研究者詳細 - 樋室　伸顕

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早産児への家族を中心としたケア-理学療法士の関わり-

宮城島沙織, 樋室伸顕, 鎌塚香央里, 五十嵐リサ, 小林正樹, 小塚直樹

日本未熟児新生児学会雑誌 25 ( 3 ) 2013年

J-GLOBAL

早産・低出生体重児に対する理学療法士の発達支援の役割について

川端万里絵, 宮城島沙織, 樋室伸顕, 小塚直樹, 中田早紀

北海道理学療法士学術大会プログラム・抄録集 64th 2013年

J-GLOBAL

家族を中心とした小児リハビリテーションの評価日本語版The Measure of Processes of Care(MPOC)の信頼性・妥当性の検証

樋室伸顕, 小塚直樹

総合リハビリテーション ( (株)医学書院 ) 39 ( 7 ) 681 - 688 2011年07月

障害をもつ子どもへのリハビリテーションがどれくらい家族を中心として実施されているか,家族の思いや考えを評価するThe Measure of Processes of Care(MPOC)は,カナダで開発された5領域56項目からなる評価尺度である.本研究ではその日本語版(MPOC-JP)を作成し,障害をもつ子どもの親167名を対象として,信頼性と妥当性を検証した.MPOC-JPの記述統計と年齢による差はカナダ版と同様であった.クロンバックのα係数は0.900以上あり,内的整合性は良好であった.子どもが受けているリハビリテーションに対する親の満足度評価とは高い正の相関,ストレス評価とは中等度の負の相関があり,併存的妥当性が確認された.因子分析で6因子が抽出され,全体の67.9%が説明可能であり,また領域内,領域間の検証的分析により,構成概念妥当性が確認された.以上より,MPOC-JPの信頼性・妥当性が検証され,今後,臨床や研究での活用が期待される.(著者抄録)

家族を中心とした療育の評価日本語版The Measure of Processes of Care(MPOC)の開発パイロット版の信頼性・妥当性の検討

樋室伸顕, 小塚直樹, 井上和広

理学療法学 ( (公社)日本理学療法士協会 ) 37 ( Suppl.2 ) 593 - 593 2010年03月

評価に基づいた理学療法小児「脳性麻痺」

小塚直樹, 西部寿人, 樋室伸顕, 大須田祐亮, 堀本佳誉, 横井裕一郎

理学療法学 ( (公社)日本理学療法士協会 ) 36 ( 4 ) 232 - 235 2009年06月 [招待有り]

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）

側臥位が非対称性変形の改善に及ぼす影響

堀本佳誉, 高田千春, 樋室伸顕, 市川明日香, 中村裕二, 小塚直樹, 竹内孝子, 諸星輝明, 千葉峻三, 菊池真

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 31 ( 3 ) 279 - 282 2006年12月

重症心身障害児・者(以下、重症児(者))の呈する非対称変形に対して、その進行の予防、改善のために側臥位でのポジショニングの指導を行うが、定量的な効果の検討は行われていない。本研究では、Windswept deformity(以下WD)を呈する重症児(者)12名に対して、凹側上と凸側上の側臥位の効果を定量的に比較、検討した。WDの定量的評価として、左右の下肢・骨盤間角度の差から得られるGoldsmith Indexの計測(以下GI)を用いた。側臥位実施時間は60分とし、実施前後にGIを計測し、変化値(変化値=実施前GI-実施後GI)を求めた。すべての被験者は凸側上において非対称性の改善が認められた。凹側上に関しては2名のみに改善が認められた。2名において凹側上で非対称変形の改善が若干大きかったが、10名は凸側上で改善が大きく、凸側上の側臥位が非対称変形の改善に有利であることが示唆された。(著者抄録)

股関節屈曲制限に関係する因子についての考察

樋室伸顕, 堀本佳誉, 高田千春, 市川明日香, 中村裕二, 小玉武志, 竹内孝子, 千葉峻三, 小塚直樹

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 31 ( 2 ) 222 - 222 2006年08月

理学療法が非対称変形の改善に及ぼす短期的な効果についての比較

堀本佳誉, 高田千春, 樋室伸顕, 市川明日香, 中村裕二, 小玉武志, 竹内孝子, 千葉峻三, 小塚直樹

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 31 ( 2 ) 222 - 222 2006年08月

体幹のストレッチングが重症心身障害児・者の非対称性変形に与える短期的な効果の検討

市川明日香, 堀本佳誉, 高田千春, 樋室伸顕, 中村裕二, 小塚直樹

北海道理学療法 ( (公社)北海道理学療法士会 ) 23 42 - 45 2006年07月

西小樽病院入所中のWindswept Deformity(WD)を呈する12名(9〜53歳)を対象に,体幹筋に対するストレッチングを30秒間5回実施し,重症心身障害児・者の非対称性変形の改善に与える短期的な効果を検討した.11名はGross Motor Functional Classification System分類のlevel Vで,残る1 名はlevel IVであった.対象者全員に体幹にストレッチングを施行し,Goldsmith Index(GI)を用いて非対称性変形を計測した.その結果,実施後の下肢が左右へ動く範囲は各被験者とも大きくなった.GIの平均値は実施前後の比較で有意差はなかったが,減少傾向が認められた.WDは脊柱-骨盤-下肢と全身的な変形であるため,本研究のように脊柱-骨盤間だけではなく骨盤-下肢間にも介入し,全身的な介入を行うことで非対称性改善の効果は大きくなると考えられ,検討する必要がある

Passive Range of Motion Exercisesが重症心身障害児・者の非対称性変形に与える短期的効果についての検討

樋室伸顕, 堀本佳誉, 高田千春, 市川明日香, 中村裕二, 小塚直樹

北海道理学療法 ( (公社)北海道理学療法士会 ) 23 37 - 41 2006年07月

西小樽病院入所中のWindswept Deformity(WD)を呈する12名(9〜53歳)を対象に,他動的関節可動域エクササイズ(PROM ex.)が重症心身障害児・者の非対称性変形の改善に与える短期的な効果を検討した.11名はGross Motor Functional Classification System分類のlevel Vで,残る1名はlevel IVであった.対象者全員に両股関節に対してPROM ex.を実施し,Goldsmith Index(GI)を用いて非対称性変形を計測した.その結果,実施後のGIの平均値は実施前の平均値より有意に小さくなった.GIは正常なほど値は0に近くになることから,WDを呈する症例にPROM ex.を行って股関節の可動域を改善することは,非対称性変形の短期的改善に有効であると示唆された

凸側上の側臥位の実施時間が重症心身障害児・者の呈する非対称性変形の改善に及ぼす影響

堀本佳誉, 高田千春, 樋室伸顕, 市川明日香, 中村裕二, 小玉武志, 小塚直樹

北海道理学療法 ( (公社)北海道理学療法士会 ) 23 33 - 36 2006年07月

Windswept Deformity(WD)を呈する重症心身障害者5名を対象に凸型上の側臥位を行い,実施時間が非対称性の改善に及ぼす影響を検討した.方法は側臥位実施時間を0分,15分,30分,45分,60分,90分とし,実施前後にGoldsmith Index(GI)を計測して実施前のGIから実施後のGIを引いた値を変化値とした.その結果,1)実施時間の増加とともに変化値は大きくなった.60分で変化値は最高となり,90分で若干の低下がみられた.2)60分は褥瘡発生に関するリスクは少ない時間であり,廃用性萎縮の予防効果が得られる可能性のある時間と考えられた

重症心身障害児(者)の呈する非対称性変形の計測法 Goldsmith法による評価の信頼性

堀本佳誉, 高田千春, 樋室伸顕, 市川明日香, 中村裕二, 小塚直樹, 竹内孝子, 諸星輝明, 千葉峻三, 菊池真, 佐藤拓也, 佐々木智教, 佐々木悠子

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 30 ( 3 ) 287 - 290 2005年12月

本研究ではGoldsmithの考案した,非対称変形の定量的計測法(Goldsmith法;G法)の検者内,検者間,再テスト信頼性を,級内相関係数(ICC)を用いて検討し,この方法が重症児(者)の呈する非対称性変形を計測する評価方法として有用であるかどうかを検討した.非対称性の定量的評価のために,G法の中の,左右の下肢・骨盤間角度の差から得られるGoldsmith Indexの計測(GI)を4人の検者が15人の被検者に対して行った.結果は,検者内信頼性のICC(1,1)は0.981〜0.986,標準誤差は3.7°〜4.3°であった.検者間信頼性のICC(2,1)は0.996,標準誤差は3.4°であった.再テスト信頼性のICC(2,1)は0.991〜0.995,標準誤差は2.9°〜3.9°であった.よってG法は信頼性の高い評価法であり,重症児(者)の変形は複数の施設においても長期的に継続して評価する必要があるので,信頼性のある評価法であるG法を用いるのが望ましいと思われた(著者抄録)

座位保持装置座位における筋活動の検討

中村裕二, 堀本佳誉, 樋室伸顕, 高田千春, 市川明日香, 竹内孝子, 諸星輝明, 千葉峻三, 仙石泰仁, 中島そのみ

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 30 ( 2 ) 199 - 199 2005年08月

Passive Range of Motion Exercisesが非対称変形の改善に及ぼす短期的な効果に関する検討

樋室伸顕, 堀本佳誉, 高田千春, 市川明日香, 中村裕二, 竹内孝子, 諸星輝明, 千葉峻三, 小塚直樹

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 30 ( 2 ) 198 - 198 2005年08月

側臥位が非対称変形の改善に及ぼす短期的な効果に関する検討

堀本佳誉, 高田千春, 樋室伸顕, 市川明日香, 中村裕二, 竹内孝子, 諸星輝明, 千葉峻三, 小塚直樹

日本重症心身障害学会誌 ( 日本重症心身障害学会 ) 30 ( 2 ) 198 - 198 2005年08月

脳性麻痺痙直型両麻痺児の立ち上がり動作分析

樋室伸顕, 小塚直樹, 荒井寿子, 堀本佳誉, 西部寿人, 横井裕一郎, 石倉昇子

北海道理学療法 ( (公社)北海道理学療法士会 ) 19 68 - 72 2002年04月

脳性麻痺痙直型両麻痺児(CP群)と健常児(コントロール群)各5名を対象に,椅子立ち上がり動作時の運動学的な分析を行った.その結果,コントロール群とCP群の間に,体幹の屈曲角度の変化パターン,下腿の前傾角度・膝関節角度の変化パターンに時間的なずれがみられた.膝関節と股関節の関係は,コントロール群では膝関節と股関節がほぼ同じ割合で伸展しているのに対し,CP群ではそれから大きく逸脱していた.又,体幹の傾斜角度は,コントロール群に比べCP群の方が大きく傾斜させ,一方,下腿の傾斜角度はコントロール群がCP群よりも大きく傾斜させる傾向がみられた.以上よりCP児は力学的に安定性を重視した立ち上がり動作パターンを行っていること,又,椅子からの立ち上がり動作が困難な動作であることが推測された

脳性麻痺痙直型両麻痺児の上下肢機能評価

荒井寿子, 小塚直樹, 樋室伸顕, 堀本佳誉, 小田中芳子, 西部寿人, 横井裕一郎, 石倉昇子

北海道理学療法 ( (公社)北海道理学療法士会 ) 18 12 - 18 2001年04月

片麻痺機能テストをCP痙直型両麻痺児に対して用い,分離運動の状態を評価し,妥当性を検討する目的で,7〜12歳のCP痙直型両麻痺6名,7〜10歳のコントロール群5名を対象に,両側の上下肢に対し片麻痺機能テストを行った.コントロール群は上下肢とも全てのテスト項目を十分に行うことができ,片麻痺機能テストは7歳以上の児童で可能な動作と確認された.CP群は,上肢ではテストの難易順はCP痙直型両麻痺においても当てはまると考えた.そこで上肢機能の評価に片麻痺機能テストを用いることは可能であると考えられた.下肢では片麻痺機能テストは足関節の拘縮以外の変形には対応していないので,変形のある児に対して用いるのは限界があると考えた

小児の運動発達と神経学的微徴候

高橋祐子, 小田中芳子, 小塚直樹, 堀本佳誉, 小島悟, 樋室伸顕, 荒井寿子, 小河原篤

北海道リハビリテーション学会雑誌 ( 北海道リハビリテーション学会 ) 28 25 - 30 2000年05月

対象は,健常児37名(4〜15歳),学習障害児5名(11〜15歳),コントロール群として大学生16名(18〜21歳)で,Towen&Prechtlのテストを用いてsoft neurological signの検査を行った.1)soft neurological signは年齢に伴い減少或いは消失した.粗大運動の項目では4〜5歳群で急激に発達し成人に近づき,巧緻運動の要素を含んだ項目では8〜9歳群で急激に発達し成人に近づく傾向にあった.2)総得点では,13〜15歳群でコントロール群と有意差を示さず,10歳前後が発達にとって一つの重要な時期であることが推測された.3)学習障害児は,総得点において同年代の健常児よりも低い得点を示す傾向にあった.項目ごとの結果は,各個人によって異なり,学習障害児全体の特徴をつかむことは困難であった

小児の平衡機能及びSoft Neurological Signに関する研究

小田中芳子, 小塚直樹, 小島悟, 高橋祐子, 堀本佳誉, 荒井寿子, 樋室伸顕

理学療法の医学的基礎 ( 日本基礎理学療法学雑誌編集委員会 ) 3 ( 1 ) 18 - 18 1999年05月

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