Papers - WATANABE Kouta

陳旧性前脛骨筋腱断裂に対して薄筋腱による再建術を行った1例

興村 慎一郎, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 山下 敏彦, 村瀬 正樹

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  56 ( 1 ) 81 - 81  2014.12

膝蓋腱を用いた長方形骨孔ACL再建術と半腱様筋腱の2重束ACL再建術の比較

鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 池田 康利, 興村 慎一郎, 寺本 篤史, 渡辺 耕太, 山下 敏彦, 大坪 英則

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  56 ( 1 ) 138 - 138  2014.12

TKA再置換 金属アレルギーと骨欠損を伴う人工膝関節ゆるみに対してアルミナセラミックス製カスタムメイドインプラントで再置換した2症例

伊谷 純一, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 箕輪 剛, 山下 敏彦

日本人工関節学会誌 ( (一社)日本人工関節学会 )  44   667 - 668  2014.12

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症例1は75歳男性で、72歳時に他医にて両変形性膝関節症に両人工膝関節置換術(TKA)を受け、今回、両膝痛で紹介受診した。X線で両膝とも大腿骨内側顆の骨欠損を伴う大腿骨コンポーネントの沈み込みを認め、左膝で脛骨内側の骨欠損とkeelの折損を認めた。金属パッチテストは、コバルト陽性からアルミナセラミックス製のブロック・ステム一体型カスタムメイド大腿骨インプラントを作製して再置換術を行った。両膝とも術後2年6ヵ月経過でインプラントの破損や弛みは認めていない。症例2は74歳女性で、65歳時に他医にて左変形性膝関節症に左TKAを受け、今回、左膝痛からTKA弛みの診断で紹介受診した。X線で大腿骨内側顆の骨欠損を伴う大腿骨コンポーネントの沈み込みを認め、金属パッチテストはクロム、ニッケルが陽性から症例1同様のカスタムメイドインプラントを作製し、挿入した。術後1年9ヵ月経過でインプラントの折損や弛みは認めていない。

荷重による足アーチの3次元的変化

鈴木 大輔, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 木井 雄一郎, 鈴木 智之, 名越 智, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  35 ( 2 ) S238 - S238  2014.10

足関節外側靱帯の力学機能 関節力学試験ロボットシステムの応用

山川 学志, 小林 拓馬, 木村 圭, 渡邉 耕太, 鈴木 大輔, 山下 敏彦, 藤江 裕道

臨床バイオメカニクス ( 日本臨床バイオメカニクス学会 )  35   265 - 269  2014.10

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独自に開発した関節力学試験ロボットシステムを足関節に応用し、踵腓靱帯(CFL)単独切離および前距腓靱帯(ATFL)との両切離前後における足関節のキネマティクスの変化について検討した。試料として未固定凍結靱帯標本の足関節を用い、骨セメントにより円筒形樹脂チューブ内に固定して本システムに取り付け、前方力負荷試験および内がえしモーメント負荷試験に供した。外側靱帯をCFLから切離した場合、足関節の前方移動量はCFLとATFL両靱帯切離時に顕著に増大し、その増大量は中間位から底屈曲位で大きかった。内がえし移動量は、CFL単独切離で有意に増大し、その増大量は軽度底屈位、中間位、背屈位でほぼ一定であった。

鏡視下に切除した脛骨遠位部発生類骨骨腫の一例

高橋 克典, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  35 ( 2 ) S359 - S359  2014.10

後脛骨筋腱機能不全の診断と治療 扁平足のバイオメカニクス

渡邉 耕太, 寺本 篤史, 神谷 智昭, 山下 敏彦, 内山 英一, 倉 秀治

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  35 ( 2 ) S151 - S151  2014.10

足部アライメントの荷重による三次元的変化の検討 加齢の影響

鈴木 大輔, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 木井 雄一郎, 鈴木 智之, 名越 智, 山下 敏彦

臨床バイオメカニクス ( 日本臨床バイオメカニクス学会 )  35   245 - 253  2014.10

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足アライメントの荷重による三次元的変化と加齢との関連について検討するため、健常若年者8名(男、平均27.9歳;A群)と中高年者8名(男4名、女4名、平均53.0歳;B群)を対象に、非荷重条件および荷重条件でCT撮影を行い、内側および外側縦アーチを構成する各関節の変化を解析した。その結果、各関節の変位量は多くの部位でB群がA群に比較して有意に低下しており、有意差は外側縦アーチにおいて多く認めた。A群で荷重による変化量の大きい関節は、内側縦アーチで距舟関節の内転と外がえし、楔舟関節の伸展、第一中足趾節(MTP)関節の屈曲、外側縦アーチでは距踵関節の外転、踵立方関節の外転と外がえし、第一足根中足関節の外転と伸展、MTP関節の内がえしと屈曲で、これらはいずれもB群に比較して変化量が大きかった。足部の衝撃吸収能力は、加齢に伴って低下することが示唆された。

MRI3Dシーケンスを用いた足関節外側靱帯損傷の経時的評価

寺本 篤史, 赤塚 吉紘, 高島 弘幸, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  35 ( 2 ) S198 - S198  2014.10

新しい医療技術 人工膝関節手術ポータブルナビゲーションシステム

寺本 篤史, 鈴木 智之, 木井 雄一郎, 岡田 葉平, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

整形・災害外科 ( 金原出版(株) )  57 ( 11 ) 1455 - 1459  2014.10

Three-dimensional analysis of the tibiotalar joint of intact male feet under unloaded and axial-loaded conditions

Nozaki S, Taniguchi K, Watanabe K, Katayose M

Journal of Musculoskeletal Research   17 ( 3 ) 1450012-1 - 9  2014.09  [Refereed]

薄筋腱により再建した陳旧性前脛骨筋腱断裂の1例

興村 慎一郎, 寺本 篤史, 村瀬 正樹, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  35 ( 1 ) 257 - 259  2014.09

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症例は31歳、女性。足に包丁を落として受傷した。他医を受診し、左足関節前面の切創に対して創縫合の処置を受けた。左足関節背屈制限が残存したため受傷から1ヵ月後に前医を受診した。前脛骨筋腱断裂と診断され当科紹介となった。当科初診時、左足関節前方に5mmの切創痕を認め、前脛骨筋腱のレリーフは消失していた。左足関節背屈可動域は自動-5°、他動10°で、筋力は軽度低下していた。手術では前脛骨筋腱の欠損が8cmと大きかったため、薄筋腱による再建術を行った。術後6ヵ月の最終診察時、左足関節自動背屈は5°、底屈は50°、背屈筋力は回復し、JSSF scaleは100点であった。開放性前脛骨筋腱断裂は早期縫合が第一選択となるが、本症例は創が小さく前医での見逃しのため陳旧性となり、欠損部が大きく薄筋腱による再建術が必要となった。(著者抄録)

陳旧性足関節外側靱帯損傷による足関節不安定症例における前下脛腓靱帯遠位線維束の評価

寺本 篤史, 倉 秀治, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  35 ( 1 ) 109 - 111  2014.09

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陳旧性足関節外側靱帯損傷による足関節不安定症にて手術が必要となった16名17足の前下脛腓靱帯について評価した。平均年齢32.1歳、男性7名、女性9名で、全例足関節鏡後に靱帯再建術を施行された。16足でBrostroem変法、1足で薄筋腱を用いた解剖学的再建術が行われた。術前臨床所見とMRIにおいて前下脛腓靱帯の厚さと信号変化を評価した。関節鏡からは前下脛腓靱帯の肥厚と滑膜増生の有無を評価した。術前日本足の外科学会足関節・後足部判定基準(以下JSSF ankle/Hiddfoot scale)は平均65点であった。MRIにおける前下脛腓靱帯の厚さは平均3.2mmで、3mm以上は10足(59%)であった。T2強調画像での前下脛腓靱帯周囲高信号変化は13足(76%)に認めた。関節鏡では前下脛腓靱帯の肥厚を9足(53%)に、滑膜増生を12足(71%)に認めた。靱帯再建術を必要とした陳旧性足関節外側靱帯損傷の症例は、MRIにて前下脛腓靱帯の肥厚と信号変化を認める例が多く、関節鏡でも肥厚と滑膜増生を認めたことから、足関節不安定性による反応性変化が生じた可能性が示唆された。(著者抄録)

アスリートの半月単独損傷に対する関節鏡下半月修復術の治療成績

久保田 ちひろ, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 杉 憲, 寺本 篤史, 渡邊 耕太, 大坪 英則, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  34 ( 4 ) 479 - 479  2014.08

若年女子スポーツ選手に発症した足舟状骨-立方骨間癒合症の1例

神谷 智昭, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  34 ( 4 ) 497 - 497  2014.08

陳旧性足関節外側靱帯損傷による足関節不安定症例における前下脛腓靱帯遠位線維束の評価

寺本 篤史, 倉 秀治, 渡邉 耕太, 青木 光広, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  34 ( 4 ) 494 - 494  2014.08

ACL・PCL同時再建と両側半月同時縫合を一期的に施行しサッカーリーグに復帰した1例

金泉 新, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 大坪 英則, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  34 ( 4 ) 374 - 374  2014.08

Patient Matched Instrumentを用いたTKAにおける術後X線学的アライメントの検討

岡田 葉平, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 名越 智, 山下 敏彦

東日本整形災害外科学会雑誌 ( 東日本整形災害外科学会 )  26 ( 3 ) 361 - 361  2014.08

MRI 3Dシーケンスによる足関節外側靱帯の評価

赤塚 吉紘, 寺本 篤史, 高島 弘幸, 宍戸 博紀, 今村 塁, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  34 ( 4 ) 495 - 495  2014.08

膝前十字靱帯再々建術を経験して

平塚 佑太郎, 寺本 篤史, 大坪 英則, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  34 ( 4 ) 464 - 464  2014.08