長岡 由修

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所属

医学部 小児科学講座

職名

助教

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 2006年
    -
    2010年

    札幌医科大学   大学院医学研究科  

学位 【 表示 / 非表示

  • 2010年03月   札幌医科大学   医学博士

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス   胎児医学、小児成育学  

  • ライフサイエンス   腎臓内科学  

researchmapの所属 【 表示 / 非表示

  • 札幌医科大学   小児科学講座   助教  

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Acute osteomyelitis/septic pulmonary embolism associated with familial infections caused by PVL-positive ST6562 MRSA-IVa, a presumptive variant of USA300 clone.

    Nao Harada, Atsuo Togashi, Meiji Soe Aung, Jun Kunizaki, Kazutaka Nogami, Yoshinobu Nagaoka, Akira Ishii, Ima Kosukegawa, Wakiko Aisaka, Satoshi Nakamura, Tomohiro Wakabayashi, Takeshi Tsugawa, Nobumichi Kobayashi

    IJID regions   8   16 - 18  2023年09月  [国際誌]

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    Panton-Valentine leukocidin (PVL)-positive methicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA) occasionally causes severe invasive infections. A 10-year-old immunocompetent boy in Hokkaido, the northern main island of Japan, was admitted with acute osteomyelitis of the right ilium, complicated by septic thrombophlebitis of the right common iliac vein and septic pulmonary embolism. As MRSA was isolated from blood and sputum samples of the patient, linezolid and vancomycin were initially used for treatment, and later clindamycin was added based on PCR-positive results for PVL genes. During his hospitalization, the patient was complicated by abscesses around the right ilium and septic arthritis of the right hip, which required surgical drainage. Prior to his admission, his youngest sister had developed a right breast abscess, and another sister and his mother developed contagious impetigo and hordeolum, respectively, during his hospitalization. These infections in the patient and his family members were caused by an identical PVL-positive MRSA strain belonging to ST6562, a single-locus variant of ST8. Due to the genetically close characteristics, this ST6562 MRSA was considered a genetic variant of the USA300 CA-MRSA clone (ST8-MRSA-IVa) predominating in the United States. The ST6562 MRSA-IVa is suggested to have occurred in Japan, associated with potential spread of the USA300 clone.

    DOI PubMed

  • NPHS1遺伝子に複合ヘテロ接合体ミスセンス変異を同定したステロイド抵抗性ネフローゼ症候群の1例

    長岡 由修, 若林 知宏, 矢吹 郁美, 飯塚 裕典, 稲澤 奈津子, 木澤 敏毅, 伊藤 希美, 東舘 義仁, 小川 弥生, 石河 慎也, 長野 智那, 野津 寛大, 飯島 一誠, 川崎 幸彦

    日本小児腎臓病学会雑誌 ( (一社)日本小児腎臓病学会 )  33 ( 1Suppl. ) 86 - 86  2020年12月

  • Poststreptococcal acute glomerulonephritis can be a risk factor for accelerating kidney dysfunction in Alport syndrome: a case experience.

    Yoshinori Araki, Azusa Kawaguchi, Nana Sakakibara, Yoshinobu Nagaoka, Tomohiko Yamamura, Tomoko Horinouchi, China Nagano, Naoya Morisada, Kazumoto Iijima, Kandai Nozu

    CEN case reports   9 ( 4 ) 418 - 422  2020年06月  [査読有り]  [国内誌]

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    Alport syndrome (AS) is a progressive kidney disease. Male cases with X-linked AS (XLAS) are reported to develop end-stage kidney disease (ESKD) at the age of around 20-30 years. One risk factor for developing ESKD at a young age is a genotype of having truncating variants in the COL4A5 gene. However, to date, other such factors have remained unclear. Here, we describe a 15-year-old Japanese boy with XLAS who had a missense variant in the COL4A5 gene. He presented with gross hematuria, severe proteinuria, oliguria, systemic edema, body weight gain, and hypertension after pharyngitis. Blood examination showed kidney dysfunction, hypocomplementemia, and elevated antistreptolysin-O level. We diagnosed him with poststreptococcal acute glomerulonephritis (PSAGN) and he was stopped treatment by lisinopril, and received supportive treatment. However, he showed an unusual clinical course for PSAGN and, consequently, developed ESKD 15 months after the onset of PSAGN without recovery from the kidney dysfunction. This case showed that the onset of PSAGN can be a risk factor for AS patients to develop ESKD at a young age.

    DOI PubMed

  • P450オキシドレダクターゼ(POR)異常症の1例

    若林 知宏, 長岡 由修, 石井 玲, 津川 毅, 鎌崎 穂高, 要藤 裕孝, 川崎 幸彦, 足立 周平, 本庄 紗帆, 寺田 光次郎, 中村 秀勝, 五十嵐 リサ, 小林 正樹

    日本小児科学会雑誌 ( (公社)日本小児科学会 )  123 ( 11 ) 1721 - 1721  2019年11月

  • 思春期早発症を契機に発見された頭蓋内胚細胞腫の1男児例

    飯塚 裕典, 石井 玲, 長岡 由修, 津川 毅, 鎌崎 穂高, 要藤 裕孝, 竹林 晃, 家里 琴絵, 五十嵐 敬太, 山本 雅樹, 堀 司, 秋山 幸功, 母坪 智行

    日本小児科学会雑誌 ( (公社)日本小児科学会 )  123 ( 5 ) 937 - 937  2019年05月

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Misc 【 表示 / 非表示

  • 腹膜透析カテーテル留置に伴い、後腹膜到達法による左腎摘除術を施行した常染色体劣性多発性嚢胞腎の1乳児例

    田中 俊明, 佐藤 俊介, 舛森 直哉, 長岡 由修, 小林 正樹

    日本小児腎不全学会雑誌 ( 日本小児腎不全学会 )  39   146 - 148  2019年07月

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    常染色体劣性多発性嚢胞腎(ARPKD)では、乳児期に腹膜透析(PD)の導入および固有腎摘除を要することがあり、さらに将来的な腎移植術への配慮も必要である。乳幼児の固有腎摘除術において一般的に用いられる経腹的到達法では、腹膜の切開が大きくPDへの影響が懸念され、また大血管近傍の操作は後の腎移植術を困難にする可能性がある。これらを考慮し、当科では日齢150、3,560gのARPKD女児に対し、以下の方法で手術を行った。まず右側臥位にて左第12肋骨先端から腰部斜切開をおき、後腹膜に到達した。腎血管の処理は可及的に末梢で行い、とくに問題なく左固有腎摘除を施行した。引き続き仰臥位に変換し、PDカテーテル留置術を行った。PDは術後14日目より開始し、透析液の漏出やカテーテルトラブルはなく経過している。ARPKD乳児例に対する後腹膜到達法による固有腎摘除術は安全に施行でき、有用であると考えられた。(著者抄録)

  • Helicobacter pylori感染と薬剤アレルギーが誘因と考えられたtubulointerstitial nephritis with uveitis(TINU)症候群の1例

    飯塚 裕典, 長岡 由修, 辻脇 光洋, 久保 俊之, 平岡 美紀, 伊藤 希美, 小川 弥生

    日本小児腎不全学会雑誌 ( 日本小児腎不全学会 )  39   238 - 241  2019年07月

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    Tubulointerstitial nephritis with uveitis(TINU)症候群は尿細管間質性腎炎とブドウ膜炎を呈する疾患で、病因はいまだ不明である。症例は13歳女児。2ヵ月前から持続する微熱、左側腹部痛、背部痛のため受診した。尿量は保たれていたが、腎機能障害(Cr 3.05mg/dL)、尿β2マイクログロブリン高値、尿糖を認めた。眼科的異常なく、腎病理所見と併せて急性尿細管間質性腎炎と診断した。頓用していたイブA錠の薬剤リンパ球刺激試験陽性で、薬剤アレルギーの関与が疑われた。一方、ガリウムシンチグラムで両腎と胃大彎側に異常集積があり、上部消化管内視鏡検査などからHelicobacter pylori(Hp)感染胃炎と診断した。ステロイド治療を開始し、腎機能回復後にHp除菌治療を行った。2ヵ月間でステロイドを漸減中止したが、中止直後にブドウ膜炎を発症し、TINU症候群と最終診断した。Hp感染や薬剤アレルギーがTINU症候群の誘因となった可能性が示唆された。(著者抄録)

  • 新生児期にショックを呈した両側閉塞性巨大尿管症

    荒井 勇人, 長岡 由修, 名和 智裕, 高室 基樹, 横澤 正人

    日本小児科学会雑誌 ( (公社)日本小児科学会 )  123 ( 3 ) 591 - 596  2019年03月

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    日齢15、男児。頻回の嘔吐、活気不良を主訴に前医を受診し、心臓超音波検査で左室収縮能低下、および血液検査で腎機能障害を指摘され、当院へ緊急搬送となった。入院時、ショック状態を呈しており、各検査所見より、下部尿路の閉塞に伴う急性腎後性腎不全によるショックと判断し、人工呼吸管理、腹膜透析を含む集中治療を開始した。対処により全身状態は安定したが、利尿が得られず、また巨大尿管は不変であり、腎機能障害も持続していた。そこで、日齢19に左右尿管造影検査を行ったところ、左右ともに尿管膀胱移行部に狭窄があり、著明な尿管拡張が認められた。以上より、本症例は尿管膀胱移行部狭窄による両側閉塞性巨大尿管症と診断され、右腎瘻は手技に難渋したため、左腎瘻の造設を行った。その結果、腎瘻からの尿排泄は良好で、腎機能は急速に正常化した。一方、右巨大尿管も左腎瘻造設後、まもなく自然軽快した。

  • 疲労骨折を契機に炎症反応と乖離した再燃を認めた慢性再発性多発性骨髄炎(Chronic recurrent multifocal osteomyelitis:CRMO)の1例

    木澤 敏毅, 稲澤 奈津子, 伊藤 希美, 東舘 義仁, 長岡 由修, 石井 玲, 津川 毅, 鎌崎 穂高, 要藤 裕孝, 川崎 幸彦

    小児リウマチ ( (一社)日本小児リウマチ学会 )  10 ( 1 ) 38 - 43  2019年

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    発症3年後より血清の炎症反応と臨床症状に乖離を認めた慢性再発性多発性骨髄炎の女児を経験した。症例は発症時9歳女児。反復する多発性の骨痛を認め当院に紹介。採血で臨床症状に一致した炎症反応の上昇と画像にて骨髄炎を確認でき、骨生検にて悪性疾患、感染症を否定できたことからChronic recurrent multifocal osteomyelitis(CRMO)と診断し、NSAIDsやステロイドにて寛解していた。発症3年後に認めた疲労骨折を契機に炎症反応の上昇を認めないにも関わらず、右脛骨の疼痛が増悪し痛みのため歩行困難となった。MRI及び骨シンチを行ったところ、右脛骨部に骨髄炎の残存を確認し、炎症反応陰性のCRMOと診断した。これまでの治療に加え、ビスフォスフォネート製剤を開始するも無効であり、院内倫理委員会許可のもとTNF阻害剤であるInfliximab(IFX)を開始したところ臨床的寛解を認め、通常の生活が可能となった。(著者抄録)

  • H.pylori感染胃炎を伴う急性尿細管間質性腎炎(ATIN)の1例

    飯塚 裕典, 長岡 由修, 石井 玲, 津川 毅, 鎌崎 穂高, 要藤 裕孝, 瀬川 惠子, 辻脇 光洋, 久保 俊之, 山野 泰穂, 木澤 敏毅, 伊藤 希美, 東舘 義仁, 小川 弥生

    日本小児科学会雑誌 ( (公社)日本小児科学会 )  122 ( 11 ) 1748 - 1748  2018年11月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 骨髄間葉系幹細胞移植による慢性腎臓病および連関する脳血管障害の同時進行抑制

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    長岡 由修, 飯塚 裕典, 寺田 光次郎, 津川 毅, 佐々木 祐典, 本望 修

  • 急性・慢性腎障害後の腎線維化に対するMicroRNA-21を用いた新規治療薬開発

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

    川崎 幸彦, 郷 勇人, 陶山 和秀, 長岡 由修, 石井 玲

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    LPSと志賀毒素を用いHUSモデルマウスを作製し、投与後6時間と72時間のマウス腎臓からtotal RNAを抽出しマイクロアレイにて解析した。LPS/Stx2投与後、血小板減少と腎機能低下が認められた。マイクロアレイによる遺伝子発現解析では、コントロールと比較してTNF receptor-1/2. iNOS, およびIL-6シグナル伝達経路の活性化がみられた。一方、LPS/Stx2投与72時間後では遠位ネフロンに存在するトランスポーターやレセプター遺伝子の発現低下を認めた。 生理および分子学的所見からHUSモデルマウスの遠位尿細管2および結合集合管および皮質集合管の主細胞損傷が明らかになった。