Misc - 山蔭　道明

The usefulness of an earphone-type infrared tympanic thermometer during cardiac surgery with cardiopulmonary bypass : clinical report

MASAMUNE Taishi, YAMAUCHI Masanori, WADA Keiichi, IWASHITA Hironobu, OKUYAMA Katsumi, INO Hirofumi, YAMAKAGE Michiaki, ISHIYAMA Tadahiko, MATSUKAWA Takashi

Journal of anesthesia   25 ( 4 ) 576 - 579  2011年08月

CiNii

Intrathecal neurolytic block in a patient with refractory cancer pain

WATANABE Akihiko, YAMAKAGE Michiaki

Journal of anesthesia   25 ( 4 ) 603 - 605  2011年08月

CiNii

外傷性多発骨折に対する緊急手術の麻酔終了直後に発症した脂肪塞栓症候群の1例

吉田 司, 新谷 知久, 山内 正憲, 成松 英智, 山蔭 道明

臨床麻酔 ( 真興交易(株)医書出版部 )  35 ( 8 ) 1294 - 1296  2011年08月

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20歳男。歩行中に乗用車にはねられて受傷し、右上腕骨と右脛骨腓骨の骨折に対し髄内釘挿入術、創外固定術を予定した。麻酔はプロポフォールで導入し、ロクロニウム投与後に気管挿管して酸素、空気、セボフルランおよびレミフェンタニル持続静注で維持した。術中の呼吸循環動態は安定していたが、術終了後に酸素で換気し抜管したところ、直後よりシバリングを生じ、SpO2が90%、PaO2は50mmHgと低酸素血症を認めた。加温でシバリングは改善したが、低酸素血症が継続したためICUに入室した。X線で末梢血管陰影増強を認め肺水腫と診断し、気管挿管して人工呼吸を開始した。超音波では下大静脈内にシャワー状の高輝度浮遊物を、第2病日のMRIでは両側大脳半球に多発脳梗塞を認め、中枢神経障害、血小板減少などの徴候より脂肪塞栓症候群と診断した。その後、SIRS、DIC、敗血症を併発したが、人工呼吸管理と薬物治療で改善し、リハビリテーションを経て半年後に車椅子移動が可能となった。

30秒で測定できる新型電子体温計の小児での使用経験

諸原 清香, 新谷 知久, 山内 正憲, 山蔭 道明

臨床体温 ( 「臨床体温」編集委員会 )  29 ( 1 ) 73 - 73  2011年08月

帝王切開後の硬膜外自家血注入における超音波画像の有用性

山下 淳, 山内 正憲, 山蔭 道明

麻酔 ( 克誠堂出版 )  60 ( 7 ) 870 - 872  2011年07月

CiNii

頭頸部放射線治療に伴う重症口内炎に対する痛み治療の満足度評価の検討

水上 奈穂美, 渡邊 昭彦, 山内 正憲, 高橋 三佳, 山蔭 道明

日本緩和医療学会学術大会プログラム・抄録集 ( (NPO)日本緩和医療学会 )  16回   396 - 396  2011年06月

骨転移が疑われた慢性腰下肢痛に対し、集学的アプローチにより骨髄炎との診断・治療に繋がった1例

高橋 三佳, 藤井 明美, 米田 舞, 吉永 敏弘, 渡辺 昭彦, 山内 正憲, 山蔭 道明

日本緩和医療学会学術大会プログラム・抄録集 ( (NPO)日本緩和医療学会 )  16回   541 - 541  2011年06月

神経ブロック直前に薬剤性血小板減少症が疑われた帯状疱疹神経痛の1例

新谷 知久, 山内 正憲, 山蔭 道明, 渡邊 昭彦, 水口 亜紀

日本ペインクリニック学会誌 ( (一社)日本ペインクリニック学会 )  18 ( 3 ) 324 - 324  2011年06月

札幌医科大学附属病院-当科における経緯と展望-

山内正憲

ペインクリニック ( 真興交易(株)医書出版部 )  32 ( 3 ) 336 - 344  2011年03月

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当科は、1980年代から慢性疼痛の治療にリン酸コデインまたは塩酸モルヒネを使用してきたが、保険診療との絡みや、効果をどう評価するかという課題があった。現在は、オピオイドの長期投与または強オピオイドを投与する場合、患者との信頼関係と痛み以外の客観的評価をチームカンファレンスで確認している。フェンタニル貼付剤への変更により医療費は増加するが、満足度は向上し、副作用が軽減する。今後は、慢性疼痛患者へのオピオイド投与が若手ペインクリニック担当医や他科の医師から理解され、エビデンスとして確立される必要がある。(著者抄録)

CiNii

肩関節術後痛に対する鎖骨上アプローチでの持続腕神経叢ブロックの効果

新谷 知久, 山内 正憲, 水上 奈穂美, 新山 幸俊, 大曽根 順平, 本間 広則, 川股 知之, 山蔭 道明, 廣瀬 總明

麻酔 ( 克誠堂出版(株) )  59 ( 11 ) 1385 - 1390  2010年11月

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肩関節術を受ける症例41症例を鎖骨上アプローチによる0.2%ロピバカインの持続腕神経叢ブロックの投与量の違いで4ml・hr-1群、6ml・hr-1群、8ml・hr-1群および対照群(持続投与なし)の4群に分け、術後の疼痛スコアとNSAIDsのレスキュー施行回数を検討した。6ml・hr-1群の術後24時間の疼痛スコアはほかの2群と比較して有意(P<0.05)に低値であり、平均レスキュー施行回数は対照群と比較して有意に少なかった。8ml・hr-1群は薬液の皮下漏れ、頭痛を呈した症例が1症例ずつあった。0.2%ロピバカイン6ml・hr-1による持続腕神経叢ブロックは、肩関節術後痛に対して合併症が少なく、質の高い鎮痛効果を得ることができた。(著者抄録)

右心房内を占拠した巨大心臓腫瘍の1症例

宮下 龍, 君島 知彦, 濱田 耕介, 浦濱 聡, 山内 正憲, 山蔭 道明

Cardiovascular Anesthesia ( (一社)日本心臓血管麻酔学会 )  14 ( Suppl. ) 170 - 170  2010年10月

癌患者および慢性疼痛患者の下肢冷感に対する漢方薬の有効性

高橋 三佳, 山内 正憲, 渡辺 昭彦, 高橋 和伸, 水上 奈穂美, 新谷 知久, 山蔭 道明

臨床体温 ( 「臨床体温」編集委員会 )  28 ( 1 ) 22 - 26  2010年08月

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基礎疾患とそれに伴う痛みや体力低下、合併症など多様な症状を有する患者の下肢の冷感に対し、漢方薬が有効であった2例を経験した。症例1:77歳女性。主訴は骨盤内再発腫瘍による下肢動脈圧迫に伴う下肢冷感と、鎮痛薬による傾眠傾向であった。葛根湯の内服により翌日から症状が軽快した。症例2:75歳女性。主訴は脊柱管狭窄症による慢性腰下肢痛と下肢冷感であった。牛車腎気丸の内服により、翌週から症状が軽快した。全身状態に合わせて漢方薬を投与することにより、併用薬副作用の出現を抑え、多種多様な症状を伴う患者の下肢冷感をバランスよく緩和することが可能である。(著者抄録)

整形外科領域における痛み 整形外科疾患に対するペインクリニック

山内 正憲, 山蔭 道明

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  52 ( 1 ) 20 - 24  2010年08月

癌性および慢性疼痛患者の下肢冷感に対する漢方薬の有効性

高橋 三佳, 渡邊 昭彦, 水上 奈穂美, 新谷 知久, 山内 正憲, 渡辺 廣昭, 山蔭 道明

臨床体温 ( 「臨床体温」編集委員会 )  28 ( 1 ) 45 - 45  2010年08月

エアウェイスコープ^【○!R】とカフインフレーション法で経鼻挿管に成功した開口障害の1例

川端 一裕, 千田 典史, 山内 正憲, 山蔭 道明

日本歯科麻酔学会雑誌   38 ( 3 ) 311 - 312  2010年07月

CiNii

麻酔の深度と麻酔からの覚醒 (AYUMI 麻酔の質と手術患者の覚醒)

山蔭 道明, 岩崎 創史

医学のあゆみ ( 医歯薬出版 )  234 ( 2 ) 131 - 135  2010年07月

CiNii

超音波装置による仙尾靱帯同定の有用性

橘 信子, 山内 正憲, 水上 奈穂美, 新谷 知久, 渡邊 昭彦, 山蔭 道明

日本ペインクリニック学会誌 ( (一社)日本ペインクリニック学会 )  17 ( 3 ) 363 - 363  2010年06月

頭頸部放射線治療に伴う重症口内炎に対する痛み治療の満足度の調査

水上 奈穂美, 渡邊 昭彦, 山内 正憲, 橘 信子, 山蔭 道明

日本ペインクリニック学会誌 ( (一社)日本ペインクリニック学会 )  17 ( 3 ) 366 - 366  2010年06月

吸入麻酔薬の最新の知見

山蔭 道明, 澤田 敦史

日本臨床麻酔学会誌 = The Journal of Japan Society for Clinical Anesthesia   30 ( 3 ) 342 - 355  2010年05月

CiNii

バルーン式ディスポーザブル持続注入器の投与速度に及ぼす温度と抵抗圧の影響

福岡 英子, 山内 正憲, 水上 奈穂美, 山蔭 道明, 渡辺 廣昭, 並木 昭義

臨床体温 ( 「臨床体温」編集委員会 )  27 ( 1 ) 50 - 54  2009年08月

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設定流量4〜6ml/hrの5種類の患者自己調節鎮痛装置付きバルーン式のディスポーザブル持続注入器(バルーン式ポンプ)の流量精度を、温度および注入抵抗を変えて測定した。バルーン内を5%ブドウ糖液で満たし、温度は25℃または35℃、注入抵抗は0,5または10cmH2Oとして、投与開始から30時間後まで実測流量を計測した。どの種類も投与開始から数時間は実側流量が多く、先端圧が高いと実測流量が少なくなった。25℃よりも35℃の方が実測流量は多く、注入抵抗が10cmH2Oになるとどの種類も極端に実測流量が減少し、設定流量よりも少なくなった。種類によって温度の影響を受けやすいものと、注入抵抗の影響を受けやすいものなどの傾向があった。バルーン式ポンプはそれぞれの種類の特性や、使用する条件の変化に配慮して使用することが望まれる。(著者抄録)