Details of a Researcher - MIHARA Hiroshi

切除不能膵癌による胆道閉塞に対する治療法としては、現在、内視鏡的胆道ステンティングが第一選択として行われている。ステントの種類については、化学療法の進歩に伴い、より長期の開存が期待されるようになったことから、self-expandable metallic stent(SEMS)を使用する施設が増えており、とくに我が国においてはcovered SEMS(CSEMS)の評価が高い。しかし、海外では異論もあり、今後のさらなる比較検討が必要である。また、さらに長期の開存をめざして、新たなステントの開発も進められており、今後の展開が期待される。(著者抄録)

Gemcitabine療法が奏効し播種性血管内凝固症候群を離脱し得た進行膵癌の一例

中山優吏佳, 吉田啓紀, 高嶋祐介, 元尾伊織, 南條宗八, 三原弘, 安藤孝将, 梶浦新也, 藤浪斗, 高原照美, 安田一朗

日本消化器病学会北陸支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北陸支部 ) 128回 35 - 35 2019.06

腸閉塞を来した腎細胞癌大腸転移の一例

村石望, 安藤孝将, 作村美穂, 高嶋祐介, 吉田啓紀, 三原弘, 南條宗八, 藤浪斗, 梶浦新也, 安田一朗

ENDOSCOPIC FORUM for digestive disease ( (株)癌と化学療法社 ) 35 ( 1 ) 75 - 75 2019.06

胆管空腸吻合術後に胆管内に形成された過形成性ポリープを内視鏡的に切除しえた一例

横田朋学, 三原弘, 作村美穂, 安藤孝将, 梶浦新也, 田尻和人, 藤浪斗, 峯村正実, 安田一朗

ENDOSCOPIC FORUM for digestive disease ( (株)癌と化学療法社 ) 35 ( 1 ) 76 - 76 2019.06

安田一朗, 長田巧平, 小林才人, 南條宗八, 三原弘, 梶浦新也, 安藤孝将, 田尻和人, 藤浪斗, 高原照美

肝胆膵 ( (株)アークメディア ) 78 ( 5 ) 803 - 808 2019.05

北陸地方初の大腸カプセル内視鏡導入の結果報告

横田朋学, 三原弘, 藤浪斗, 吉田啓紀, 南條宗八, 梶浦新也, 安藤孝将, 安田一朗

Gastroenterological Endoscopy ( (一社)日本消化器内視鏡学会 ) 61 ( Suppl.1 ) 977 - 977 2019.05

当院における好酸球性胃腸炎の特徴

村石望, 三原弘, 長田巧平, 作村美穂, 吉田啓紀, 南條宗八, 梶浦新也, 安藤孝将, 藤浪斗, 安田一朗

日本内科学会雑誌 ( (一社)日本内科学会 ) 108 ( 臨増 ) 260 - 260 2019.02

切除不能進行胃癌に対するニボルマブ療法1コース後に重症間質性肺炎を発症した1例

島田清太郎, 安藤孝将, 横田朋学, 作村美穂, 吉田啓紀, 南條宗八, 三原弘, 梶浦新也, 藤浪斗, 安田一朗

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 ) 116 ( 2 ) 153 - 160 2019.02

症例は66歳男性。進行胃癌に対してニボルマブ療法を開始後14日目に発熱と呼吸困難を自覚し、胸部CT検査で浸潤影主体の多発病変と周囲のすりガラス影を認めた。各種検査および経過から、ニボルマブによる器質化類似パターンの間質性肺炎と診断した。ステロイドパルス療法で軽快したが、ステロイド減量中に2度肺炎が増悪した。胃癌ニボルマブ投与後早期から発症した重篤な間質性肺炎はまれであり、報告した。(著者抄録)

[Severe interstitial lung disease after one cycle of nivolumab treatment in a patient with advanced gastric cancer].

Shimada S, Ando T, Yokota T, Sakumura M, Yoshita H, Nanjo S, Mihara H, Kajiura S, Fujinami H, Yasuda I

Nihon Shokakibyo Gakkai zasshi = The Japanese journal of gastro-enterology 116 ( 2 ) 153 - 160 2019 [Refereed] [Domestic journal]

Although nivolumab was previously reported to cause immune-related interstitial lung diseases (ILD), the detailed characteristics of ILD in gastric cancer are not fully understood. We herein present a rare case of a 66-year-old male with advanced gastric cancer who experienced acute-onset high-grade fever and dyspnea and diagnosed with early-onset ILD during the first cycle of nivolumab. Computed tomography revealed patchy infiltrative shadows and ground-glass opacities. No pathological bacteria were detected in the sputum or the bronchoalveolar lavage, and serous antigens for virus and beta-D-glucan were below the detection limit. These findings were consistent with nivolumab-induced organizing pneumonia. The steroid pulse therapy was effective for ILD, and the patient had complete radiological response, although he relapsed twice during the steroid tapering period.

DOI PubMed

【選択的胆管挿管100%をめざして-We're gonna do it!-】カテーテル挿管法

安田一朗, 長田巧平, 小林才人, 南條宗八, 三原弘, 梶浦新也, 安藤孝将, 田尻和人, 藤浪斗

胆と膵 ( 医学図書出版(株) ) 39 ( 12 ) 1319 - 1323 2018.12

近年欧米においては、ガイドワイヤーを用いた胆管挿管法が主流となっているが、日本においては造影カテーテルを用いた胆管挿管が今なお多くの施設で行われている。カテーテル挿管法においては、まず乳頭の形態から胆管の走行軸を想定し、これにカテーテルが進む軸を合わせるようにスコープのポジショニングを調整する。次いで内視鏡のアップアングルを上手く使って胆管挿管を試みる。Narrow distal segment(NDS)が長かったり、屈曲していたりする症例は、ときに選択的胆管挿管が難しいが、NDSの走行に合わせたスコープ、カテーテル操作を丁寧に行っていくことによって胆管挿管を成功させる。また、胆管挿管困難例に対しては、膵管ガイドワイヤー法がサルベージ手技として広く行われている。(著者抄録)

【胆膵ドレナージupdate】[胆道ドレナージ総論]胆道ドレナージの動向と病態に応じた選択

安田一朗, 長田巧平, 小林才人, 南條宗八, 三原弘, 梶浦新也, 安藤孝将, 田尻和人, 藤浪斗

消化器内視鏡 ( (株)東京医学社 ) 30 ( 11 ) 1502 - 1509 2018.11

現在、胆道ドレナージは非手術的な手技が第一選択とされ、さまざまな非手術的胆道ドレナージが病態に応じて行われている。胆嚢においては、従来の経皮経肝的アプローチに加えて内視鏡的経乳頭的ドレナージや超音波内視鏡下のドレナージも行われるようになっており、胆管については、閉塞部位、閉塞原因、患者の状態によってドレナージの方法が選択されている。胆管へのアプローチの基本は、内視鏡的経乳頭的アプローチであるが、使用するステントは従来のプラスチックステントに加えて、自己拡張型金属ステント(SEMS)やcovered SEMS、あるいは経鼻胆管ドレナージが病態に応じて選択されている。また、内視鏡的アプローチが困難な症例に対しては、EUS下の各種アプローチが近年盛んに行われている。本稿では病態に応じた胆道ドレナージの最近の動向について解説する。(著者抄録)

【Biliary access大辞典】経乳頭的biliary access カニュレーションテクニック ERCP後膵炎を最小にするテクニック・マネージメント

安田一朗, 長田巧平, 小林才人, 南條宗八, 三原弘, 梶浦新也, 安藤孝将, 田尻和人, 藤浪斗

胆と膵 ( 医学図書出版(株) ) 39 ( 臨増特大 ) 993 - 996 2018.11

ERCP後膵炎はERCP関連手技におけるもっとも頻度の高い偶発症であるが、その発生機序についてはいまだ十分に明らかにされておらず、有効な対策も確立されていない。繰り返しの胆管カニュレーションによる乳頭浮腫やこれに伴う膵液のうっ滞・膵管内圧の上昇、膵管造影などが発症因子となっている可能性があることから、術者は乳頭へのアプローチをできる限り愛護的に行い、できるだけ少ないアプローチで胆管挿管を成功させるべく手技を工夫し、助手もまた造影剤注入のタイミングや注入量、ガイドワイヤー操作に細心の注意を払うよう心がける。また、胆管挿管困難例に対するサルベージ手技についても手技の選択や切り替えのタイミングを適切に判断する必要がある。(著者抄録)

骨髄癌腫症を伴うPS不良の若年性胃癌に対してFOL-FOX療法を施行した一例

長森正和, 安藤孝将, 作村美穂, 三原弘, 横田朋学, 高島祐介, 吉田啓紀, 南條宗八, 藤浪斗, 梶浦新也, 安田一朗

日本消化器病学会北陸支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北陸支部 ) 127回 40 - 40 2018.11

進行大腸癌に対する化学療法中に意識障害を認めた2症例

桑野博之, 高嶋祐介, 梶浦新也, 徳永麻実, 横田朋学, 村石望, 重田浩平, 二日市有花, 小林才人, 元尾伊織, 長田巧平, 作村美穂, 吉田啓紀, 南條宗八, 三原弘, 安藤孝将, 藤浪斗, 安田一朗

日本消化器病学会北陸支部例会プログラム・抄録集 ( 日本消化器病学会-北陸支部 ) 127回 42 - 42 2018.11

消化器癌に対する化学療法誘発性下痢症における小腸粘膜障害の検討

作村美穂, 安藤孝将, 吉田啓紀, 南條宗八, 三原弘, 梶浦新也, 藤浪斗, 細川歩, 杉山敏郎

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 ) 115 ( 臨増大会 ) A759 - A759 2018.10

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