文, 池田 望

    日本作業療法学会抄録集   (一社)日本作業療法士協会  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月日:
    2023年11月
     
     
  • 統合失調症の認知機能に対する個別作業療法 ランダム化比較試験

    島田 岳, 森元 隆文, 長山 洋史, 小林 正義

    日本作業療法学会抄録集   (一社)日本作業療法士協会  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月日:
    2023年11月
     
     
  • 総合病院有床精神科における外傷性自殺企図患者の治療に関する実態調査

    阿部 雅, 石橋 竜太朗, 柏木 智則, 成田 賢治, 池田 望, 森元 隆文, 横山 和樹, 河西 千秋

    総合病院精神医学   (一社)日本総合病院精神医学会  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月日:
    2023年11月
     
     

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