Misc - 樋之津　史郎

グループスタディの現況 日本ウィルムス腫瘍スタディグループ(JWiTS)の活動現況

横森 欣司, 岩川 眞由美, 大橋 靖雄, 金子 安比古, 土田 嘉昭, 恒松 由記子, 秦 順一, 樋之津 史郎, 大川 治夫, 日本ウィルムス腫瘍スタディグループ

小児がん ( (NPO)日本小児がん学会 )  39 ( 3 ) 361 - 361  2002年11月

メタアナリシスとEBM

樋之津 史郎, 赤座 英之

癌と化学療法 ( (株)癌と化学療法社 )  29 ( 10 ) 1705 - 1710  2002年10月

　概要を見る

メタアナリシスは,複数の研究結果を併合して,一つの研究では検証できなかった効果を明らかにする方法である.疑問点を明らかにし,研究の検索を行い,抽出した研究をある基準で選択し,併合する.EBMは,臨床経験とevidenceの統合として行われる意思決定の方法論である.そのプロセスは,問題点の定式化,情報の収集,批判的吟味,患者への適用,それらの検証からなる.メタアナリシスもEBMも,最新の情報は日々更新されていることに注意し,誤解して批判することも,無批判に誤用することもないようにしなくてはならない

【小児外科における病期・病型分類を考える 治療戦略と予後】 腎芽腫の病期・年齢による治療戦略と予後

岩川 眞由美, 大川 治夫, 大橋 靖雄, 金子 安比古, 土田 嘉昭, 恒松 由記子, 秦 順一, 樋之津 史郎, 横森 欣司, 日本Wilms腫瘍スタディグループ

小児外科 ( (株)東京医学社 )  34 ( 10 ) 1174 - 1179  2002年10月

非腫瘍部多部位粘膜生検と表在性膀胱腫瘍の再発との関連

常樂 晃, 宮永 直人, 内田 克紀, 荒木 彰弘, 塚本 定, 樋之津 史郎, 服部 一紀, 河合 弘二, 島居 徹, 赤座 英之

日本癌治療学会誌 ( (一社)日本癌治療学会 )  37 ( 2 ) 399 - 399  2002年09月

ホルモン抵抗性再燃前立腺癌に対するドセタキセル単独療法

小島 崇宏, 小野澤 瑞樹, 塚本 定, 樋之津 史郎, 服部 一紀, 宮永 直人, 河合 弘二, 鳥居 徹, 赤座 英之

日本癌治療学会誌 ( (一社)日本癌治療学会 )  37 ( 2 ) 361 - 361  2002年09月

【日本における比較臨床試験の成績】 泌尿器

樋之津 史郎, 赤座 英之

癌と化学療法 ( (株)癌と化学療法社 )  29 ( 9 ) 1549 - 1569  2002年09月

　概要を見る

日本で行われた前立腺癌と膀胱癌を対象疾患とした比較試験をレビューした.PubMedと医中誌WEBで論文を検索し,ランダム化比較試験を抽出した.各論文についてStageなど,登録期間,介入,endpoint,症例数,ランダム化の方法,結果の記載をまとめた.前立腺癌の比較試験は40論文,膀胱癌の比較試験は62論文が検討対象として検索抽出された.前立腺癌の比較試験は進行癌に対するホルモン療法が多く,膀胱癌の比較試験は表在性膀胱癌の内視鏡的切除術後の膀胱内注入療法が多かった

再発性及び難治性胚細胞に対するTIP療法

河合 弘二, 宮崎 淳, 塚本 定, 樋之津 史郎, 服部 一紀, 宮永 直人, 鳥居 徹, 赤座 英之

日本癌治療学会誌 ( (一社)日本癌治療学会 )  37 ( 2 ) 355 - 355  2002年09月

PubMedを用いた文献検索のpitfall

樋之津 史郎

臨床泌尿器科 ( (株)医学書院 )  56 ( 5 ) 363 - 368  2002年04月

　概要を見る

PubMedを使って文献検索する際に,検索もれを減らすためのポイントがある.1つは,MEDLINEに収載されていない雑誌があることに注意する.特に日本語の雑誌は充実していない.次に,雑誌によってMEDLINEに収載される時期が違うことにも注意する.雑誌が発行されて印刷物が手元にあるからといってそれらの論文が全てMEDLINEで検索できるわけではない.最後に,絞り込み検索によって検索もれが生じることがある.PubMedのLimitsという機能を使うとインデックス作業の終了してない最新の論文は検索できない

DOI

ロサルタンを対象とした日本版処方 イベントモニタリング(J-PEM)パイロットスタディの解析結果

三溝 和男, 河辺 絵里, 佐藤 嗣道, 樋之津 史郎, 浜田 知久馬, 大橋 靖雄, 景山 茂, 久保田 潔

臨床薬理 ( (一社)日本臨床薬理学会 )  33 ( 1 ) 37S - 38S  2002年01月

　概要を見る

標記解析結果を報告した.この解析でロサルタンの新たな副作用のシグナルは発見されなかったが,テスト薬とコントロール薬とのイベント粗発生率の比較でテスト薬が有意に高かった17イベント中11の既知の副作用の中には,いずれの報告者も副作用又は副作用の疑いとして,或いは投与中止の理由として報告しなかった4イベントが含まれていた.このことからJ-PEMは,報告者のイベントと薬の因果性の判断によらず副作用の可能性が高いイベント(シグナル)を検出しうる調査であると考えられた

DOI CiNii

表在性膀胱癌に対するDoxorubicin,Epirubicin膀胱内注入療法術後再発予防効果の検討 尿路癌ADM/FARM研究会第五次膀胱注入療法研究

樋之津 史郎, 赤座 英之, 井坂 茂夫, 香川 征, 小磯 謙吉, 古武 敏彦, 町田 豊平, 松村 陽右, 新島 端夫, 小幡 浩司, 大橋 靖雄, 大江 宏, 島崎 淳, 田代 和也, 尿路癌ADM, FARM研究会

癌と化学療法 ( (株)癌と化学療法社 )  29 ( 1 ) 73 - 80  2002年01月

　概要を見る

原発性表在性膀胱腫瘍で,Ta或いはT1で初発かつ単発以外の症例を,doxorubicin(DXR)20mg/40ml生理食塩液を投与する群(156例)とepirubicin(EPI)20mg/40mlを投与する群(155例)と無投与群(154例)の3群に分け,DXRとEPIの膀胱内注入療法による術後再発予防効果について検討した.その結果,無投与群に比べ,DXR投与群もEPI投与群も有意に同程度の術後再発予防効果を認めた.有害事象については投与を行った2群において有意差は認められなかった

【小児固形悪性腫瘍の新しい治療】 Wilms腫瘍における治療の軽減

岩川 真由美, 大川 治夫, 大橋 靖雄, 金子 安比古, 土田 嘉昭, 恒松 由記子, 秦 順一, 樋之津 史郎, 横森 欣司, 日本Wilms腫瘍スタディグループ

小児外科 ( (株)東京医学社 )  33 ( 11 ) 1237 - 1242  2001年11月

表在性膀胱癌の自然史の検討 ハザードのスムージングを用いた解析

大園 誠一郎, 樋之津 史郎, 田畑 尚一, 高島 健次, 藤本 清秀, 岡島 英五郎, 平尾 佳彦, 大橋 靖雄, 赤座 英之, 福島 昭治

日本癌治療学会誌 ( (一社)日本癌治療学会 )  36 ( 2 ) 557 - 557  2001年10月

生物統計学 臨床研究のマネージメントシステム

樋之津 史郎

分子がん治療 ( (株)先端医学社 )  2 ( 3 ) 227 - 233  2001年08月

日本ウィルムス腫瘍グループスタディ(JWiTS)の登録状況と治療成績

岩川 真由美, 大川 治夫, 大橋 靖雄, 金子 安比古, 土田 嘉昭, 恒松 由記子, 秦 順一, 樋之津 史郎, 山田 正夫, 横森 欣司, 日本ウィルムス腫瘍スタディグループ

日本小児外科学会雑誌 ( (NPO)日本小児外科学会 )  37 ( 3 ) 645 - 645  2001年05月

DOI CiNii

日本ウィルムス腫瘍スタディグループの治療・研究戦略

岩川 眞由美, 大川 治夫, 大橋 鎮雄, 金子 安比古, 土田 嘉昭, 恒松 由記子, 秦 順一, 樋之津 史郎, 山田 正夫, 横森 欣司

日本外科系連合学会誌 ( 日本外科系連合学会 )  26 ( 2 ) 138 - 142  2001年04月

DOI CiNii

日本版処方-イベントモニタリング(J-PEM)におけるMed-DRAの効率的利用

溝越 惠美子, 横塚 美規, 河辺 絵里, 森田 康子, 樋之津 史郎, 久保田 潔

臨床薬理 ( (一社)日本臨床薬理学会 )  32 ( 2 ) 397S - 398S  2001年03月

DOI CiNii

日本版処方-イベントモニタリング(J-PEM)パイロットスタディ(トログリタゾン)の解析結果とシグナル生成の方法

河辺 絵里, 森田 康子, 重見 千恵子, 溝越 惠美子, 横塚 美規, 浜田 知久馬, 大橋 靖雄, 樋之津 史郎, 久保田 潔

臨床薬理 ( (一社)日本臨床薬理学会 )  32 ( 2 ) 395S - 396S  2001年03月

DOI CiNii

【医療情報システムをEBMに活かす】 薬剤疫学のデータベースをEBMに活かす

久保田 潔, 樋之津 史郎

EBMジャーナル ( (株)中山書店 )  2 ( 2 ) 157 - 161  2001年02月

　概要を見る

EBMにおける患者のベースラインのリスク評価には観察研究が必要である.日常診療下で得られるデータからなる多目的データベースを用いた治療効果に関する研究では,「適応による交絡」が作用する場合,誤った結論を生み出し易い.合併症の併発のリスク・治癒効果に影響を与える因子についての研究で,又,治療効果についての研究でも「適応による交絡」が考え難い場合,薬剤疫学データベースが有用である.薬剤疫学に用いられる多目的データベースの成り立ちは中央集中方式とネットワーク方式に分類することができ,我が国では後者が有望である

Treated natural history of superficial bladder cancer (jointly worked)

OZONO S, HINOTSU S, TAKASHIMA K, FUJIMOTO K, OKAJIMA E, HIRANO Y, OHASHI Y, AKAZA H, FUKUSHIMA S

OxfordJapanese Journal of Clinical Oncology   31 ( 11 ) 536 - 540  2001年

DOI PubMed

ウイルムス腫瘍の病理学的,疫学的,分子生物学的所見:日米間の違い

金子 安比古, 岩川 眞由美, 大川 治夫, 大橋 靖雄, 土田 嘉昭, 恒松 由記子, 秦 順一, 樋之津 史郎, 山田 正夫, 横森 欣司, 日本ウイルムス腫瘍スタディグループ

小児がん ( (NPO)日本小児がん学会 )  37 ( 3 ) 405 - 405  2000年11月