Misc - 菅　裕司

Lipodystrophia centrifugalis abdominalis infantilisの1例

菅 裕司, 佐藤 牧人, 西坂 尚大, 筬井 泰江, 遠藤 元宏, 山下 利春

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  120 ( 1 ) 74 - 74  2010年01月

【リンパ腫・白血病】真皮内浸潤を強く認めた皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫の1例

加藤 潤史, 澤田 詩織, 堀本 浩平, 菅 裕司, 佐藤 誠弘, 西坂 尚大, 筬井 泰江, 荻野 次郎, 広崎 邦紀, 嵯峨 賢次, 山下 利春

皮膚科の臨床 ( 金原出版(株) )  51 ( 8 ) 975 - 977  2009年08月

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56歳男性。患者は左下腿内側の硬結を伴う皮疹で受診となった。所見では左下腿内側に6×5cmの浸潤の強い紅斑が認められ、周囲にも数ヶ所の拇指頭大の紅斑がみられた。検査ではsIL-2R値の上昇、TCRβ鎖の遺伝子再構成が認められ、紅斑の生検では真皮深層から脂肪層にかけて腫瘍細胞(中型から大型不整形核を有する異型リンパ球)がびまん性に増殖浸潤、脂肪細胞を取り囲むように腫瘍細胞の増殖が確認された。以上より、本症例は皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫と診断され、CHOP療法を開始した結果、4クール終了後に紅斑は消退し、sIL-2R値も減少した。以後、転院先で2クール追加されたが、現在も再発所見は認められていない。

Subcutaneous panniculitis-like T-cell lymphomaの1例

加藤 潤史, 澤田 詩織, 堀本 浩平, 菅 裕司, 佐藤 誠弘, 西坂 尚大, 筬井 泰江, 荻野 次郎, 廣崎 邦紀, 山下 利春, 嵯峨 賢次

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 77 - 77  2009年01月

急速な経過をとったPrimary Cutaneous Anaplastic Large Cell Lymphomaの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 佐藤 誠弘, 柳澤 健二, 廣崎 邦紀, 嵯峨 賢次, 神保 孝一

皮膚科の臨床 ( 金原出版(株) )  51 ( 1 ) 97 - 100  2009年01月

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78歳男性。患者は右耳介の紅色結節が増大し近医を受診、36×48×20mmの潰瘍を伴う腫瘍を認め、悪性リンパ腫が疑われ、著者ら施設へ紹介となった。入院時、右耳介は120×77×18mmの腫瘍が認められ、近医へ受診後1ヵ月で急速に増大していた。また、胸部〜骨盤部造影CTでは肺気腫を認め、頭部MRIでは異常がみられなかったものの、Gaシンチでは右耳介のみに集積が確認された。一方、生検では真皮から皮下組織にかけて密に浸潤する腫瘍細胞は大型の芽球様リンパ球で、豊富な細胞質と馬蹄形の核を持ち、豊富なクロマチンと1〜数個の明瞭な核小体を有し、Reed-Sternberg細胞類似の多核細胞みられた。尚、免疫染色ではCD3、CD30はともに陽性で、ALK-1は陰性であった。以上より、本症例はPCALCL(Primary Cutaneous Anaplastic Large Cell Lymphoma)と診断され、CHOP療法にて腫瘤は著明に縮小したが、難治な骨髄抑制を来し、肺水腫による呼吸状態悪化で、患者は最終的に入院1ヵ月後に死亡となった。

重粒子線治療を行った脈絡膜悪性黒色腫の1例

菊地 梨沙, 平野 桃子, 菅 裕司, 西坂 尚大, 森 暁, 米田 明弘, 松坂 英信, 小野 一郎, 山下 利春, 神保 孝一, 辻 比呂志

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 67 - 67  2009年01月

急速な経過をとったALK(-)のPrimary Cutaneous CD30 Positive Anaplastic Large Cell Lymphomaの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 佐藤 誠弘, 柳澤 健二, 廣崎 邦紀, 嵯峨 賢次

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 73 - 73  2009年01月

30年前より生じた巨大なFibrosarcomatous variant of dermatofibrosarcoma protuberansの1例

高橋 依子, 嵯峨 賢次, 廣崎 邦紀, 荻野 次郎, 西坂 尚大, 筬井 泰江, 菅 裕司, 堀本 浩平, 和田 卓郎, 三橋 智子, 高橋 博之

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 72 - 72  2009年01月

血漿交換療法が奏効した水疱性類天疱瘡の1例

菅 裕司, 澤田 詩織, 加藤 潤史, 筬井 泰江, 荻野 次郎, 廣崎 邦紀, 山下 利春, 嵯峨 賢次

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 79 - 79  2009年01月

口唇の生検よりサルコイドーシスと診断された1例

菅 裕司, 嵯峨 賢次, 神保 孝一

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 63 - 63  2009年01月

陰部に生じた巨大エクリン汗腺癌の1例

西坂 尚大, 菅 裕司, 澤田 光男, 佐藤 牧人, 高田 知明, 菊地 梨沙, 川上 聡経, 松坂 英信, 山下 利春, 神保 孝一

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 61 - 62  2009年01月

16年後に生じた乳癌のDelayed Cutaneous Metastasesの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙, 米田 明弘, 松坂 英信, 小野 一郎, 山下 利春, 神保 孝一, 細川 誉至雄

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  119 ( 1 ) 67 - 67  2009年01月

30年前より生じた巨大なFibrosarcomatous variant of dermatofibrosarcoma protuberans(FS-DFSP)の1例

高橋 依子, 堀本 浩平, 菅 裕司, 筬井 泰江, 荻野 次郎, 廣崎 邦紀, 嵯峨 賢次, 山下 利春, 三橋 智子, 高橋 博之

Skin Surgery ( 日本臨床皮膚外科学会 )  17 ( 3 ) 136 - 139  2008年12月

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61歳男性。約30年前より右上腕に皮下腫瘤を自覚するも放置していた。半年前より急速に増大したため2007年3月近医受診し、生検でdermatofibrosarcoma protuberans(DFSP)と診断され、加療目的で当科紹介となった。初診時、右上腕に皮下から突出する有茎性の巨大皮膚腫瘍を認めた。上腕三頭筋の一部を含め腫瘍から3cm離して腫瘍を切除し欠損を植皮により再建した。腫瘍は病理組織学的にCD34陽性の腫瘍細胞から成るDFSPに相当する組織とCD34陰性の線維肉腫様構造より構成され、Fibrosarcomatous variant of dermatofibrosarcoma protuberans(FS-DFSP)と最終診断された。FS-DFSPはDFSPと比較して局所再発率、遠隔転移率が高いが、11ヵ月経過した現在まで局所再発、遠隔転移を認めない。(著者抄録)

【悪性黒色腫】重粒子線治療を行った脈絡膜悪性黒色腫の1例

菊地 梨沙, 平野 桃子, 菅 裕司, 西坂 尚大, 森 暁, 米田 明弘, 山下 利春, 神保 孝一, 大黒 浩, 辻 比呂志, 溝田 淳, 佐藤 明彦

皮膚科の臨床 ( 金原出版(株) )  50 ( 10 ) 1185 - 1188  2008年10月

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60歳女性。患者は高血圧の既往があった。今回、左眼視野の異常で近医の眼科に左脈絡膜悪性黒色腫と指摘され、著者らの眼科へ受診となった。所見では左眼球内鼻側前部に12×9mm大の腫瘤が認められ、左脈絡膜悪性黒色腫の診断でDAV-Feron療法後に重粒子線治療が開始された。その後、肝臓転移を認め、DAC-Tam療法と重粒子線療法が行なわれたものの、頭部MRIで左眼球内に重粒子線照射部位とは別の部位に新たな腫瘤が確認され、眼球摘出となった。病理所見では摘出した眼球内には黒色隆起病変が認められ、重粒子線治療部位の腫瘍細胞は壊死していたが、新たな腫瘤はメラニン顆粒を有する紡錘形の腫瘍細胞よりなり、脈絡膜にそって異型、多形性を示すメラノサイトが増殖していた。また、核分裂像を多数認め、腫瘍内の血管周囲にリンパ球主体の炎症細胞の浸潤が認められた。病変は脈絡膜にとどまり、強膜や視神経への浸潤はなかった。尚、目下は肝転移にシスプラチンの肝動注療法を検討中である。

30年前より生じた巨大なFibrosarcomatous variant of dermatofibrosarcoma protuberansの1例

高橋 依子, 堀本 浩平, 菅 裕司, 筬井 泰江, 西坂 尚大, 荻野 次郎, 廣崎 邦紀, 嵯峨 賢次, 三橋 智子, 高橋 博之

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  118 ( 10 ) 2007 - 2007  2008年09月

16年後に生じた乳癌のDelayed Cutaneous Metastasisの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙, 米田 明弘, 松坂 英信, 小野 一郎, 山下 利春, 神保 孝一, 細川 誉至雄

皮膚科の臨床 ( 金原出版(株) )  50 ( 6 ) 787 - 790  2008年06月

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61歳女。45歳時に左乳癌(T2N2M0)で左乳房切断術の施行後、化学療法CAF 2クール、予防的照射、タキモシフェンを5年間内服した。約3年前に後頸部に拇指頭大の局面が出現し拡大した。径37×30cmの弾性硬で不整形な紅色浸潤局面で、下床と癒着、脱毛は認めなかった。CTにより、皮下脂肪組織内に辺縁凹凸不整を伴う内部の濃度は軟部組織を呈し、MRIにてT1W1で低信号、T2W1で強い低信号を示し、筋への浸潤は認めなかった。病理組織学的所見により、真皮深層から皮下脂肪層に孤立性あるいは索状を呈する腺癌細胞の浸潤を認め、抗エストロゲンレセプター抗体により腫瘍細胞の核が陽性に染色された。16年前の乳癌のdelayed cutaneous metastasesと診断し、組織は原発巣と同様の浸潤性小葉癌であった。放射線療法とアロマターゼ阻害剤の内服を開始し、15ヵ月経過した現在、再発兆候は認めず腫瘍は著明に縮小した。

症例 16年後に生じた乳癌のDelayed Cutaneous Metastasisの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙

皮膚科の臨床 ( 金原出版 )  50 ( 6 ) 787 - 790  2008年06月

CiNii

外眼角に発症したMucinous Carcinoma of the Skinの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙, 川上 聡経, 松坂 英信, 小野 一郎, 山下 利春, 神保 孝一, 村上 智彦

皮膚科の臨床 ( 金原出版(株) )  49 ( 11 ) 1399,1317 - 1318  2007年10月

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52歳男性。患者は右外眼角部の紅色結節を主訴とした。初診時、右外眼角部に18×18×5mmの可動性に富む弾性硬の紅色腫瘤を認め、局所麻酔下に腫瘤を切除した。病理組織学的にmucinous carcinoma of the skinと診断され、全身麻酔下に前回手術部辺縁より5mm離して、下床は骨膜上まで追加切除し、欠損部は頬部のbilobed flapを用いて再建した。術後1年6ヵ月経過現在、再発や転移はみられていない。

症例 外眼角に発症したMucinous Carcinoma of the Skinの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙

皮膚科の臨床 ( 金原出版 )  49 ( 11 ) 1399 - 1401  2007年10月

CiNii

Mucinous carcinomaの1例

菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙, 川上 聡経, 松坂 英信, 小野 一郎, 山下 利春, 神保 孝一

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  117 ( 1 ) 70 - 70  2007年01月

皮膚生検を期に自然消退傾向を認めたメルケル細胞癌

川上 聡経, 菅 裕司, 西坂 尚大, 菊地 梨沙, 松坂 英信, 山下 利春, 神保 孝一

日本皮膚科学会雑誌 ( (公社)日本皮膚科学会 )  117 ( 1 ) 70 - 70  2007年01月