MAEDA Naomi

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Affiliation

School of Health Science, Department of Nursing, Division of Maternal and Child Nursing

Job title

Lecturer

Education 【 display / non-display

  • 2003
    -
    2005

    聖路加看護大学大学院  

Degree 【 display / non-display

  • 2005.03   聖路加看護大学   修士(看護学)

Research Experience 【 display / non-display

  • 2018.04
    -
    Now

    Sapporo Medical University   School of Health Sciences   講師

  • 2013.04
    -
    2018.03

    北海道科学大学   保健医療学部看護学科   助教

  • 2010.04
    -
    2013.03

    Tenshi College   School of Nursing and Nutrition Department of Nursing   助教

  • 2005.04
    -
    2006.03

    Keio University   Faculty of Nursing and Medical Care   助手(有期)

Research Areas 【 display / non-display

  • Life sciences   Lifelong developmental nursing   育児支援,性教育,周産期,助産師養成教育,レセプト

Affiliation 【 display / non-display

  • Sapporo Medical University   School of Health Sciences, Department of Nursing   講師  

 

Papers 【 display / non-display

  • 北海道の救急隊員訓練生に対する病院前周産期演習の評価 演習改良前後の比較

    植木 瞳, 正岡 経子, 中村 彩希子, 林 佳子, 白井 紀子, 前田 尚美

    母性衛生 ( (公社)日本母性衛生学会 )  64 ( 1 ) 146 - 154  2023.04

     View Summary

    我々は救急隊員訓練生に対する周産期演習を行っている。訓練生は救急車内での分娩や異常経過時の対応について学習ニーズが高く,病院前周産期症例の搬送経験がある消防本部の視察を経て演習内容を改良した。本研究の目的は,演習改良前後で訓練生の回答を比較し,改良した演習を評価することである。190名の訓練生を対象として無記名自記式質問紙により,演習前及び演習後の学習ニーズ,演習内容の理解度についてデータを収集した。学習ニーズは単純集計を行い,演習後の理解度は,各演習項目について【理解できた群】【理解できなかった群】で集計し,演習改良前後でχ2検定を用いて比較した。本研究は札幌医科大学倫理委員会の承認を得て実施した。有効回答は134名であった。訓練生の演習前の学習ニーズが最も高かった項目は「救急車内での出産時の対処方法」「異常経過の妊産婦の状態と応急処置」であった。これらの項目は,改良後演習では【理解できた群】の割合が有意に増加し,演習後もさらに知りたいとの回答が60%以上を超え,演習の改良により訓練生の理解が深まった。北海道内の訓練生に対する病院前周産期演習は非常に意義があることが示唆された。(著者抄録)

  • 北海道の産科病棟の看護管理者が認識した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による危機

    白井 紀子, 林 佳子, 前田 尚美, 荻田 珠江, 正岡 経子

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 12 ) 37 - 43  2023.03

     View Summary

    【目的】北海道の産科病棟において看護管理者が認識した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による危機の察知,危機の内容を明らかにする.【方法】北海道内の産科病棟において,2020年1月~2021年8月にCOVID-19への危機管理を行った看護管理者に無記名質問紙調査を行い,量的記述的に分析した.【結果】産科病棟へのCOVID-19陽性あるいは陽性疑いの妊産婦・新生児の受け入れは42.3%であった.危機を察知したきっかけは「COVID-19陽性者の受け入れ施設となった」が最も多かった.危機の発生は42.3%であり,「病棟のケア業務の混乱」が最も多かった.病棟機能の停止に至るほどの危機からの回復には50.0%以上が4週間以上を要した.【結論】感染の拡大とともに平時から感染症に対応する機能を持たない病院も陽性者等への対応が必要となり,産科病棟では様々な危機が発生した.COVID-19をはじめとする新興感染症による病棟の危機への対応,危機からの回復には,危機の察知を早め,妊産婦等へのケアの遂行を脅かす状況を早期に解決に導く必要がある.(著者抄録)

  • Evaluation and problem of curriculum by current students in graduate midwifery course

    前田尚美, 植木瞳, 中村彩希子, 荻田珠江, 林佳子, 白井紀子, 久野芳佳, 正岡経子, 大日向輝美

    札幌保健科学雑誌   10   41 - 47  2021.03  [Refereed]

    Authorship:   Lead author

  • 経験10年未満の助産師がもつ、ケア経験から学び成長するために必要な学ぶ力の要素

    植木 瞳, 中村 彩希子, 正岡 経子, 林 佳子, 荻田 珠江, 前田 尚美, 白井 紀子

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 9 ) 7 - 13  2020.03

     View Summary

    目的 助産師がケア経験から学び,成長するために必要な学ぶ力の要素を明らかにする。方法 看護責任者からケア経験を積み重ね成長していると推薦された助産師経験10年未満の助産師6名を対象に,半構造的インタビューを行い,質的帰納的に分析した。結果 助産師6名の助産師経験年数は平均8年6ヵ月であった。分析の結果,【先輩の実践や助言から学びとる】【他職種に相談し助言を得る】【自己の判断と行動を振り返る】【対象者の立場にたって考え思いに気づく】【改善策を実践し手応えを実感する】【明確な助産観を持ち,助産師としてのやりがいを持つ】という6つの要素が明らかになった。考察 助産師がケア経験から学び成長するためには,自分が得た教訓や先輩の実践・助言を基に,自己の実践を変化させる柔軟性と行動力を持つこと。実践した手応えを実感することが必要であると考える。今後の課題は,新人助産師がサポートを得ながら成長していくための教育プログラムを検討することである。(著者抄録)

  • 病院前周産期症例への対応に係る救急隊員訓練生の経験と学習ニーズ

    白井紀子, 正岡経子, 林佳子, 荻田珠江, 前田尚美, 中村彩希子, 植木瞳, 大日向輝美

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  9 ( 9 ) 27 - 33  2020.03  [Refereed]

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Books and Other Publications 【 display / non-display

  • リプロダクティブ・ヘルスを支える

    山本八千代編,NPO法人FOSC(竹元 仁美,野口真理子,前田尚美,山本八千代)著

    ブックウェイ  2019.02 ISBN: 9784865843637

  • リプロダクティブ・ヘルス : 支援の現場から

    山本 八千代編,NPO法人FOSC(竹元仁美,野口真理子,前田尚美,矢作由美子)著

    ブックウェイ  2018.05 ISBN: 9784865843026

  • 看護診断入門

    松木, 光子, 中木, 高夫(領域8 非効果的セクシュアリティパターン)

    医学書院  2006.06 ISBN: 9784260002455

Misc 【 display / non-display

  • COVID-19感染症拡大下で行った分娩介助実習の経験を活かした授業展開の取り組み

    正岡 経子, 前田 尚美, 植木 瞳, 林 佳子, 白井 紀子, 中村 彩希子

    札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 12 ) 45 - 49  2023.03

     View Summary

    本報告では,COVID-19感染症拡大下で臨床実習が制限された中での分娩介助実習の教育経験,その経験に基づき修正した授業の教育実践を報告し,ポストコロナ時代において学生の助産実践能力を育成するための課題について検討する.臨床での分娩介助実習の代替として,ロールプレイと見学の実習形態を取り入れ,分娩介助例数の不足を補完した.ロールプレイでは紙上事例を用いて,教育機器や教材を工夫し産婦及び胎児心音の変化等を分娩場面のリアリティを再現するよう試みた.模擬産婦や模型では分娩の再現に限界がある一方,タイムリーな助産診断をする上での思考力を伸ばす効果があったと推察された.この教育経験を基に,模擬分娩介助実習を分娩期ケア総合演習として授業に取り入れ,各学生が役割をもったアクティブラーニングの手法を取り入れた.実際の分娩経過の時間軸に沿った演習により,タイムリーに行う助産診断とケアの訓練につながった.今後は,これらの教育評価を系統的に行うことが課題である.(著者抄録)

  • 救急隊員訓練生に対する病院前周産期症例に関する演習の評価 消防本部視察後、演習を改良して

    植木 瞳, 正岡 経子, 荻田 珠江, 林 佳子, 白井 紀子, 前田 尚美, 中村 彩希子

    北海道母性衛生学会誌 ( 北海道母性衛生学会 )  51   25 - 28  2022.10

  • A大学助産学専攻在学生のCOVID-19禍での実習における学び

    植木 瞳, 正岡 経子, 中村 彩希子, 前田 尚美, 林 佳子, 白井 紀子, 竹内 彩弥香

    母性衛生 ( (公社)日本母性衛生学会 )  63 ( 3 ) 208 - 208  2022.08

  • COVID-19禍においてA大学で学修した1年目助産師による助産師教育内容の評価

    中村 彩希子, 正岡 経子, 植木 瞳, 前田 尚美, 林 佳子, 白井 紀子, 竹内 彩弥香

    母性衛生 ( (公社)日本母性衛生学会 )  63 ( 3 ) 208 - 208  2022.08

  • 北海道の産科病棟の看護管理者が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して行った危機管理の実態

    白井 紀子, 林 佳子, 前田 尚美, 荻田 珠江, 正岡 経子

    日本助産学会誌 ( (一社)日本助産学会 )  35 ( 3 ) 449 - 450  2022.03

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Research Projects 【 display / non-display

  • 看護学生から助産学生、新人助産師の発達段階に応じた経験学習循環過程の縦断的研究

    基盤研究(C)

    Project Year :

    2021.04
    -
    2025.03
     

    正岡 経子, 白井 紀子, 荻田 珠江, 林 佳子, 前田 尚美, 植木 瞳, 中村 彩希子

     View Summary

    研究実施に先立ち、covid-19感染症拡大下での看護及び助産教育に関する研究背景をより明確にするため、特に実習科目の実施状況に関する情報収集を行った。その結果、「新型コロナウィルス感染症に関連する保健師助産師看護師養成学校における臨地実習等の実施状況調査」によると、289教育課程中臨地実習の代替措置を行ったのは281課程であり、代替措置の方法の90.7%が「学内実習・学内演習」、88.6%が「オンライン実習」、83.3%が「紙面による課題学習」であった。ほとんどの大学が臨床・臨地実習を学内実習やオンラインなど複数の方法での代替実施をした状況であることが明らかになった。また、助産学実習においても全国助産師教育協議会が実態調査を行っており、学内実習やオンライン実習への切り替えにより、例年通りの実習が困難であった教育機関が多かった一方で、例年通りの分娩介助実習等が行ていた教育機関も一定数あり、助産師養成機関による教育内容の格差が課題として挙げられている。 臨地・臨床実習の代替実習の取り組みについては、いくつか調査報告が出されており、学内やオンライン等で行うシミュレーション教育は、学生の知識と技術の統合といった点ではある一定程度の学習効果は得られることは共通見解といえる。しかし一方で、乳幼児の啼泣や母子の相互作用の様子、リアルな分娩経過中の産婦の様子や急変も含めた複数の事象が同時進行する臨床のリアリティを再現することには限界がある。 先行研究の調査により、看護教育および助産教育ともに臨床・臨地の実習でコアとなる学習内容と臨床・臨地以外でも修得可能なものを整理し、新たな枠組みの中で教育プログラムの調整・再考を迫られており、現有のリソースを基に継続検討をしている状況であることが明らかになった。

  • レセプト分析に基づく北海道の妊娠高血圧症候群と周産期医療体制の実態

    基盤研究(C)

    Project Year :

    2021.04
    -
    2024.03
     

    前田 尚美, 小山雅之, 大西浩文, 久野芳佳, 高塚伸太朗

    Authorship: Principal investigator

     View Summary

    本研究の目的はレセプト情報を活用した北海道の妊娠高血圧患者の実態、医療アクセス状況、周産期医療体制の課題と、医療関係者による患者の管理体制の実態を明らかにすることである。 厚生労働省のレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)より提供を受けるレセプトデータは、厳重なセキュリティ体制のもとで管理することが求められる。初年度である2021年度は、データを保管するためのサーバーの設置と、サーバー室への入退室を電子錠で管理できるシステムの設置を行った。 研究開始前年にレセプトデータ提供の承認を得て、2021年12月にレセプトデータを受領した。受領したデータは、妊娠高血圧症候群に関する北海道全域の2010年~2019年度の医科、DPC、調剤レセプトである。活用可能な形式にデータベースを整え、今後の解析に備えた。

  • 病院前周産期症例の安全な分娩に繋がる職種間連携システムの機能向上にむけた研究

    基盤研究(C)

    Project Year :

    2020.04
    -
    2024.03
     

    白井 紀子, 正岡 経子, 林 佳子, 荻田 珠江, 前田 尚美, 久野 芳佳, 植木 瞳, 中村 彩希子

     View Summary

    本研究は、病院前周産期症例の搬送の実態、救急隊と医療機関の連携の実態、関係職種の認識を調査し、分娩対応や搬送に係る一連の機能性を高める要素を明らかにすることを目的としている。本研究は、2段階の調査を実施する予定である。 2021年度は、6か所の地域の病院前周産期症例の搬送経験を持つ救急隊員11人にインタビュー調査を実施した。搬送中に実際に分娩の補助を行った者、自宅で出産したばかりの母子を搬送した者、言語が通じない外国人夫婦、未受診妊婦の搬送を担当した者等、様々な経験からの語りが得られた。現在、インタビューデータの逐語録作成後、分析を行っている段階である。搬送を経験した救急隊員の語りからは、通報時の情報と現場到着時の状況が変化していることへの対応の難しさ、未受診妊婦などの特殊な状況下での対応の難しさがあること、普段から地域の医療職種とのコミュニケーションがあることが搬送時の連携を速やかにしていること等が明らかになってきている。これらをもとに病院前周産期症例の搬送に係る職種の機能性を上げる要素についてまとめる。

  • 性暴力被害者の回復・成長を支える「司法ケアニーズ対応型助産師教育プログラム」開発

    基盤研究(C)

    Project Year :

    2019.04
    -
    2022.03
     

    竹元 仁美, 山本 八千代, 松本 宗賢, 前田 尚美

     View Summary

    1.面接調査:性暴力被害者への実際の支援を明らかにし、トラウマからの回復に効果的な支援について示唆を得るために、助産師、支援関係者3名を対象として実施した。面接結果、コロナ禍でDVが増えていることを実感しており、家庭内の性暴力被害(実父が加害者で妊娠)、人工妊娠中絶をくり返す等の性被害者への支援について語られた。児童相談所や保健師との連携で支援をしていたが、それが被害者にとって適切な対応、ケアであったかについて悩んでいた。また、性暴力被害者支援について正式に教育を受けていないので、確信が持てず対応に苦慮している実情についても語られた。コロナ禍でのDVや性暴力の実態が語られる中で、社会資源を使いながらできうる支援を行っている現状がみえた。喫緊の課題として、性被害者の回復を促進する実践力を担保する看護基礎教育や継続教育の構築・実施があげられた。 2.情報発信&意見交換会:1)第14回日本看護倫理学会・交流集会「甚大な人権侵害『性暴力被害』がもたらす重大な影響からの回復を促す看護ケア」を実施した(Web;2021年5月30日)。37名の看護職、看護教育者の参加があった。研究で得られた知見を紹介し、性暴力の模擬事例を提示し、回復を促す看護について議論した。参加者から、性暴力被害や甚大な影響を知ることから始める意義、援助方法の工夫、被害者支援の教育の必要性等、率直な意見が述べられた。2)キリスト教文化研究センター主催のシンポジウム「癒しPart.3」において「『性暴力被害』からの回復を促すトラウマ・インフォームド・ケア」について話題提供をした。実際の性暴力被害状況や支援についての質問があった。また、韓国の戦時の性暴力を題材とした絵本が示す癒しについて意見が述べられた(2021年10月23日)。トラウマからの回復(癒し)において、文学、絵本がもつ力についての有益な意見交換ができた。

  • Development of the Sex Education Program for Students in Primary School and their Parents, and the Community.

    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2016.04
    -
    2020.03
     

    MAEDA NAOMI

     View Summary

    The purpose of this study was to construct a "sexual safety education" program for parents and children of elementary school. This program includes preventing sexual damage to children and ensuring sexual safety to the conventional sexual health education. In 2016 to 2017, we conducted a questionnaire survey for parents with children regarding their awareness of sexual danger preventive education via the Internet and their initiative content of efforts at home. In 2016 and 2019, a questionnaire survey was conducted targeting high school students and university students respectively. The content was about the recognition of sexual dangers associated with the use of the Internet and the content of educations received from the parents. Based on these results, we arranged the educational time and its contents for parents and children.

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Presentations 【 display / non-display

  • 高校生の日本版主観的幸福感尺度(SHS)低値群と大学生のSHS高値群における食事メニュー摂食の比較検討

    加藤 剛寿, 草野 知美, 前田 尚美, 山本 八千代

    日本看護科学学会学術集会講演集  (公社)日本看護科学学会

    Presentation date: 2020.12

    Event date:
    2020.12
     
     
  • インターネット使用により子どもが性的トラブルに巻き込まれることへの地域住民の認識

    馬場 みちえ, 山本 八千代, 前田 尚美, 関口 史絵

    母性衛生  (公社)日本母性衛生学会

    Presentation date: 2020.09

    Event date:
    2020.09
     
     
  • 地域住民の子どものインターネット使用に関する認識についての世代間の違い 自由記述の分析から

    馬場 みちえ, 山本 八千代, 前田 尚美, 関口 史絵

    母性衛生  (公社)日本母性衛生学会

    Presentation date: 2020.09

    Event date:
    2020.09
     
     
  • 思春期の妊娠SOS相談内容の分析

    山本 八千代, 竹元 仁美, 前田 尚美

    思春期学  (一社)日本思春期学会

    Presentation date: 2020.03

    Event date:
    2020.03
     
     
  • 発達障害の子どもの対人関係支援

    草野 知美, 山本 八千代, 前田 尚美, 加藤 剛寿

    思春期学  (一社)日本思春期学会

    Presentation date: 2020.03

    Event date:
    2020.03
     
     

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