塚原 智英 (ツカハラ トモヒデ)

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所属

医学部 病理学第一講座

職名

准教授

ホームページ

https://kaken.nii.ac.jp/d/r/20404634.ja.html

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2013年
     
     

    札幌医科大学   医学部   助教

    助教

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   整形外科学  

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   医学部   助教  

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 骨肉腫抗原

  • 軟部腫瘍学

  • ファージディスプレイライブラリ

  • HLA/ペプチド複合体

論文 【 表示 / 非表示

  • Immunotherapeutic benefit of α-interferon (IFNα) in survivin2B-derived peptide vaccination for advanced pancreatic cancer patients.

    Kameshima H, Tsuruma T, Kutomi G, Shima H, Iwayama Y, Kimura Y, Imamura M, Torigoe T, Takahashi A, Hirohashi Y, Tamura Y, Tsukahara T, Kanaseki T, Sato N, Hirata K

    Cancer science ( 1 )  104 ( 1 ) 124 - 129  2013年01月  [査読有り]

    DOI PubMed

  • [Peptide vaccination therapy for bone and soft tissue sarcoma].

    Emori M, Tsukahara T, Kawaguchi S, Wada T

    Nihon rinsho. Japanese journal of clinical medicine ( 9 )  69 ( 9 ) 1670 - 1673  2011年09月  [査読有り]

    PubMed CiNii

Misc 【 表示 / 非表示

  • ビギナーズセミナー7 わかる!がん免疫とがん抗原

    塚原 智英

    日本臨床免疫学会会誌 ( 日本臨床免疫学会 )  37 ( 4 ) 299 - 299  2014年

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    癌免疫は,癌に対する免疫応答の理解と癌の免疫制御を目指す学問であり,癌抗原の同定によって飛躍的に発展した.よって癌免疫の理解には癌抗原の理解が重要である.癌免疫の存在は1990年代に自家細胞傷害性T細胞(CTL)クローンに認識されるヒト癌抗原のクローニングにより,主にメラノーマで証明された.これらの発見にはforward immunology approachといわれる腫瘍反応性ヒト自家CTLクローンの樹立とcDNAライブラリ発現クローニング法の開発が大きく貢献した.さらに既知の候補抗原からCTLエピトープを求めるreverse immunology approachも盛んに行われ,メラノーマ以外からも多くの抗原が同定された.これらの知見はペプチドワクチンや抗原特異的リンパ球大量輸注療法の開発につながっている.また昨年は抗CTLA-4抗体や抗PD-1抗体などのチェックポイント抗体による活性化T細胞制御がメラノーマに対して有効性を示して一世を風靡した.チェックポイント抗体がメラノーマでよく効いた理由として(1)癌抗原が皮膚のランゲルハンス細胞に取り込まれてCTLを効率よくプライムできる,(2)高い免疫原性を持つ変異抗原が多く発現してる点が重要と考えられる.今後は高い腫瘍特異性をもち,かつ造腫瘍能を制御する癌の根源に迫る癌抗原の同定が重要となる.また自家CTLが認識する抗原の同定は,時に我々の想像がおよばないようなセレンディピティを与えてくれる.

    DOI CiNii

  • 合同シンポジウム2-5  がんワクチン創薬への道程:がん抗原の同定から臨床試験まで

    鳥越 俊彦, 廣橋 良彦, 塚原 智英, 島 宏彰, 水口 徹, 平田 公一, 佐藤 昇志

    日本臨床免疫学会会誌 ( 日本臨床免疫学会 )  36 ( 5 ) 313 - 313  2013年

     概要を見る

    我々は過去20年以上にわたってヒトがん抗原の同定とそれに対する免疫応答の分子機構を解明し,Survivinをはじめとする10種類以上のヒトがん抗原とそのHLA class I拘束性T細胞エピトープの構造を明らかにしてきた.抗原ペプチドを用いて患者の末梢血リンパ球を刺激すると,ペプチド特異的細胞障害性T細胞が誘導される.平成14年度からSVN-2Bペプチドワクチンの臨床試験を開始.平成23年度からは医師主導治験を実施している.Tetramerを用いた免疫モニタリングの結果,ペプチド特異的T細胞の頻度と抗腫瘍効果との間に相関性が見出された.また,インターフェロンの併用によって臨床効果が増強することが判明した.10月には進行膵臓がんに対する第2相試験(二重盲検試験)をスタートする.  一方で我々は,ヒトの固形腫瘍細胞株からがん幹細胞(CSC)を分離することに成功し,現在CSC特異抗原の探索を実施している.がん幹細胞は,長寿命・高い造腫瘍能力・高い遊走能・抗がん剤耐性などの特性を有することから,がん再発と転移の根幹をなす細胞であると推察されている.CSC特異抗原はどのような分子か,CSC特異的細胞障害性T細胞の誘導とCSC標的治療モデル等を紹介し,がん幹細胞標的ワクチン創薬に向けての歩みと展望についても議論したい.

    DOI CiNii

  • 中高年者の橈骨遠位端骨折変形治癒に対する矯正骨切り術 : 橈骨 closing wedge osteotomy と尺骨短縮術の併用

    和田 卓郎, 磯貝 哲, 塚原 智英, 相木 比古乃, 金谷 耕平, 青木 光広

    日本手の外科学会雑誌 = The Journal of Japanese Society for Surgery of the Hand   21 ( 2 ) 61 - 64  2004年10月

    CiNii

  • 手指PIP関節重度屈曲拘縮に対する手術療法の経験

    塚原 智英, 和田 卓郎, 土田 芳彦, 佐藤 攻, 磯貝 哲, 青木 光広, 石井 清一

    日本手の外科学会雑誌 = The Journal of Japanese Society for Surgery of the Hand   18 ( 5 ) 615 - 619  2002年02月

    CiNii

  • 難治性テニス肘のMRI所見と手術所見の検討

    青木 光広, 佐藤 攻, 塚原 智英, 和田 卓郎, 石井 清一

    日本手の外科学会雑誌 = The Journal of Japanese Society for Surgery of the Hand   18 ( 5 ) 728 - 732  2002年02月

    CiNii

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