Misc - TERAMOTO Atsushi

距骨無腐性壊死に対する軟部組織温存腓骨移植を併用した足関節・距骨下関節固定術の経験

小林 拓馬, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 河村 秀仁, 宮川 健, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  33 ( 1 ) 106 - 110  2012.05

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距骨無腐性壊死に対する手術療法としては関節固定術が一般的であるが、術後の脚短縮や骨癒合率の低さなどが問題点として挙げられている。筆者らは距骨無腐性壊死の3例に対し、骨膜・軟部組織を温存した腓骨移植を併用した足関節・距骨下関節固定術を行った。症例は全例女性で、平均年齢は71.7歳であった。手術は外側アプローチで腓骨に付着する骨膜・軟部組織を温存したまま腓骨を骨切りし、この骨片を後方に翻転して関節内を展開した。腸骨移植、フィン付き髄内釘を用いて脛骨-距骨-踵骨を固定し、切離した腓骨は脛骨から踵骨まで外側に架橋して移植固定した。術後平均観察期間は平均2.3年で、全例で骨癒合が得られ脚短縮や合併症は認めなかった。JSSF scaleは、術前平均54.7点から術後平均83.7点へ改善した。本術式は手技が比較的簡便であり、距骨無腐性壊死に対する手術療法として有用な選択肢になりうると考えられた。(著者抄録)

足関節底背屈がCTにおける距腿関節窩と脛腓靱帯結合に及ぼす影響

寺本 篤史, 吉本 正太, 木井 雄一郎, 渡邉 耕太, 山下 敏彦, 杉 憲

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  33 ( 1 ) 101 - 105  2012.05

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本研究の目的は足関節の肢位がCTにおける距腿関節窩と脛腓靱帯結合の離開距離に及ぼす影響を調査することである。15名の健常被験者(平均年齢29.9±8.4歳、男性11名、女性4名)において足関節最大底屈位、中間位、最大背屈位の各条件で足趾から足関節近位までCT撮影を行った。距骨滑車面から5mm遠位レベル水平面で距腿関節内側関節裂隙を計測し、脛骨天蓋レベル水平面で脛腓靱帯結合離開距離を計測した。内側関節裂隙は底屈位で平均4.9±0.8mm、中間位で平均2.7±0.5mm、背屈位で平均2.7±0.4mmで底屈位が有意に大きかった。脛腓靱帯結合離開距離は底屈位で平均2.4±0.5mm、中間位で平均3.3±0.6mm、背屈位で平均3.9±0.8mmで各足関節肢位の間で有意な差が認められた。本研究の結果より健常足関節であってもCTでは肢位によって内側関節裂隙や脛腓靱帯結合の拡大が認められた。足関節CT撮影を行う際には肢位を一定条件(中間位)に設定する必要性が示唆された。(著者抄録)

足部アーチの荷重による変化の検討

木井 雄一郎, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  86 ( 3 ) S733 - S733  2012.03

足関節底背屈がCTにおける距腿関節窩と脛腓靱帯結合に与える影響

寺本 篤史, 杉 憲, 吉本 正太, 木井 雄一郎, 小林 拓馬, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  86 ( 3 ) S730 - S730  2012.03

人工膝関節大腿骨コンポーネントの回旋設置角度と膝蓋大腿関節の適合性評価

寺本 篤史, 渡邉 耕太, 箕輪 剛, 木井 雄一郎, 佐藤 直一, 工藤 未来, 大坪 英則, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  86 ( 3 ) S711 - S711  2012.03

外反母趾の足横アーチ評価 荷重条件CTによる分析

渡邉 耕太, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 神谷 智昭, 小林 拓馬, 木井 雄一郎, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  86 ( 3 ) S647 - S647  2012.03

足部縦アーチの荷重による変化の検討 CTによる3次元解析

木井 雄一郎, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦

靴の医学 ( 日本靴医学会 )  25 ( 2 ) 155 - 159  2012.03

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足縦アーチの荷重による変化を,荷重・非荷重時の足部CTを3次元モデル化することで評価した.対象は足部疾患の既往のない男性12例12足であった.軸荷重装置を使用し,非荷重時は2kg,荷重時は体重の1/3を片脚に負荷しCT撮影した.画像解析ソフトを用いて荷重時と非荷重時の3次元足モデルを舟状骨で重ね合わせ,arch height index(以下AHI)を内外側縦アーチについてそれぞれ算出し比較検討した.内側縦アーチのAHIは非荷重時に比べ荷重時に有意に低下したが,外側縦アーチのAHIは非荷重時,荷重時で有意差を認めなかった.本研究結果から,足縦アーチは荷重に対して内側と外側とで異なる動態を示すことが示された.(著者抄録)

遠位脛腓靱帯結合損傷に対するSuture-Button Fixationの効果 挿入方法の違いによる固定性評価

寺本 篤史, 鈴木 大輔, 藤宮 峯子, 神谷 智昭, 渡邉 耕太, 山下 敏彦, 千見寺 貴子

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  53 ( 2 ) 362 - 362  2012.03

足関節底背屈がCTにおける距腿関節窩と脛腓靱帯結合に与える影響

寺本 篤史, 杉 憲, 吉本 正太, 恩田 和範, 井田 和功

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  53 ( 2 ) 364 - 364  2012.03

幼児化膿性肩関節炎に対して、関節鏡を施行した1例

吉本 正太, 井田 和功, 寺本 篤史, 恩田 和範, 杉 憲

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  53 ( 2 ) 322 - 322  2012.03

RICE療法はどれだけ知られているか? 一般患者vs学生

杉 憲, 寺本 篤史, 井田 和功, 恩田 和範, 吉本 正太, 興村 慎一郎

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  53 ( 2 ) 290 - 290  2012.03

Hylan G-F20注射後に急性炎症を起こし、鏡視下debridementを要した一例

池田 康利, 大坪 英則, 工藤 未来, 鈴木 智之, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  53 ( 2 ) 372 - 372  2012.03

G-F20ヒアルロン酸(Synvisc)の膝関節注射後に急性炎症を引き起こした1例

池田 康利, 大坪 英則, 工藤 未来, 鈴木 智之, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

関東整形災害外科学会雑誌 ( 関東整形災害外科学会 )  42 ( 臨増号外 ) 121 - 121  2011.09

下腿の外傷・障害後に足趾伸展障害をきたした症例の治療経験

木井 雄一郎, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 小林 拓馬, 岡田 葉平, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  32 ( 1 ) S168 - S168  2011.08

足関節底背屈がCTにおける距腿関節窩と脛腓靱帯結合に与える影響

寺本 篤史, 杉 憲, 吉本 正太, 木井 雄一郎, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  32 ( 1 ) S138 - S138  2011.08

G-F20ヒアルロン酸(Synvisc)の膝関節注射後に急性炎症を引き起こした1例

池田 康利, 大坪 英則, 工藤 未来, 鈴木 智之, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

東日本整形災害外科学会雑誌 ( 東日本整形災害外科学会 )  23 ( 3 ) 389 - 389  2011.08

足部縦アーチの荷重による変化の検討

木井 雄一郎, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦

靴の医学 ( 日本靴医学会 )  25 ( 1 ) 47 - 47  2011.08

距骨無腐性壊死に対する骨膜温存腓骨移植を併用した足関節・距骨下関節固定術の経験

小林 拓馬, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 河村 秀仁, 宮川 健, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  32 ( 1 ) S155 - S155  2011.08

荷重条件CTを用いた外反母趾の足アライメント評価

渡邉 耕太, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 神谷 智昭, 小林 拓馬, 木井 雄一郎, 佐藤 直一, 倉 秀治, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  32 ( 1 ) S137 - S137  2011.08

足底に発生した有痛性腫瘤の2例

榊原 醸, 渡邊 耕太, 武田 真太郎, 河村 秀仁, 寺本 篤史, 倉 秀治, 山下 敏彦

靴の医学 ( 日本靴医学会 )  25 ( 1 ) 49 - 49  2011.08