Misc - 吉井　新二

新規バイオマーカーの探索としての大腸癌のLINE-1メチル化とmicroRNA異常発現の網羅的解析

五十嵐 央祥, 能正 勝彦, 伊藤 美樹, 内藤 崇史, 國本 浩明, 須河 恭敬, 吉井 新二, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 山本 博幸, 足立 靖, 篠村 恭久

日本分子腫瘍マーカー研究会プログラム・講演抄録 ( 日本分子腫瘍マーカー研究会 )  32回   81 - 82  2012年09月

大腸腺腫・早期大腸癌におけるLINE-1メチル化レベルと肉眼形態の相関(The correlation of LINE-methylation levels and macroscopic types in colorectal adenomas and early invasive carcinomas)

内藤 崇史, 能正 勝彦, 五十嵐 央祥, 伊藤 美樹, 須河 恭敬, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 三上 雅史, 高橋 大賀, 吉井 新二, 細川 正夫, 山本 博幸, 篠村 恭久

日本癌学会総会記事 ( 日本癌学会 )  71回   304 - 304  2012年08月

本邦における多症例の大腸鋸歯状病変を対象とした分子生物学的検討(Molecular biological analysis using a large number of colorectal serrated lesions among Japanese population)

五十嵐 央祥, 能正 勝彦, 伊藤 美樹, 内藤 崇史, 國本 浩明, 須河 恭敬, 吉井 新二, 山本 英一郎, 丸山 玲緒, 鈴木 拓, 山下 健太郎, 山本 博幸, 篠村 恭久

日本癌学会総会記事 ( 日本癌学会 )  71回   185 - 186  2012年08月

早期胃癌研究会症例 直腸早期低分化腺癌(pSM微小浸潤癌)の1例

吉井 新二, 石垣 沙織, 小平 純一, 岡原 聡, 奥田 博介, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元, 久須美 貴哉, 細川 正夫, 藤田 昌宏, 佐藤 利宏, 佐藤 忠弘

胃と腸 ( (株)医学書院 )  47 ( 8 ) 1284 - 1292  2012年07月

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患者は70歳代,女性.スクリーニング目的に大腸内視鏡検査を施行された.通常内視鏡観察で下部直腸にIIa+IIc病変を認め皺襞集中像を伴っていた.拡大観察ではIIa部にIII L型pit patternがみられ,IIc部にはV I型高度不整pit patternや点状模様所見がみられSM深部浸潤癌と診断した.術前生検では小型細胞が胞巣状に増生し低分化腺癌の所見であった.腹会陰式直腸切断術が施行され,病理所見ではIIa部は高分化管状腺癌でIIc部は低分化腺癌であった.深達度は低分化腺癌の領域も含めて大部分がpMでわずかな領域にpSM微小浸潤(350μm)を認めるのみであった.粘膜下層には高度な線維化を認めひだ集中の原因と考えられた.大腸低分化腺癌の初期像,診断において示唆に富む症例と考え報告する.(著者抄録)

大腸SM癌における低分化胞巣の臨床的意義

吉井 新二, 久須美 貴哉, 野島 正寛, 塚越 洋元, 奥田 博介, 鈴木 康弘, 藤田 昌宏

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  65 ( 6 ) 301 - 306  2012年06月

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リンパ節転移予測因子として先進部組織型の有用性が報告されているがコンセンサスはない.より簡便な指標として低分化胞巣の意義を検討した.【対象】手術を施行した大腸pSM癌478例.【方法】低分化胞巣は5個以上の比較的大型の腺腔形成の乏しい細胞からなる癌胞巣と定義し20×10倍視野の個数を評価した.【結果】簇出と低分化胞巣のκ係数は0.682と十分高い一致度であった.また,ROC(Receiver Operatorating Charasteristic)曲線を検討した結果,AUC(area under the curve)は簇出0.635,低分化胞巣0.694と低分化胞巣の方が診断能も優っていた.低分化胞巣1視野当り0-2個をlow grade,3個以上をhigh gradeと定義すると,リンパ節転移はlow grade4.6%,high grade19.7%と有意に高かった.また,リンパ管侵襲陰性かつ低分化胞巣low gradeの症例はリンパ節転移3.0%と低リスクで全体の70%を占めていた.【結論】大腸SM癌において低分化胞巣は簇出に優るリンパ節転移のリスク因子でありover surgeryを減少させるのに有用である.(著者抄録)

DOI CiNii

大腸鋸歯状病変の診断、癌化ポテンシャルをめぐって 大腸鋸歯状病変の早期癌合併例における遺伝子学的検討

吉井 新二, 能正 勝彦, 山本 博幸

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 )  109 ( 臨増総会 ) A153 - A153  2012年03月

当院におけるStageIV大腸癌の検討

久須美 貴哉, 井上 玲, 澄川 宗祐, 吉川 智宏, 田口 大, 蔵前 太郎, 木ノ下 義宏, 西田 靖仙, 細川 正夫, 山本 桂子, 岡原 聡, 吉井 新二, 奥田 博介, 小平 純一, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  65 ( 3 ) 180 - 180  2012年03月

内視鏡的摘除後の大腸SM癌における低分化胞巣の臨床的意義

吉井 新二, 久須美 貴哉, 藤田 昌宏, 山本 桂子, 岡原 聡, 小平 純一, 奥田 博介, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元, 澄川 宗祐, 田口 大, 蔵前 太郎, 西田 靖仙, 木ノ下 義宏, 佐藤 利宏, 細川 正夫

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  65 ( 3 ) 163 - 163  2012年03月

大腸SM癌の内視鏡的摘除後経過観察例の予後

吉井 新二, 石垣 沙織, 塚越 洋元, 山本 桂子, 岡原 聡, 小平 純一, 松本 岳士, 奥田 博介, 高橋 宏明, 穂刈 格, 藤田 昌宏, 佐藤 利宏, 野島 正寛

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  54 ( 2 ) 244 - 252  2012年02月

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【背景・目的】外科切除例でのリンパ節転移の検討に基づいてガイドラインの内視鏡的摘除後追加治療の適応基準が示されているが、その長期予後は充分検討されていない。われわれは大腸SM癌内視鏡摘除例の予後解析を行いガイドラインの妥当性を検証した。【対象・方法】内視鏡的摘除後に追加治療を行わなかった大腸SM癌192例を対象とした。適応基準に基づいて根治群、非根治群にわけて検討した。【結果】根治群では局所粘膜内再発1.3%のみであったが、非根治群では20.0%(局所粘膜内再発2例、局所SM以深再発8例、遠隔転移4例)に再発し、非根治群のみに原癌死4例を認めた。再発までの平均期間は22.1ヵ月であった。【結論】根治群はpM癌に準じた取扱いでよい可能性が示唆された。また、非根治群を追加治療しない場合、3-5年は再発・転移のサーベイランスを考慮し、その際には特に粘膜下再発に留意すべきである。(著者抄録)

DOI CiNii

内視鏡下摘除後の大腸SM癌に対する対応 内視鏡下摘除後の大腸pSM癌に対する追加腸切除の意義 Propensity scoreによる検討

吉井 新二, 野島 正寛, 塚越 洋元

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  53 ( Suppl.2 ) 2504 - 2504  2011年09月

NBI拡大観察による分化型胃癌進展範囲診断の検討 観察方法を弱・中等度拡大中心から強拡大中心に変更して

小平 純一, 塚越 洋元, 山本 桂子, 岡原 聡, 吉井 新二, 奥田 博介, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 佐藤 利宏, 藤田 昌宏

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  53 ( Suppl.2 ) 2615 - 2615  2011年09月

組織混在型m・sm1胃癌の臨床病理学的検討

小平 純一, 岡原 聡, 吉井 新二, 松本 岳士, 奥田 博介, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元, 久須美 貴哉, 西田 靖仙, 細川 正夫, 佐藤 利宏, 藤田 昌宏

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  53 ( Suppl.2 ) 2614 - 2614  2011年09月

早期大腸癌に対する内視鏡治療の新たな展開 内視鏡的摘除後の大腸SM癌における再発予測の検討

吉井 新二, 久須美 貴哉, 鈴木 康弘, 塚越 洋元

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  64 ( 9 ) 615 - 615  2011年09月

大腸癌の画像診断におけるPET/CTのはたす役割

久須美 貴哉, 鈴木 康弘, 吉井 新二, 塚越 洋元

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  64 ( 9 ) 694 - 694  2011年09月

大腸鋸歯状病変の早期癌合併例における免疫組織学的・遺伝子学的検討

吉井 新二, 鈴木 拓, 久須美 貴哉, 岡原 聡, 小平 純一, 奥田 博介, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元, 松永 明宏, 青木 貴徳, 西田 靖仙, 藤田 昌宏, 佐藤 利宏, 豊田 実, 篠村 恭久, 細川 正夫

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  64 ( 8 ) 539 - 539  2011年08月

直腸癌の局所再発とPET/CT検査 再発切除例の検討

久須美 貴哉, 細川 正夫, 澄川 宗祐, 田口 大, 蔵前 太郎, 松永 明宏, 青木 貴徳, 西田 靖仙, 塚越 洋元, 高橋 宏明, 松本 岳士, 小平 純一, 吉井 新二, 岡原 聡, 奥田 博介, 穂刈 格

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  64 ( 8 ) 546 - 546  2011年08月

乳癌胃転移の1例

石垣 沙織, 吉井 新二, 内田 志野, 岡原 聡, 小平 純一, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元, 西田 靖仙, 細川 正夫, 藤田 昌宏, 佐藤 利宏, 岡崎 亮

胃と腸 ( (株)医学書院 )  46 ( 8 ) 1138 - 1141  2011年07月

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30歳代女。2004年に左浸潤性乳管癌に対して胸筋温存乳房切除術を受けた。2009年、近医で貧血を契機に胃体中部大彎側に異常を指摘された。上部消化管X造影検査所見と上部消化管内視鏡で、胃体中部大彎側に3cm大の粘膜下腫瘍様隆起性病変を認めた。周囲には壁硬化像も認めた。中心に陥凹を認めたが、蚕食像はなく、粘膜面には原発性胃癌と診断できる所見は明らかでなかった。陥凹からの生検で低分化腺癌と診断された。乳癌については転移・再発は認めず、原発性4型癌の可能性も否定できなかった。幽門側胃切除術を施行し、病理組織学的所見では腺癌が粘膜下層に広く浸潤しており、深部では漿膜まで腫瘍細胞を認めた。組織像は既往の乳癌のものと類似しており、免疫染色を含めて乳癌からの転移性胃腫瘍と診断した。

KRAS遺伝子野生型の大腸癌患者に対するセツキシマブの治療成績

吉井 新二, 奥田 博介, 久須美 貴哉, 岡原 聡, 小平 純一, 松本 岳士, 高橋 宏明, 穂刈 格, 塚越 洋元, 蔵前 太郎, 松永 明宏, 西森 英史, 西田 靖仙, 藤田 昌宏, 佐藤 利宏, 細川 正夫

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  64 ( 4 ) 265 - 265  2011年04月

大腸癌肝転移の外科治療における化学療法とPET/CTの有用性と問題点

久須美 貴哉, 細川 正夫, 澄川 宗祐, 田口 大, 蔵前 太郎, 松永 明宏, 西森 英史, 西田 靖仙, 塚越 洋元, 高橋 宏明, 松本 岳士, 小平 純一, 吉井 新二, 岡原 聡, 奥田 博介, 穂刈 格, 藤田 昌宏, 佐藤 利宏

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  64 ( 4 ) 262 - 262  2011年04月

大腸鋸歯状病変の癌化を考える 大腸鋸歯状病変の癌化例の臨床病理学的特徴

吉井 新二, 鈴木 拓, 塚越 洋元

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  53 ( Suppl.1 ) 739 - 739  2011年03月