Misc - 吉井　新二

【無痛大腸内視鏡挿入法-technique & device】総論 軸保持短縮法の基本

山野 泰穂, 吉井 新二, 仲瀬 裕志

Intestine ( (株)日本メディカルセンター )  24 ( 2 ) 99 - 104  2020年06月

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＜文献概要＞大腸は柔軟性・伸縮性に富み,かつ複雑であるばかりではなく個人差もあり,多彩な形状を示す管腔臓器である.この大腸にスコープを挿入する方法として軸保持短縮法がある.その内容はストラテジー(戦略)とタクティクス(戦術)に分けて考えると理解しやすい.ストラテジーとは結腸,直腸に5ヶ所の固定点を想定し,これらを直線で結ぶ経路を軸と称し,これになぞらえるように腸管およびスコープを修正し挿入していくことで腸管が過伸展することなく安全,無痛性に挿入できるとした全体構想である.タクティクスとは実際の局面でどのように操作するべきなのかの実践であるが,スコープ軸を保持するように操作することがスコープ動作を掌握するうえで重要である.また腸管はさまざまな形状を示すため,スコープ軸は時に一つとは限らず,これらの軸を最終的には固定点を結んだ軸に一致させることを,机上および実際のUPD画像を通じて解説した.

消化器がん内視鏡診断・治療の最前線 大腸腫瘍性病変に対するTranslational researchの確立を目指した内視鏡診療

赤保内 正和, 吉井 新二, 鈴木 拓, 山野 泰穂, 仲瀬 裕志

日本消化器病学会北海道支部例会・日本消化器内視鏡学会北海道支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北海道支部 )  126回・120回   34 - 34  2020年03月

大腸癌の内視鏡Up-to-date 大腸ESD後潰瘍および穿孔部の縫縮テクニック

吉井 新二, 山野 泰穂, 仲瀬 裕志

大腸がんperspective ( (株)メディカルレビュー社 )  4 ( 4 ) 332 - 334  2020年03月

【大腸ESDの工夫】偶発症予防の工夫 Ring-clipによる縫縮

吉井 新二, 山野 泰穂, 仲瀬 裕志

臨床消化器内科 ( (株)日本メディカルセンター )  35 ( 3 ) 318 - 322  2020年02月

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＜文献概要＞大腸ESDにおける遅発性偶発症[後出血・post-ESD coagulation syndrome(PECS)など]の予防にクリップによる完全縫縮の効果が期待される.しかし,大きな切除後潰瘍を完全縫縮するのは容易ではない.われわれは自作クリップ(Ring-clip)を用いてESD後の切除後潰瘍の縫縮を行っている.すべての症例に完全縫縮は必要ないと考えるが,偶発症が危惧される場合の予防の工夫として切除後潰瘍を完全縫縮する手段を準備しておくべきである.われわれが行っているRing-clipの作製方法・使用方法について概説する.

大腸腫瘍診療の最前線:新しい診断・治療法をめざして 小さな大腸ポリープに対する抗凝固薬継続コールドスネアポリペクトミーの安全性の検討 多施設無作為化比較試験

松本 美桜, 吉井 新二, 田沼 徳真, 佐藤 龍, 間部 克裕, 竹内 洋司

日本消化管学会雑誌 ( (一社)日本消化管学会 )  4 ( Suppl. ) 195 - 195  2020年01月

分類不能鋸歯状病変を伴ったtraditional serrated adenoma癌化症例

山川司, 吉井新二, 市原真, 秋田浩太朗, 大和田紗恵, 横山佳浩, 柴田泰洋, 風間友江, 赤保内正和, 久保俊之, 仲地耕平, 能正勝彦, 山下健太郎, 須藤豪太, 山本英一郎, 鈴木拓, 山野泰穂, 仲瀬裕志

Gastroenterological Endoscopy (Web)   62 ( Supplement2 )  2020年

J-GLOBAL

【大腸腫瘍の内視鏡治療戦略-攻めるか、引くか?】早期癌の治療方針 内視鏡的にT1bを疑ってもまずは診断的治療を優先する(Ipを除く) Yes「一括完全切除可能なら診断的治療を優先する」

吉井 新二, 奥田 博介, 久須美 貴哉, 塚越 洋元

消化器内視鏡 ( (株)東京医学社 )  31 ( 10 ) 1562 - 1565  2019年10月

血液透析患者に対してレンバチニブ内服療法を施行した進行再発肝細胞癌の1例

石田 浩一, 太宰 昌佳, 水島 健, 小野寺 学, 山田 秀久, 小川 浩司, 吉井 新二, 加藤 総介

日本癌治療学会学術集会抄録集 ( (一社)日本癌治療学会 )  57回   P149 - 6  2019年10月

10mm以下の大腸ポリープに対する抗凝固薬継続コールドスネアポリペクトミーの安全性の検討 多施設無作為化比較試験

松本 美桜, 吉井 新二, 田沼 徳真, 佐藤 龍, 間部 克裕, 野島 正寛, 竹内 洋司

日本消化器病学会北海道支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北海道支部 )  125回   32 - 32  2019年09月

10mm以下の大腸ポリープに対する抗凝固薬継続コールドスネアポリペクトミーの安全性の検討 多施設無作為化比較試験

松本 美桜, 吉井 新二, 田沼 徳真, 佐藤 龍, 間部 克裕, 野島 正寛, 竹内 洋司

日本消化器病学会北海道支部例会・日本消化器内視鏡学会北海道支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北海道支部 )  125回・119回   32 - 32  2019年09月

【早期大腸癌内視鏡治療後の転移再発と予後】先行する内視鏡治療は追加手術後の予後に影響するか? 予後に影響させないための注意点

吉井 新二, 奥田 博介, 久須美 貴哉, 塚越 洋元

Intestine ( (株)日本メディカルセンター )  23 ( 3 ) 253 - 256  2019年05月

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＜文献概要＞転移の可能性のある大腸T1癌に内視鏡治療を行うことが追加手術後の予後に影響を与えないか危惧される.内視鏡治療の熱焼灼によって遺残腫瘍の増殖能が上がるという報告や,切除後検体からは評価できない非連続性脈管侵襲の報告等,慎重な意見がある一方,長期成績,周術期の合併症,死亡例の比較において先行する内視鏡治療は予後に影響しないと考えられている.しかし,SM 浸潤度以外のリスク因子はすべて腫瘍先進部の組織所見であることから,確実に一括完全摘除することがきわめて重要である.また,精度の高い内視鏡診断を行い,適切な切除標本の取り扱いができるように病理側と密接に連携することが重要である.

IBDの超音波によるモニタリング 潰瘍性大腸炎に対する超音波検査の有用性 多施設共同前向き研究

桂田 武彦, 木下 賢治, 西田 睦, 表原 里実, 大西 礼造, 前本 篤男, 江藤 和範, 吉井 新二, 山本 純司, 坂本 直哉

超音波医学 ( (公社)日本超音波医学会 )  46 ( Suppl. ) S309 - S309  2019年04月

総胆管結石に対するESWLの治療成績の検討

小野寺 学, 久保 茉理奈, 古川 龍太郎, 太宰 昌佳, 横山 朗子, 工藤 真弓, 吉井 新二

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 )  116 ( 臨増総会 ) A321 - A321  2019年03月

groove膵癌の2例

古川 龍太郎, 久保 茉理奈, 太宰 昌佳, 小野寺 学, 横山 朗子, 工藤 真弓, 吉井 新二

日本消化器病学会北海道支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北海道支部 )  124回   73 - 73  2019年03月

消化器癌の内視鏡診断治療における進歩と課題 大腸腫瘍におけるprecutting EMR/hybrid ESDの有用性と安全性の検討

吉井 新二, 久保 茉理奈, 古川 龍太郎, 太宰 昌佳, 小野寺 学

日本消化器病学会北海道支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北海道支部 )  124回   38 - 38  2019年03月

診断に難渋し抗EGFR抗体薬により奏効が得られ切除可能であった尿膜管癌の一例

太宰 昌佳, 伊藤 直樹, 西田 幸代, 山田 秀久, 高桑 康成, 久保 茉理奈, 古川 龍太郎, 小野寺 学, 吉井 新二

日本癌治療学会学術集会抄録集 ( (一社)日本癌治療学会 )  56回   P41 - 4  2018年10月

大腸内視鏡治療のポイントと工夫 2 in 1スネアSOUTENを用いた大腸腫瘍におけるprecutting EMR/hybrid ESD/conventional ESDの有用性と安全性の検討

吉井 新二

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  71 ( 抄録号 ) A79 - A79  2018年09月

選択的胆管挿管困難例に対する膵管口切開による胆管挿管の有用性と安全性

小野寺 学, 江上 大基, 鈴木 茉理奈, 宮本 大輔, 太宰 昌佳, 横山 朗子, 吉井 新二

膵臓 ( 日本膵臓学会 )  33 ( 3 ) 391 - 391  2018年05月

2 in 1 スネア SOUTENを用いた大腸腫瘍におけるprecutting EMR/ESDの有用性の検討

鈴木 茉理奈, 吉井 新二, 江上 太基, 宮本 大輔, 太宰 昌佳, 小野寺 学, 横山 朗子

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  60 ( Suppl.1 ) 676 - 676  2018年04月

【内視鏡治療の偶発症と対策】偶発症の対応におけるKnack and pitfall 切除後潰瘍と穿孔縫縮法のコツと注意点 c.Ring-clip による縫合法

吉井 新二, 江上 太基, 鈴木 茉理奈, 宮本 大輔, 太宰 昌佳, 小野寺 学, 横山 朗子

Intestine ( (株)日本メディカルセンター )  22 ( 2 ) 193 - 196  2018年03月

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＜文献概要＞大腸ESDの偶発症対策としてクリップによる切除後潰瘍の縫縮が有用と考えられる.しかし,大きな切除後潰瘍を完全に縫縮するのは容易ではない.われわれは自作クリップ(Ring-clip)を用いてESD後の切除後潰瘍の縫縮を行っている.すべての症例に切除後潰瘍の縫縮は必要ないが,偶発症が危惧される場面に遭遇したときのオプションとして切除後潰瘍を縫縮する手段をもっていると非常に心強い.Ring-clipの作成方法・使用方法について概説する.