論文 - 田畑　久江

タブレット端末媒体を用いてプレパレーションを行った小児の反応の評価 親に行った質問紙調査の自由記述のテキストマイニングによる分析を通して

今野 美紀, 田畑 久江, 楢木野 裕美, 山本 真充, 吉川 由希子, 吉本 康子, 伊織 光恵, 佐藤 洋子, 後藤 真千子, 横山 佳世, 浅利 剛史, 羽場 美穂, 蝦名 美智子

小児保健研究 ( (公社)日本小児保健協会 )  74 ( 講演集 ) 188 - 188  2015年05月  [査読有り]

前向き子育てプログラム参加者に向けたフォローアップセミナーの試み

田畑 久江, 澤田 いずみ, 浅利 剛史, 大野 真実, 今野 美紀, 渡邊 真理

札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 4 ) 67 - 71  2015年03月  [査読有り]

喫煙防止授業後に小学校6年生と中学校1年生が示した印象に残った授業内容 テキストマイニングを用いた自由記述の分析

今野 美紀, 浅利 剛史, 田畑 久江, 伊織 光恵, 三瀬 敬治, 北田 雅子, 谷口 治子, 土橋 弘美

札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 4 ) 59 - 65  2015年03月  [査読有り]

幼児をもつ親を対象としたペアレンティングプログラムにおける開催方法の検討 育児態度とストレスへの効果に着目して

大野 真実, 澤田 いずみ, 今野 美紀, 田畑 久江, 浅利 剛史, 渡邊 真理

札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 4 ) 33 - 40  2015年03月  [査読有り]

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異なる開催方法で行ったペアレンティングプログラムにおける、親の育児態度とストレスへの効果を明らかにするための調査を実施した。平成24年度から札幌医科大学構内において、年2回開催しているプログラムを受講した親を対象とした。従来の方法で開催したGroup Aの受講者は9名、休日の午前午後に開催したGroup Bの受講者は9名であった。結果としては、どちらの開催方法であっても効果が得られたが、各群で効果が得られた部分が異なっていた。プログラム後に両群ともに、「子育て場面における親のふるまい方」「子育て役割に対する親の認識」といった親の育児態度が改善し、Group Bにおいては、「子どもの問題行動に対する親の認識」も改善した。親のストレスでは、Group Aでは「不安」、Group Bでは「ストレス」「抑うつ」の改善が見られた。また、Group Bでは、応募者が増加し、夫婦の参加者や市外からの参加も見られたことから、開催日などを考慮する有効性が示唆された。

小学6年生に行った喫煙防止教育の効果

今野 美紀, 浅利 剛史, 田畑 久江, 伊織 光恵, 三瀬 敬治, 北田 雅子, 谷口 治子, 土橋 弘美

日本小児禁煙研究会雑誌 ( (NPO)日本小児禁煙研究会 )  4 ( 2 ) 121 - 128  2014年10月  [査読有り]

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【背景】小学6年生を対象に授業と授業後のフォローアップ教育からなる喫煙防止教育を行い、授業前、直後、3ヵ月後の児童の意識の変化から教育介人の効果を明らかにすることを目的に調査を行った。【方法】児童には質問紙調査により、周囲の喫煙者、タバコに対する意識(加濃式社会的ニコチン依存度調査票:KTSND-youth)、教育ツールの評価などを尋ねた。【結果】2012年度は北海道内A市2校で授業を行い、授業前129名、授業直後124名、3ヵ月後124名の有効回答を得た。データ解析の結果、授業前、児の周囲に喫煙者がいる者は66名(51.2%)、いない者は63名(48.8%)で、3ヵ月後も殆ど変わらなかった。KTSND-youth総得点(中央値)は、授業前4.0、直後2.0、3ヵ月後3.0であった。【結果】授業直後は得点が有意に低下し、教育効果がみられた。しかし3ヵ月後は総得点の範囲にぱらつきが見られ、教育効果を明瞭に述べることはできなかった。学校と家庭との協働により、児童の喫煙と健康への関心を維持する仕組みを構築する事が必要である。(著者抄録)

喫煙防止教育をうけた中学校1年生の授業後の反応 テキストマイニングを用いた自由記述の分析

今野 美紀, 浅利 剛史, 田畑 久江, 伊織 光恵

小児保健研究 ( (公社)日本小児保健協会 )  73 ( 講演集 ) 92 - 92  2014年05月  [査読有り]

小学6年生に行った喫煙防止教育における効果

今野 美紀, 浅利 剛史, 田畑 久江, 三瀬 敬治, 谷口 治子, 北田 雅子, 土橋 弘美

日本小児禁煙研究会雑誌 ( (NPO)日本小児禁煙研究会 )  4 ( 1 ) 31 - 31  2014年02月  [査読有り]

小学6年生に行った喫煙防止教育における効果

今野 美紀, 浅利 剛史, 田畑 久江, 伊織 光恵

小児保健研究 ( (公社)日本小児保健協会 )  72 ( 講演集 ) 180 - 180  2013年08月  [査読有り]

小児看護実習において看護学生が印象に残った場面を振り返ることによる学習効果 Significant Event Analysisを用いて

田畑 久江, 今野 美紀, 浅利 剛史, 蝦名 美智子

札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 2 ) 95 - 100  2013年03月  [査読有り]

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小児看護実習で看護学生が印象に残った場面を振り返ること(Significant Event Anakysis:SEA)による学習効果について調査した。対象は3年次に小児看護実習を履修しSEA用紙を提出して単位取得した学生の42名であった。学生の印象に残った場面は、「子どもへの説明・声かけ」「子どもが嫌がるケアの工夫」「子どもとのコミュニケーション」「子どもの気持ちへの対応」」「家族への対応」「子どもの体調への対応」であった。その場面が学生にとってうまくいった内容は20名、困難な内容であった学生は22名であった。どの学生もSEAを用いて印象に残った場面を通じてうまくいったこと、うまくいかなかったことを内省し、次への行動指針子どもにあった関わりを検討することができていた。学生にとっては、子どもに合わせた説明・ケアの工夫は印象深い関わりであり、子どもとのコミュニケーションの難しさも多くの学生の回答の中に見られた。SEAを用いることで学生は内省する機会を得たと考えられた。

CiNii

小学6年生に行った喫煙防止教育の効果 加濃式社会的ニコチン依存度調査票(小学校高学年市原版)KTSND-youthを用いた質問紙調査より

今野 美紀, 浅利 剛史, 蝦名 美智子, 田畑 久江, 谷口 治子

札幌保健科学雑誌 ( 札幌医科大学保健医療学部 )  ( 1 ) 97 - 104  2012年03月  [査読有り]

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本研究の目的は、小学校6年生を対象に喫煙防止授業を行い、授業前・授業直後・3ヵ月後の知識と認知の変化から教育の効果を明らかにすることである。北海道内A市公立小学校2校の6年生に筆者らが授業を行い、質問紙による教育評価を行った。授業前134名、授業直後136名、3ヵ月後136名の有効回答を解析した。その結果、知識では、受動喫煙の影響、依存性、運動・学習への影響の正答者の割合は授業前に比べ3ヵ月後に有意に高くなった。認知では、高得点ほどタバコに対して心理社会的依存を示すKTSND-youthの得点において、授業前の総合得点中央値は4.00、授業直後3.00、3ヵ月後3.50となり、3群間で有意差を認めた。そして、多重比較にて授業前と授業直後の群間に有意差を認めた。授業直後は知識を得たことにより児童の認知が変化したと推察された。しかし時間経過と共に授業前の状態になっていくことから、家庭・学校と連携した喫煙防止教育の必要性が示唆された。(著者抄録)

【病気の子どもをもつ親への対応】親への対応スキルをみがく 看護師が「困っている親」に対応する際のポイント

田畑 久江

小児看護 ( (株)へるす出版 )  35 ( 3 ) 318 - 323  2012年03月

CiNii

先天性心疾患をもつ幼児・学童の母親の子どもへの疾患の説明と思い

田畑 久江

日本小児看護学会誌 ( (一社)日本小児看護学会 )  19 ( 2 ) 17 - 24  2010年07月  [査読有り]

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本研究は、先天性心疾患をもつ幼児・学童の母親の、子どもへの疾患に関する説明と、説明に影響する思いを明らかにすることを目的とし、先天性心疾患をもつ幼児・学童の母親20ケースに半構成的面接を行い、以下の結果を得た。子どもが小学校中学年以降の方が、母親は子どもへの疾患の説明に困難を感じていた。そして、子どものことをしっかりしていて、疾患は子どものことととらえていた母親は、子どもへの疾患の説明に積極的であり、子どものことをまだ1人では無理で守っていくことを考えていた母親は消極的であった。また、子どもに自覚症状や運動制限のないケースでは、子どもが疾患を意識することは良くないと考えていたり、話すきっかけがないと感じていること、自覚症状や運動制限のあるケースでは、子どもに死のイメージなどの恐怖感をもたせることや、子どもから責められることなどを懸念し、母親たちは説明することに困難を感じていた。(著者抄録)

DOI CiNii

子どもと家族が望む緩和ケアをめざして 子どもと家族が望む緩和ケアを実現するために必要なこと 小児がんの子どもと家族の緩和ケアに焦点をあてて

中村 伸枝, 荒木 暁子, 小川 純子, 金丸 友, 中村 美和, 佐藤 奈保, 伊庭 久江

小児看護 ( (株)へるす出版 )  29 ( 2 ) 252 - 257  2006年02月

先天性心疾患をもつ幼児・学童の"自分の疾患のとらえ方"

伊庭 久江

千葉看護学会会誌 ( 千葉看護学会 )  11 ( 1 ) 38 - 45  2005年06月  [査読有り]

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先天性心疾患をもつ幼児・学童の"自分の疾患のとらえ方"とそれに影響する要因を明らかにすることを目的に,先天性疾患をもつ幼児・学童(うち,男児11名.5歳〜11歳,平均年齢8歳)とその母親20例を対象に半構成的面接を実施した.その結果,先天性心疾患をもつ幼児・学童の"自分の疾患のとらえ方"は,幼児・小学校低学年と小学校中学年・高学年では特徴が異なり,先天性心疾患に特徴的な体験や母親の子どもへの説明,友だちや先生の関わりなどの影響を受けていることが分かった.とくに,母親の子どもへの説明の影響は大きく,子どもの母親への尋ねやすさや思いの表出にも影響を与えていることが分かった

CiNii

看護師の行う親への育児支援に関する認識

小川 純子, 伊庭 久江, 堂前 有香, 中村 伸枝

日本小児看護学会誌 ( (一社)日本小児看護学会 )  14 ( 1 ) 30 - 35  2005年03月  [査読有り]

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看護師の育児支援に関する認識を明らかにすることを目的にアンケート調査を実施し,1238名より回答(回収率28.7%)を得,そのうち自由記述欄に記載のあった670名(平均年齢35.8±10.0歳)の回答を検討した.その結果,看護師が親への育児支援で大切にしていることとして,以下の4つのカテゴリーが抽出された.1)信頼関係を築くための看護師の姿勢.2)有効な育児支援のためのアセスメント.3)親が主体的に育児に関われるようになるための育児支援.4)育児支援を円滑に進めるための連携

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養護教諭との連携による学童と親を対象とした日常生活習慣改善プログラムの実践

中村 伸枝, 武田 淳子, 伊庭 久江, 林 有香, 遠藤 巴子, 日高 倫子, 兼松 百合子

千葉大学看護学部紀要 ( 千葉大学看護学部 )  25 ( 25 ) 67 - 73  2003年03月  [査読有り]

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本報告では,看護職が養護教諭と連携して,小学校3年生の1クラス31名(男子17名,女子14名)に対し,万歩計を用いた身体活動に焦点をあてた「学童とその親の生活習慣改善プログラム」を作成・実施した内容を報告する.プログラムでは,クラス全体に対するものと従来養護教諭により行われてきた個別指導を合わせて実施した.また,歩数が増えるほどキャラクターが成長する万歩計と,1年間通して使用できる「生活とけんこうを考えよう」と題したファイルを作成して各人に配布し,教材として利用した.1年間の実施の中で,万歩計の歩数が増えキャラクターが成長していくのを楽しむ学童は多く,運動に関することを生活目標にあげ,がんばったとした学童が多かった.1学期と3学期の肥満度は,男子では有意な増加(p<0.05)が認められたが,女子は有意差はなく学期毎にわずかに低下していた.1学期と3学期の間で肥満度が5%以上増加していた学童は,万歩計を用いた身体活動が有意に少ない傾向がみられた(p<0.05).また,自由研究で「万歩計による1日の運動量調べ・食事調べ」を行った中等度肥満の女子では,運動だけでなく食事についての理解も深められていた.従って,万歩計を用いて運動に焦点を当てたプログラムは,小学校3年生に対し効果が期待できると考えられた.看護職と養護教諭が連携して活動していくことで,学童とその親に対する活動を深めることができたと考えられる.

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乳児の母親の育児上の困難 育児や健康管理に関するアンケート調査より

堂前 有香, 小川 純子, 伊庭 久江, 中村 伸枝

千葉大学看護学部紀要 ( 千葉大学看護学部 )  ( 26 ) 11 - 18  2003年03月  [査読有り]

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外来における看護師が行う育児支援の検討を目的に,小児科・小児外科を有する病院20施設の外来を受診した1歳未満の乳児の母親337名を対象に質問紙調査を実施した.対象を慢性疾患児の母親108名,急性疾患児の母親129名,健康診断の子どもの母親110名に分類し,結果を分析した.その結果,1)乳児の母親は児の体調不良時の対応についての困難が高い.2)慢性疾患のある乳児の母親と健康な乳児の母親では,育児上の困難が多い時期が異なっていた.3)公的な保健福祉領域の知識や,今後の見通しについての情報を求める母親が多かった.4)乳児が病期の際や育児上困難なことがあった際に看護師への相談を希望していたが,看護師が現在行っている育児支援では充分ではないことが明らかになった

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医療機関の看護師が行う育児支援について

伊庭 久江, 堂前 有香, 小川 純子, 中村 伸枝

千葉大学看護学部紀要 ( 千葉大学看護学部 )  ( 26 ) 19 - 26  2003年03月  [査読有り]

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小児科・小児外科を有する病院・診療所1110施設の看護師1238名を対象に,育児支援に関する質問紙調査を施行した.「職場で育児支援をどの程度行っているか」という問いには71.1%が「必ず行う」あるいは「時々行う」と回答した.支援の内容は発熱時の対処法,下痢や便秘時の対処法,おむつかぶれや皮疹出現時の対処法,内服の方法など,子どもの体調に合わせた育児法の調整に関する支援はよく実施していると捉えていたが,子どもと家族へのソーシャルサポートに関する支援はあまり行われていないと捉えていた.また,子どもと関係の深い部署の経験年数の長い看護師や小児科専任の看護師の方が,育児支援をよく実施していると捉えていた.加えて,病棟の看護師の方が,外来の看護師よりも,育児支援をよく実施していると捉えていた.これは関わる子どもの疾患の特徴や勤務環境の特徴などが影響していると考えらえた

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看護師と養護教諭との連携による学童と親を対象とした日常生活習慣改善プログラムの実施と評価

中村 伸枝, 武田 淳子, 伊庭 久江, 堂前 有香, 平賀 ゆかり, 香川 靖子, 兼松 百合子

千葉大学看護学部紀要 ( 千葉大学看護学部 )  ( 26 ) 1 - 9  2003年03月  [査読有り]

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看護職が養護教諭と連携し,小学5年生とその親を対象に,食習慣に焦点をあてて実施した日常生活改善プログラムの効果と問題点を検討した.プログラム実施前,終了後,終了1年後に生活調査を実施し,回収できた82名(男子47,女子35)のデータを分析した.その結果,プログラム終了時には,好き嫌い減少,脂肪の摂り過ぎの減少,夕食時間が早くなる,近くに出かける時には歩く,便秘の減少の改善がみられた.しかし,終了1年後では,好き嫌いや夕食時間は実施前と有意差が無くなっていた.実施前と比較して1年後の肥満度は男女共に有意な低下がみられた.プログラム実施後に肥満が改善した学童4名は,肥満が改善しなかった5名と比較し,プログラム実施前の肥満度が軽度である,身長の伸びが大きい,生活習慣上の問題が少なくプログラム後に食習慣の改善が持続している,という特徴がみられた

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看護職・保育職が関わった子ども虐待ケースと援助の特徴

林 有香, 石川 紀子, 伊庭 久江, 中村 伸枝, 小宮 久子, 丸 光惠, 内田 雅代

小児保健研究 ( (公社)日本小児保健協会 )  62 ( 1 ) 65 - 72  2003年01月  [査読有り]

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児童虐待59件(男23件,女33件,不明3件).回答者は看護師27件(A群),保健師18件(B群),保育士14件(C群)であった.身体発育或いは知的発達に遅れのある子どもは各々41%,46%で,A群に多かった.虐待の種類が重複しているのが64%で,身体的虐待はC群,心理的虐待はB群に多かった.虐待者は実母が80%で,非虐待経験者は39%であった.虐待を疑ったきっかけはA群,C群では子どもや親の態度・症状,B群では他施設からの連絡や親からの訴えが多かった.援助で他機関と連携はA群70%,B群89%,C群50%で,B群では多種類の機関と連携していた.家族に対しては全体の46%が関りを持っていたが,A群では26%であった.子どもに対してA群は入院による保護,B群はフォローアップ的な援助,C群は心理面への対応が多く,援助継続はA群48%,B群94%,C群57%であった.虐待による問題は情緒行動的な問題が多く,その後虐待がなくなったのは15件,継続が22件,不明は21件であった

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