Misc - 鈴木　拓

胃癌の異時性多発リスク予測マーカーとしてのmicroRNA-34b/c異常メチル化測定

鈴木 亮, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 野島 正寛, 丸山 玲緒, 能正 勝彦, 山本 博幸, 山野 泰穂, 菅井 有, 篠村 恭久

日本臨床分子医学会学術総会プログラム・抄録集 ( 日本臨床分子医学会 )  50回   75 - 75  2013年04月

大腸鋸歯状病変におけるInsulin-like growth factor2(IGF2) differentially methylated region(DMR) 0メチル化レベルの解析 発癌機構の解明を目指して

能正 勝彦, 伊藤 美樹, 五十嵐 央祥, 内藤 崇史, 三橋 慧, 須河 恭敬, 足立 靖, 吉井 新二, 鈴木 拓, 山本 博幸, 荻野 周史, 篠村 恭久

日本臨床分子医学会学術総会プログラム・抄録集 ( 日本臨床分子医学会 )  50回   78 - 78  2013年04月

microRNA-34b/cの異常メチル化は胃癌の異時性多発リスクに関与する

鈴木 亮, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 野島 正寛, 丸山 玲緒, 能正 勝彦, 山本 博幸, 甲斐 正広, 山野 泰穂, 菅井 有, 今井 浩三, 篠村 恭久

日本分子腫瘍マーカー研究会誌 ( 日本分子腫瘍マーカー研究会 )  28   64 - 65  2013年03月

DOI CiNii

消化管内視鏡の生検検体におけるヒストン修飾の網羅的な解析と新規分子マーカー同定の試み

丸山 玲緒, 山本 英一郎, 粂川 昂平, 井戸川 雅史, 野島 正寛, 甲斐 正広, 佐藤 亜紀子, 佐々木 泰史, 山野 泰穂, 菅井 有, 篠村 恭久, 時野 隆至, 鈴木 拓

日本分子腫瘍マーカー研究会誌 ( 日本分子腫瘍マーカー研究会 )  28   16 - 17  2013年03月

microRNA-34b/c異常メチル化率測定による胃癌の異時性多発リスク予測

鈴木 亮, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 野島 正寛, 丸山 玲緒, 能正 勝彦, 山本 博幸, 山野 泰穂, 菅井 有, 篠村 恭久

日本内科学会雑誌 ( (一社)日本内科学会 )  102 ( Suppl. ) 154 - 154  2013年02月

多症例の大腸側方発育型腫瘍(LST)を対象にしたLINE-1メチル化レベルと遺伝子異常の検討

内藤 崇史, 能正 勝彦, 五十嵐 央祥, 伊藤 美樹, 須河 恭敬, 三橋 慧, 松永 康孝, 三上 雅史, 高橋 大賀, 吉井 新二, 高橋 宏明, 細川 正夫, 鈴木 拓, 山本 英一郎, 足立 靖, 山本 博幸, 篠村 恭久

日本消化器病学会雑誌 ( (一財)日本消化器病学会 )  110 ( 臨増総会 ) A291 - A291  2013年02月

IGF-I受容体を分子標的としたk-ras変異を伴う膵臓癌に対する治療

足立靖, 足立靖, 松永康孝, 須河恭敬, 中澤眞由美, 谷口博昭, 能正勝彦, 鈴木拓, 山本博幸, 有村佳昭, 今井浩三, 篠村恭久

W’waves   19 ( 1 )  2013年

J-GLOBAL

胆道癌におけるIGF-I受容体とmatrilysinの発現,腫瘍進展と標的分子としての可能性

足立靖, 松永康孝, 能正勝彦, 鈴木拓, 山本博幸, 有村佳昭, 佐々木泰史, 篠村恭久

日本消化器癌発生学会総会プログラム・抄録集   24th  2013年

J-GLOBAL

右側大腸における鋸歯状病変の内視鏡的特徴

山野泰穂, 木村友昭, 吉川健二郎, 高木亮, 中岡宙子, 宮島正行, 田中義人, 佐藤健太郎, 今井靖, 菅井有, 山本英一郎, 原田拓, 鈴木拓

胃と腸   47 ( 13 ) 1955 - 1964  2012年12月

DOI J-GLOBAL

【大腸癌の組織発生・発育進展を再考する】大腸鋸歯状病変の臨床病理および分子異常 鋸歯状経路の意義

菅井 有, 幅野 渉, 石田 和之, 松井 雄介, 山野 泰穂, 木村 友昭, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 鈴木 一幸

大腸癌Frontier ( (株)メディカルレビュー社 )  5 ( 4 ) 308 - 315  2012年12月

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鋸歯状病変はその特徴的な臨床病理像および分子病理学的所見から最近注目を集めている疾患群である。その中心は過形成性ポリープ(HP)、鋸歯状腺腫(TSA)、sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)である。HPはTSAもしくはSSA/Pの初期病変という考えが定着しつつあり、TSAとSSA/Pへと進展することが指摘されている。鋸歯状病変の分子異常はBRAF変異やK-ras変異が共通の分子異常である。SSA/Pにおいては病変の進展に伴ってCIMP(CpG islands methylation phenotype)-high(CIMP陽性)、MSI(microsatellite instability)などの分子異常が出現することが指摘されているが、CIMPはTSAにもみられることが報告されている。鋸歯状病変は明らかに癌化し、その最終的な癌の分子病型も特徴的である(MSI陽性大腸癌、BRAF変異陽性大腸癌やCIMP陽性大腸癌)。鋸歯状病変の臨床病理学的特徴および分子異常を知ることは病理医のみならず内視鏡医にとっても日ごろの診療に重要な示唆を与えることになる。(著者抄録)

【右側大腸腫瘍の臨床病理学的特徴】発生部位に基づいた大腸癌の分子解析と背景粘膜のDNAメチル化異常

菅井 有, 幅野 渉, 吉田 雅一, 杉本 亮, 野坂 大喜, 石田 和之, 山野 泰穂, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 大塚 幸喜, 若林 剛, 鈴木 一幸

胃と腸 ( (株)医学書院 )  47 ( 13 ) 1935 - 1946  2012年12月

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大腸癌の発癌機序は,発生部位によって異なっていることが指摘されている.筆者らは,癌および周囲粘膜から採取された分離腺管の分子異常を発生部位別に検討した.203例(左側133例,右側70例)の癌および80例の背景粘膜から腺管分離法で分離腺管を回収した.癌腺管のDNAを用いて,p53,K-ras,BRAF変異,LOH[loss of heterozygosity(1p,5q,17p,18q,22q)]およびMSI(microsatellite instability)解析を行った.さらに,癌腺管および正常腺管のDNAメチル化解析(SFRP1,SFRP2,SFRP5,DKK2,DKK3,mir34b/c,RASSF1A,IGFBP7,p16,MLH1)も検討した.癌腺管で,p53変異は左側に多く,BRAF変異は右側に多かった.各染色体のLOHおよびmir34b/cのメチル化の頻度は左側で高く,一方,DKK3,RASSF1A,MLH1のメチル化頻度は右側で高かった.背景粘膜の正常腺管のメチル化率はSFRP1,SFRP2で比較的高く,背景の正常腺管では一定の遺伝子でメチル化率の上昇がみられた.大腸癌発癌メカニズムは左側と右側では異なることが示唆された.(著者抄録)

miR-196aとHOTAIRの高発現は消化管間質腫瘍の悪性化に関与する

新沼 猛, 鈴木 拓, 野島 正寛, 能正 勝彦, 山本 博幸, 高丸 博幸, 山本 英一郎, 丸山 玲緒, 信岡 隆幸, 宮嵜 安晃, 西田 俊朗, 番場 竹生, 神田 達夫, 味岡 洋一, 田口 尚弘, 岡原 聡, 高橋 宏明, 西田 靖仙, 細川 正夫, 長谷川 匡, 時野 隆至, 平田 公一, 今井 浩三, 豊田 実, 篠村 恭久

北海道醫學雜誌 = Acta medica Hokkaidonensia   87 ( 6 ) 280 - 280  2012年11月

CiNii

Model of translational cancer research in multiple myeloma

Yasui, Hiroshi, Ishida, Tadao, Maruyama, Reo, Nojima, Masanori, Ikeda, Hiroshi, Suzuki, Hiromu, Hayashi, Toshiaki, Shinomura, Yasuhisa, Imai, Kohzoh

CANCER SCIENCE ( WILEY )  103 ( 11 ) 1907 - 1912  2012年11月

書評論文，書評，文献紹介等  

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Recently, intensive laboratory and preclinical studies have identified and validated therapeutic molecular targets in multiple myeloma (MM). The introduction of novel agents such as the proteasome inhibitor bortezomib and the immunomodulatory drugs thalidomide and lenalidomide, which were rapidly translated from preclinical studies at the Dana-Farber Cancer Institute into clinical trials, has changed the treatment paradigm and markedly extended overall survival; MM has therefore become a remarkable example of translational cancer research in new drug development. In this article, with the aim of determining the key factors underlying success in translational research, we focus on our studies of MM at Dana-Farber Cancer Institute as well as at our institutes. The identification of these key factors will help to promote translational cancer research not only in MM but also in other hematologic malignancies and solid tumors, to develop novel therapies, to overcome drug resistance, and to thereby improve the prognosis of cancer patients. (Cancer Sci 2012; 103: 1907-1912)

DOI

【SSA/Pの本態を探る】 臨床診断の立場から 色素拡大観察を中心に

木村 友昭, 山野 泰穂, 菅井 有, 山本 英一郎, 原田 拓, 鈴木 拓

Intestine ( (株)日本メディカルセンター )  16 ( 6 ) 507 - 512  2012年11月

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筆者らが以前より取り組んできた,高画素色素拡大内視鏡を用いた大腸鋸歯状病変(群)における表面微細構造別の病理組織診断,および,遺伝子解析の結果,筆者らが仮称する開II型pit patternは,SSA/Pの拡大内視鏡診断に有用である可能性が示唆された.本稿では,症例を通して具体的に開II型pit patternを解説し,内視鏡観察のコツとポイントを紹介した.(著者抄録)

【SSA/Pの本態を探る】 遺伝子研究の立場から 遺伝子研究の立場からみたSSA/Pの病態

山本 英一郎, 丸山 玲緒, 木村 友昭, 山野 泰穂, 菅井 有, 篠村 恭久, 鈴木 拓

Intestine ( (株)日本メディカルセンター )  16 ( 6 ) 549 - 554  2012年11月

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内視鏡,病理,分子生物学的研究の統合的解析により,拡大内視鏡による表面微細構造の変化は病理学所見だけでなく,ジェネティック・エピジェネティックな遺伝子異常も反映していること,SSA/PにおけるBRAF変異,CIMPはType II-Open pit patternとしてとらえることが可能であることが明らかとなった.(著者抄録)

The efficacy of IGF-IR blockade for human gastrointestinal carcinomas is independent for mutation status of k-ras

Y. Adachi, Y. Matsunaga, H. Yamamoto, H. Ohashi, K. Nosho, H. Suzuki, Y. Arimura, T. Endo, Y. Kato, K. Imai, Y. Shinomura

TUMOR BIOLOGY ( SPRINGER )  33   103 - 103  2012年10月

研究発表ペーパー・要旨（国際会議）  

本邦における多症例の大腸腫瘍を対象とした分子生物学的異常の検討と生活習慣との関連

五十嵐 央祥, 能正 勝彦, 伊藤 美樹, 内藤 崇史, 須河 恭敬, 鬼原 彰, 吉井 新二, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 山本 博幸, 篠村 恭久

日本体質医学会雑誌 ( 日本体質医学会 )  74 ( 3 ) 163 - 163  2012年10月

microRNA-34b/cの異常メチル化は胃癌の異時性多発リスクに関与する

鈴木 亮, 山本 英一郎, 鈴木 拓, 野島 正寛, 丸山 玲緒, 能正 勝彦, 山本 博幸, 甲斐 正広, 山野 泰穂, 菅井 有, 今井 浩三, 篠村 恭久

日本分子腫瘍マーカー研究会プログラム・講演抄録 ( 日本分子腫瘍マーカー研究会 )  32回   83 - 84  2012年09月

腫瘍マーカーとしてのエピジェネティクス研究の展望 消化管内視鏡の生検検体におけるヒストン修飾の網羅的な解析と新規分子マーカー同定の試み

丸山 玲緒, 山本 英一郎, 粂川 昂平, 井戸川 雅史, 野島 正寛, 甲斐 正広, 佐藤 亜紀子, 佐々木 泰史, 山野 泰穂, 菅井 有, 篠村 恭久, 時野 隆至, 鈴木 拓

日本分子腫瘍マーカー研究会プログラム・講演抄録 ( 日本分子腫瘍マーカー研究会 )  32回   33 - 34  2012年09月

大腸癌の分子生物学 大腸癌におけるマイクロRNAとエピジェネティクス異常

鈴木 拓, 丸山 玲緒, 山本 英一郎

大腸癌Frontier ( (株)メディカルレビュー社 )  5 ( 3 ) 261 - 265  2012年09月

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DNAメチル化に代表されるエピジェネティクス異常はほぼあらゆる大腸癌にみられる現象であり、数多くの癌抑制遺伝子や癌関連遺伝子がメチル化によりサイレンシングされている。さらに近年、癌におけるマイクロRNA(miRNA)の重要性がクローズアップされている。癌細胞ではmiRNA発現プロファイルが大きく変化しているが、そのメカニズムの一つとしてエピジェネティクス異常が関与することが明らかにされつつある。大腸癌のエピゲノム解析を通して、癌関連miRNAのサイレンシングも次々と同定されている。miRNAおよびmiRNA遺伝子のエピジェネティクス異常を、治療や診断にいかに応用するかが今後の課題である。一方、miRNAが癌のエピジェネティクス異常の原因にかかわっている可能性を示す報告もみられるが、いまだ多くは明らかではない。(著者抄録)