Misc - YOSHII Shinji

【UC10万人時代の大腸内視鏡】高齢者潰瘍性大腸炎の特徴と合併症対策 Adenomaへの対応を含めて

今村 哲理, 黒河 聖, 本谷 聡, 安保 智典, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 吉井 新二, 西岡 均, 中野渡 正行, 中垣 卓, 寺門 洋平

消化器内視鏡 ( (株)東京医学社 )  18 ( 8 ) 1289 - 1295  2006.08

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高齢者UCは、高齢発症者群と長期経過を経て高齢に達した群に分けられる。高齢発症者の頻度は、高齢年齢を何歳に設定するかで異なるが、自経験例で5.2%、文献的には1.7〜16%である。重症度は軽症のものが多いとされているが、異なる意見もあり一定していない。高齢者では心肺循環器系疾患や代謝性疾患などの合併症を有する機会が増し、CMV感染を含めたきめ細かい対応が重要である。長期経過を経て高齢に達した群では、時にsporadic adenomaが発生し、大腸癌/DALMとsporadic adenomaの鑑別が問題となる。的確に両者を鑑別し、過剰な手術を避けるようにしなければならない。両者の診断学的鑑別点は、1)sporadic adenomaはUC関連癌患者に比し20歳以上高齢なものに多い。2)UC病変範囲外は、sporadic adenomaである。sporadic adenomaは単発ないし孤在性にみられることが多い。3)DALMは直腸・S状結腸に好発するが、sporadic adenomaの分布は一定しない。4)Ip・Isp型は、ほとんどがsporadic adenomaである。5)病変周囲から生検しdysplasiaの有無を確認する。6)病理組織検査補助診断として、p53免疫染色が有用である。(著者抄録)

CiNii

NBIで観察しえた大腸II c病変

黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀

早期大腸癌 ( (株)日本メディカルセンター )  10 ( 4 ) 362 - 362  2006.07

クローン病における抗TNF-α抗体(Infliximab)と成分栄養療法併用の臨床的意義

本谷 聡, 田中 浩紀, 須河 恭敬, 西岡 均, 萩原 武, 吉井 新二, 前田 聡, 小澤 広, 黒河 聖, 安保 智典, 今村 哲理

消化と吸収 ( (NPO)日本消化吸収学会 )  28 ( 2 ) 9 - 13  2006.06

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活動性クローン病におけるinfliximabと成分栄養療法併用の臨床的意義について検討した.既存治療抵抗性の活動性クローン病患者67名を対象とした.infliximab初回投与から10週後の緩解率は,成分栄養療法非併用群(非併用群:14名)64.3%,成分栄養療法併用群(併用群:53名)67.9%であった.非併用群は78週時点で全例が再燃したが,併用群は緩解維持期間が延長し,特に1200kcal以上の症例は,更に緩解維持期間が延長した.成分栄養療法と免疫抑制剤(AZA/6MP)併用における緩解維持期間は,AZA/6MP非併用群よりも長かった.短期緩解導入率に成分栄養療法併用の有無による明らかな差はみられず,infliximab緩解後の緩解維持にはAZA/6MP投与が効果的であることが示された

CiNii

経過を追えた直腸LST顆粒型の1例

吉井 新二, 黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 前田 聡, 小澤 広, 萩原 武, 西岡 均, 田中 浩紀, 吉田 武史

日本大腸肛門病学会雑誌 ( (一社)日本大腸肛門病学会 )  59 ( 6 ) 365 - 365  2006.06

陥凹型早期癌の頻度と2cm以下の進行癌

黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  48 ( Suppl.1 ) 889 - 889  2006.04

小腸ダブルバルーン内視鏡にて確認し得た濾胞性B cellリンパ腫の3例

小澤 広, 吉井 新二, 田中 浩紀, 西岡 均, 萩原 武, 前田 聡, 黒川 望, 本谷 聡, 安保 智典, 今村 哲理

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  48 ( Suppl.1 ) 824 - 824  2006.04

アフタ様病変の出現から11年後に回腸癌・上行結腸癌を発症したいわゆるアフタ様大腸炎の1例

田中 浩紀, 本谷 聡, 津谷 亮佑, 須河 恭敬, 西岡 均, 吉井 新二, 萩原 武, 小澤 広, 前田 聡, 黒河 聖, 安保 智典, 今村 哲理, 後藤田 裕子, 村岡 俊二, 能正 勝彦

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  48 ( Suppl.1 ) 837 - 837  2006.04

遺伝子再構成を認めHelicobacter pylori除菌療法にて消失した直腸良性リンパ濾胞性ポリポーシスの1例

黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀, 佐藤 利宏, 夏井 清人

胃と腸 ( (株)医学書院 )  41 ( 3 ) 409 - 414  2006.03

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60歳代女.検診にて免疫学的便潜血反応陽性を指摘され,大腸内視鏡検査にて直腸に多発性の隆起性病変を認め,生検にてリンパ腫が疑われたことから紹介受診となった.下部直腸に微小なものから径6mmまでの半球状の表面平滑な隆起性病変の多発を認め,内視鏡的切除標本からIgH遺伝子再構成を認めた.しかし,組織学的検索では良性リンパ濾胞性ポリポーシスと診断した.H.pylori感染は陰性であったものの,除菌療法を1週間施行したところ,病変はその1ヵ月後には消退し,半年後にはほぼ消失したことが内視鏡により確認できた.本症例は何らかの細菌感染が慢性炎症を惹起し,病変を形成したことが推測された

陳旧性日本住血吸虫症に合併した大腸癌の1例

吉井 新二, 黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典

消化器内視鏡 ( (株)東京医学社 )  18 ( 3 ) 373 - 377  2006.03

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症例は66歳,女性.18歳まで山梨県に在住.大腸内視鏡検査にて,上行結腸に潰瘍限局型進行癌を認め,右半結腸切除術を施行した.病理組織学的所見は,深達度ssの進行癌で,大腸粘膜下に日本住血吸虫卵を多数認めた.本邦では,急性期の日本住血吸虫症の報告はみられなくなったが,陳旧症例に合併した大腸癌の報告はみられる.陳旧性日本住血吸虫症に合併した大腸癌の1例を経験したので報告した(著者抄録)

CiNii

当院にて経験したcolitic cancer6例の検討

田中 浩紀, 本谷 聡, 須河 恭敬, 西岡 均, 吉井 新二, 萩原 武, 小澤 広, 前田 聡, 黒河 聖, 安保 智典, 今村 哲理, 益子 博幸, 後藤田 裕子, 村岡 俊二, 能正 勝彦

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 )  103 ( 臨増総会 ) A214 - A214  2006.03

クローン病に合併した小腸癌の一例

黒河 聖, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 萩原 武, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀

日本内科学会雑誌 ( (一社)日本内科学会 )  95 ( Suppl. ) 126 - 126  2006.02

増大傾向を観察しえた胃神経鞘腫の1例

吉井 新二, 黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 西岡 均, 田中 浩紀, 長川 達哉

超音波医学 ( (公社)日本超音波医学会 )  33 ( 1 ) 94 - 94  2006.01

当院における過去3年間の直接X線・ペプシノゲン併用法による胃癌検診成績

萩原 武, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 黒河 聖, 小澤 広, 前田 聡, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀

日本消化器集団検診学会雑誌 ( (一社)日本消化器がん検診学会 )  43 ( 6 ) 640 - 641  2005.11

北海道厚生連における平成15年度胃集検成績

西岡 均, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 黒河 聖, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 吉井 新二, 宮川 宏之, 大村 卓味, 須賀 俊博, 村上 雅則, 岡本 美穂, 木村 英司, 吉川 隆志, 野村 昭嘉, 栗田 政一, 櫻庭 光夫, 千葉 篤, 近藤 規央, 内田 多久實, 前田 淳一, 川崎 君王, 久保田 和郎, 八百坂 透

日本消化器集団検診学会雑誌 ( (一社)日本消化器がん検診学会 )  43 ( 6 ) 638 - 638  2005.11

【胃癌EMR後の異時性多発を考える】26ヵ月間で6個の早期胃癌を内視鏡的粘膜切除術により切除した1例

安保 智典, 萩原 武, 今村 哲理, 村岡 俊二, 本谷 聡, 黒河 聖, 小澤 広, 前田 聡, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀

胃と腸 ( (株)医学書院 )  40 ( 12 ) 1655 - 1659  2005.11

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72歳,男.胃癌検診で異常を指摘され,精査目的で当科を受診した.上部消化管内視鏡検査にて胃前庭部前壁の0'IIa(径2cm)と胃角部後壁の0'IIc(径0.7cm)を認め,内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行った.病理組織診断は高分化型管状腺癌(tub1),深達度mであった.その後は上部消化管内視鏡検査を行い,EMR後17ヵ月から26ヵ月に0'IIc 3個と0'IIa 1個を発見した.再度EMRを施行し,病理診断はいずれもtub1,深達度mであった.初回EMR後26ヵ月の迅速ウレアーゼ試験は陽性であったため,amoxicillin,clarithromycin,lansoprazoleによるHelicobacter pylori除菌治療を行った.1年後の尿素呼気試験でH.pylori陰性を確認し,初回EMR後83ヵ月,局所遺残や新たな胃癌は認めていない

胃直接X検査とペプシノゲン法同時併用発見胃癌症例の検討 直接X検査陰性症例とペプシノゲン法陰性症例を中心に

萩原 武, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 黒河 聖, 小澤 広, 前田 聡, 吉井 新二, 西岡 均, 矢花 崇

日本消化器集団検診学会雑誌 ( (一社)日本消化器がん検診学会 )  43 ( 5 ) 246 - 246  2005.09

大腸形質細胞腫の1例

吉井 新二, 黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 前田 聡, 小澤 広, 萩原 武, 西岡 均

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 )  102 ( 臨増大会 ) A795 - A795  2005.09

EUS-FNAが診断に有用であった胃神経鞘腫の1例

吉井 新二, 黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 西岡 均, 田中 浩紀, 長川 達哉

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  47 ( Suppl.2 ) 2101 - 2101  2005.09

当院における超音波内視鏡を施行した十二指腸カルチノイド5症例の検討

小澤 広, 矢花 崇, 西岡 均, 萩原 武, 吉井 新二, 前田 聡, 黒川 聖, 本谷 聡, 安保 智典, 今村 哲理

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  47 ( Suppl.2 ) 2010 - 2010  2005.09

多発病変を認めたLST-NG pseudo-depressed typeの一例

黒河 聖, 今村 哲理, 安保 智典, 本谷 聡, 小澤 広, 前田 聡, 萩原 武, 吉井 新二, 西岡 均, 田中 浩紀

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 )  47 ( Suppl.2 ) 2094 - 2094  2005.09