Misc - 玉手　雅人

骨盤臓器脱に対して施行した腹腔鏡下手術後に偶発的に診断された原発性卵管癌の1例

長尾 沙智子, 玉手 雅人, 鈴木 利理, 田渕 雄大, 馬場 剛, 齋藤 豪

日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 ( (一社)日本産科婦人科内視鏡学会 )  33 ( Suppl.I ) 76 - 76  2017年08月

スタンダードから難症例まで対応する腹腔鏡下筋腫核出術の定型化・当院での工夫

杉尾 明香, 明石 祐史, 西澤 庸子, 玉手 雅人, 金 美善, 明石 大輔, 斉藤 豪

日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 ( (一社)日本産科婦人科内視鏡学会 )  33 ( Suppl.I ) 412 - 412  2017年08月

過去5年間における骨盤臓器原発平滑筋肉腫の再発症例に対する治療経験

田中 綾一, 寺本 瑞絵, 寺田 倫子, 松浦 基樹, 玉手 雅人, 鈴木 美和, 郷久 晴朗, 長澤 邦彦, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  35 ( 3 ) 673 - 673  2017年06月

術前化学療法が奏功した子宮頸部神経内分泌性大細胞癌の1例

玉手 雅人, 松浦 基樹, 郷久 晴朗, 寺本 瑞絵, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  35 ( 3 ) 574 - 574  2017年06月

3細胞間タイト結合分子LSRはAMOTに活性化されたHippo pathwayを介し子宮内膜癌の悪性化に関与する

郷久 晴朗, 嶋田 浩志, 阿部 秀悦, 玉手 雅人, 寺田 倫子, 鈴木 美和, 寺本 瑞絵, 秋元 太志, 野藤 五沙, 小川 万梨絵, 田中 綾一, 松浦 基樹, 岩崎 雅宏, 小島 隆, 齋藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  35 ( 3 ) 527 - 527  2017年06月

神経内分泌腫瘍の共存が考えられた子宮頸部扁平上皮癌の一例

小関 孝之, 小笠原 淳, 田畑 聡美, 中野 勝彦, 守田 玲菜, 玉手 雅人, 村田 雅樹, 高桑 康成

日本臨床細胞学会雑誌 ( (公社)日本臨床細胞学会 )  56 ( Suppl.1 ) 291 - 291  2017年04月

初期子宮体癌の合併が診断しえたポリープ状異型腺筋腫の1例

黒川 晶子, 玉手 雅人, 長尾 沙智子, 染谷 真行, 郷久 晴朗, 寺本 瑞絵, 杉田 真太朗, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 岡村 直樹, 齋藤 豪

産科と婦人科 ( (株)診断と治療社 )  84 ( 4 ) 495 - 498  2017年04月

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ポリープ状異型腺筋腫(atypical polypoid adenomyoma:APAM)は病理組織学的に良性腫瘍に属する。しかし、複雑型子宮内膜異型増殖症や子宮体部類内膜腺癌を合併することも多い。好発年齢が比較的若年であることから、治療に関しては慎重な対応が必要となる。また術前の画像や細胞像から判断することは困難であり、多くは術後に診断される。今回、初回手術でAPAMの診断となり、慎重に経過観察を行った結果、内膜細胞診から子宮体癌の合併を疑い適切に治療を行うことができた1例を経験した。(著者抄録)

子宮頸部原発平滑筋肉腫の1例

竹田 倫子[寺田], 玉手 雅人, 杉田 真太朗, 鈴木 孝浩, 齋藤 豪

日本臨床細胞学会雑誌 ( (公社)日本臨床細胞学会 )  56 ( 2 ) 92 - 95  2017年03月

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背景:子宮平滑筋肉腫は子宮体部に発生することが多く、子宮頸部原発の平滑筋肉腫はまれである。われわれは、子宮頸部に発生した平滑筋肉腫の症例を経験したので報告する。症例:症例は45歳。不正出血が続くため当科を受診した。子宮頸部に1.5cm大の筋腫様腫瘤を認めた。腫瘍擦過細胞診ではNILM(negative for intraepithelial lesion or malignancy)と診断し、子宮鏡下に腫瘍摘出術を施行したところ平滑筋肉腫との診断にて、初回手術から23日後に準広汎子宮全摘出術+両付属器摘出術を施行した。術後約2年経過したが、今のところ再発の徴候はない。結論:平滑筋肉腫は細胞診で診断することが困難な場合があるため、細胞診で紡錘形細胞を認めた場合は、悪性腫瘍である可能性も考慮しながら診断を進めていく必要がある。(著者抄録)

Conversion症例からTLHの適応を考える

明石 祐史, 杉尾 明香, 西澤 庸子, 玉手 雅人, 金 美善, 足立 英文, 森下 美幸, 齋藤 豪

北海道産科婦人科学会会誌 ( 北海道産科婦人科学会 )  61 ( 1 ) 56 - 56  2017年03月

当院における子宮全摘術と子宮筋腫核出術の変遷 術式を定型化することの利点

玉手 雅人, 長尾 沙智子, 黒川 晶子, 染谷 真行, 岡村 直樹

市立釧路総合病院医学雑誌 ( 市立釧路総合病院 )  29 ( 1 ) 3 - 7  2017年03月

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子宮筋腫や子宮内膜症は閉経前に出現し、女性のヘルスケアを行う上で避けては通れない疾患である。薬物療法を行うこともあるが抵抗性の場合や不妊の原因となる場合、周産期合併症を増加させる場合に手術療法を行う。手術様式は腹腔鏡治療が増加しており、技術の進歩とともに審美性や機能保持の面から様々な恩恵をもたらしている。しかし、機器の導入や人的資源の面から、未だに地域格差は大きい。当初は開腹手術と比較して合併症が多いとされていたが、現在では骨盤底の深い部分の操作や内膜症症例の卵巣機能温存に関しては開腹手術より繊細な手技が可能となっている。当院は釧根地域で唯一の3次救命センターを擁する総合病院として中核機能を果たしているが、産婦人科での腹腔鏡下手術導入は遅く2012年からであった。当初は付属器手術が主であり、子宮全摘術や筋腫核出術に関しては腹腔鏡補助下手術を行っていた。その後、2015年から全腹腔鏡下手術へ切り替え、手術方針の統一を図った。その結果、在院日数は婦人科単独で見ると2/3以下に短縮された。また定型的に全腹腔鏡下手術を導入することで合併症は前年度と比較して減少した。さらに術式の定型化は医師/看護師のラーニングカーブの短縮につながり、後期研修医のドライボックスを用いた教育も充実した。当院で2015年から行っている腹腔鏡手術の実態と2015年以前の子宮全摘術及び子宮筋腫核出術の術式の変遷を報告する。今後ますます増える腹腔鏡のニーズと手術様式の標準化がどのような利益をもたらすのか考察する。(著者抄録)

地方病院における出生前診断、特にfirst trimester screeningの現状と課題 Turner症候群の1症例を通して

染谷 真行, 長尾 沙智子, 黒川 晶子, 玉手 雅人, 岡村 直樹

市立釧路総合病院医学雑誌 ( 市立釧路総合病院 )  29 ( 1 ) 47 - 51  2017年03月

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英国をはじめとする諸外国では妊娠第1三半期の超音波スクリーニング(first trimester screening;以下FTS)と言う概念が浸透しつつあり、多くの染色体異常が妊娠初期に診断されるようになっている。だが日本においてはFTSの認知度は低く、正確な理解がされているとは言い難い状況である。当院ではfetal medicine foundation(FMF)のオンライン教育・資格認定を積極的に導入し、超音波検査の観察希望項目について説明を行った上で希望者にFTSを提供している。ハイリスクと判断された症例においては侵襲的検査の希望の有無を確認し確定診断を行う場合があるが、絨毛検査は当院では施行不能である。今回FTSにてcystic hygromaを認め、道外の施設で絨毛検査を施行しTurner症候群と診断した症例を経験した。症例を通して、現在の日本でのFTSの現状と今後の課題について検討を行った。(著者抄録)

腹腔鏡下子宮筋腫核出術において、筋腫のバリエーションから考えた術前治療と術後病理

玉手 雅人, 長尾 沙智子, 染谷 真行, 竹田 倫子, 杉尾 明香, 森下 美幸, 明石 祐史, 岡村 直樹, 齋藤 豪

北海道産科婦人科学会会誌 ( 北海道産科婦人科学会 )  61 ( 1 ) 55 - 55  2017年03月

抗ミュラー管ホルモンと病理検体での摘出卵胞を指標とした卵巣内膜症性嚢胞核出への治療戦略

玉手 雅人, 杉尾 明香, 長尾 沙智子, 西澤 庸子, 金 美善, 松浦 基樹, 森下 美幸, 水内 将人, 明石 祐史, 斎藤 豪

日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 )  69 ( 2 ) 952 - 952  2017年02月

安全な術後妊娠・出産を迎えるための腹腔鏡下子宮筋腫核出術

杉尾 明香, 明石 祐史, 玉手 雅人, 金 美善, 斎藤 豪

日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 )  69 ( 2 ) 822 - 822  2017年02月

腹腔鏡下子宮筋腫核出術 各施設の工夫 当院における子宮筋腫核出の工夫 内膜に接した変性子宮への対応

玉手 雅人, 長尾 沙智子, 杉尾 明香, 松浦 基樹, 明石 祐史

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  21 ( 7 ) WS33 - 1  2016年12月

腹部手術既往が腹腔鏡手術へ及ぼす影響

長尾 沙智子, 玉手 雅人, 金 美善, 杉尾 明香, 松浦 基樹, 明石 祐史, 馬場 剛, 田中 綾一, 齋藤 豪

産科と婦人科 ( (株)診断と治療社 )  83 ( 12 ) 1475 - 1479  2016年12月

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腹腔内の癒着は、目的とする手術を完遂するうえで妨げとなる。とくに視野の限られた腹腔鏡手術においては、手術時間を延長し、出血や合併症の危険性を上昇させる場合もある。複数回の手術や重症内膜症などの炎症と治癒を繰り返す病態は、癒着を形成する原因である。今回、当院で腹腔鏡手術を行った症例のなかで手術既往を持つ119症例を後方視的に検討し、癒着の有無や手術を完遂するうえで妨げとなった要因について考察した。(著者抄録)

【婦人科】こだわりの手術手技 出血はしない、させない、ひろげない 超音波凝固装置を駆使した最小出血手術 腹腔鏡下子宮全摘出術における出血部位からの検討

明石 祐史, 杉尾 明香, 玉手 雅人, 西澤 庸子, 金 美善, 齋藤 豪

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  21 ( 7 ) RS1 - 2  2016年12月

地域母子周産期施設における腹腔鏡手術件数の増加と利点

玉手 雅人, 長尾 沙智子, 杉尾 明香, 松浦 基樹, 明石 祐史

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  21 ( 7 ) DP78 - 6  2016年12月

安全な術後妊娠・出産を迎えるための腹腔鏡下子宮筋腫核出術

杉尾 明香, 明石 祐史, 西澤 庸子, 玉手 雅人

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  21 ( 7 ) OS133 - 2  2016年12月

腹腔鏡/子宮鏡にて複雑型子宮内膜異型増殖症を伴う子宮ポリープ状異型腺筋腫(APAM)と診断した1例

玉手 雅人, 西澤 庸子, 長尾 沙智子, 杉尾 明香, 松浦 基樹, 明石 祐史, 寺本 瑞絵, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 ( (一社)日本産科婦人科内視鏡学会 )  32   280 - 284  2016年11月

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36歳(0経妊0経産)。数年前から近医にて原発性不妊症/粘膜下子宮筋腫と診断され、排卵誘発と人工授精を行っていたが妊娠には至らず、不妊治療専門施設へ受診した。子宮卵管造影を行なったところ、右卵管水腫を指摘され、治療目的で紹介となった。造影MRIでは子宮体下部前壁から内腔に突出する44×33mmの腫瘤性病変が認められた。悪性所見を否定できず、腹腔鏡/子宮鏡下に右卵管切除と腫瘍切除術を行った。病理組織学的に卵管の複雑型子宮内膜異型増殖症(C-AEH)と子宮ポリープ状異型腺筋腫(APAM)が共存するもので、内膜癌の並存の可能性があるため、子宮内膜前面掻爬を追加した。その結果、摘出検体には類内膜腺癌の合併はなく、C-AEHと診断された。MPA投与開始から3ヵ月後。組織学的寛解を確認し、不妊治療を継続する方針となった。