Misc - 玉手　雅人

子宮頸癌における拡散強調画像とADC値の検討

松浦 基樹, 玉手 雅人, 真里谷 奨, 鈴木 将裕, 田渕 雄大, 郷久 晴朗, 寺本 瑞絵, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

産科と婦人科 ( (株)診断と治療社 )  81 ( 6 ) 773 - 777  2014年06月

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子宮頸癌のステージや組織型とみかけの拡散係数(apparent diffusion coefficient:ADC)の関係、ADCにより治療効果を予測できるかを検討した。ADCはステージが進むほど有意に減少し、腺癌のADCは扁平上皮癌よりも高い傾向があった。また治療効果の乏しかった症例ではADCは治療前後であまり変化はしないが、治療効果の高かった症例はADCもより高くなる傾向があった。ADCは子宮頸癌において、治療効果を評価する上で補助的な役割をすると考えられる。(著者抄録)

特殊組織型子宮体癌症例の増加と進行期・予後に関わる危険因子の検討

郷久 晴朗, 真里谷 奨, 玉手 雅人, 幅田 周太郎, 田渕 雄大, 松浦 基樹, 秋元 太志, 寺本 瑞絵, 鈴木 美和, 高橋 円, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  32 ( 3 ) 508 - 508  2014年06月

腹腔鏡下子宮筋腫核出術の術前GnRH agonistの投与回数と拡散強調係数と縮小率の検討

玉手 雅人, 松浦 基樹, 明石 祐史, 郷久 晴朗, 田中 綾一, 齋藤 豪

産婦人科手術 ( (株)メジカルビュー社 )  ( 25 ) 203 - 203  2014年05月

エストロゲン産生を示す低分化型セルトリ・間質細胞腫瘍の一例

恐神 博行, 田中 綾一, 玉手 雅人, 杉尾 明香, 鈴木 美和, 郷久 晴朗, 寺本 瑞絵, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  32 ( 2 ) 253 - 256  2014年04月

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低分化型のセルトリ・間質細胞腫瘍は性索間質細胞腫瘍に分類され、卵巣悪性腫瘍の0.2%を占める非常に稀な腫瘍である。我々は、エストラジオール値の上昇を認めた卵巣低分化型セルトリ・間質細胞腫瘍を経験したので報告する。症例は65歳、1経妊1経産。主訴は不正性器出血で、画像所見から右卵巣原発の性索間質性腫瘍が疑われた。エストラジオール値が57.6pg/mlと上昇していた。腹式単純子宮全摘出術および両側付属器切除術を施行し、低分化型セルトリ・間質細胞腫瘍と診断された。免疫組織染色では、Inhibin-α、calretinin、CD56およびMIN2/CD99が陽性、EMAは陰性であった。現在まで再発徴候は認められていない。(著者抄録)

子宮内膜ポリープに発生した子宮体部明細胞腺癌の1例

松浦 基樹, 田渕 雄大, 玉手 雅人, 鈴木 美和, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 鈴木 孝浩, 斎藤 豪

日本臨床細胞学会雑誌 ( (公社)日本臨床細胞学会 )  53 ( Suppl.1 ) 330 - 330  2014年04月

当科におけるTLMの現状と成績

竹浪 奈穂子, 松浦 基樹, 玉手 雅人, 田渕 雄大, 幅田 周太朗, 恐神 博行, 谷垣 衣理, 明石 祐史, 早川 修, 齋藤 豪

北海道産科婦人科学会会誌 ( 北海道産科婦人科学会 )  58 ( 1 ) 108 - 108  2014年03月

子宮内膜細胞診が陽性であった副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)産生型の卵巣明細胞腺癌の1例

玉手 雅人, 松浦 基樹, 竹浪 奈穂子, 幅田 周太朗, 郷久 晴朗, 田中 綾一, 早川 修, 齋藤 豪

日本臨床細胞学会雑誌 ( (公社)日本臨床細胞学会 )  53 ( 2 ) 120 - 125  2014年03月

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背景:ホルモン産生型高Ca血症を伴う卵巣明細胞腺癌はまれであり、予後不良である。総合的な検査から周術期管理を行う必要がある。症例:症例は閉経後の経産婦、不正出血と意欲低下を主訴に来院した。画像検査にて造影効果を示す隆起性結節を伴った12cmの卵巣腫瘍を認め、子宮内膜細胞診では腫瘍性の背景が欠如した悪性細胞の集塊が存在したため、卵巣由来の悪性腫瘍を疑った。腫瘍マーカーの上昇はなかったが、高Ca血症と副甲状腺ホルモン関連蛋白(以下、PTHrP)の上昇を認めた。血清Ca値を補正後に根治術を行い、卵巣明細胞腺癌stageIIcと診断し、術後化学療法を施行した。PTHrPは正常化し、病理学的免疫染色により卵巣癌上皮の細胞質にPTHrPの局在が示唆された。現在、再発徴候はない。結論:卵巣癌において子宮内膜細胞診が陽性となる症例を散見するが、細胞像・臨床背景をみて原発巣や組織型を推測していくことが重要である。PTHrP産生型の卵巣癌は予後不良とされているが、本例のように細胞診・血液検査から診断し、術前から積極的な治療を開始することが予後の改善に寄与するかもしれない。(著者抄録)

子宮体癌・発癌と進展 子宮体がんの転移、浸潤におけるBAG3の役割 micro RNAとの関連を検討する

幅田 周太朗, 岩崎 雅宏, 杉尾 明香, 玉手 雅人, 恐神 博行, 鈴木 美和, 田中 綾一, 斎藤 豪

日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 )  66 ( 2 ) 459 - 459  2014年02月

新進行期分類で検討した子宮体癌3期症例の再発

玉手 雅人, 鈴木 孝浩, 鈴木 美和, 幅田 周太朗, 松浦 基樹, 郷久 晴朗, 田中 綾一, 齋藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  32 ( 1 ) 1 - 9  2014年01月

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2002年から2008年までの間に治療した子宮体癌3期38例について2012年に改訂された子宮体癌取り扱い規約に基づき検討した。平均年齢は58.1歳、進行期別に3A期18人、3B期0人、3C1期14人、3C2期6人であり、うち3A期7人、3C1期8人、3C2期2人が再発した。全症例における5年生存率は82.3%であり、stage3A 88.2%、stage3C1 72.2%、3C2期66.7%と比較的良好であったが、漿液性腺癌例の75.0%が再発した。最終治療後から再発までの平均期間は13.7ヵ月であり、88.2%は24ヵ月以内に再発した。傍大動脈リンパ節再発例は全例初回手術において骨盤リンパ節転移陽性であり、再発までの期間は平均16.7ヵ月であった。腟断端再発例では腟壁浸潤はなかったが、病巣の体積が大きく発生部位が頸部に近い症例で認められ、再発までの平均期間は10ヵ月であった。肺再発症例では多発転移がほとんどであり、平均再発期間は25.0ヵ月であった。独立した予後因子になるものは存在しなかったが、再発例では手術摘出可能例が予後良好であった。再発巣の早期発見が摘出可能へとつながることから、治療後3年間は短い周期で再発検討をすることが予後改善につながると考えられた。(著者抄録)

子宮角部妊娠後、嵌入胎盤を発症した1例

玉手 雅人, 藤部 祐哉, 竹浪 奈穂子, 谷垣 衣理, 松浦 基樹, 郷久 晴朗, 田中 綾一, 早川 修, 齋藤 豪

産科と婦人科 ( (株)診断と治療社 )  81 ( 1 ) 111 - 115  2014年01月

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37歳女。妊娠を主訴に最終月経から6週0日に受診した。経腟超音波にて胎嚢を認めたが、横断面にて子宮内膜右側に近接しているが右卵管寄りに若干離れて位置しているようにも見えた。妊娠7週では、子宮筋層は保たれており胎嚢の内腔への発育を認めた。超音波上は右卵管間質部妊娠もしくは子宮角部妊娠を否定できず、妊娠12週6日に単純MRIを撮像した。MRI T2強調画像にて子宮内腔へ発育する胎嚢と胎児を認めた。間質部よりは内腔に存在し、子宮角部妊娠と判断したが子宮底部右側の筋層はすでに菲薄化しており、その位置に胎盤が形成されていた。妊娠経過は順調で、特記すべき臨床症状はなかった。妊娠33週1日に前期破水で受診し、緊急帝王切開を施行した。嵌入胎盤の所見は明らかで、妊娠子宮摘出術を施行した。術後、感染や出血トラブルもなく退院した。

腹腔鏡下手術が地域周産期医療センターにもたらす影響

松浦基樹, 玉手雅人, 田渕雄大, 明石祐史, 斎藤豪

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  19 ( 7 ) 644 - 644  2014年

J-GLOBAL

腹腔鏡下子宮筋腫核出術における術前GnRHagonistの有用性と筋腫縮小率の予測

玉手 雅人, 田渕 雄大, 足立 英文, 杉尾 明香, 松浦 基樹, 森下 美幸, 明石 祐史

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  18 ( 7 ) 634 - 634  2013年11月

手術手技を定型化することによる手術成績の変化に関する検討

田渕 雄大, 松浦 基樹, 玉手 雅人, 明石 祐史

日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 )  18 ( 7 ) 633 - 633  2013年11月

術前診断に苦慮した漿液性子宮内膜上皮内癌の1例

松浦 基樹, 玉手 雅人, 鈴木 美和, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 鈴木 孝浩, 斎藤 豪

日本臨床細胞学会雑誌 ( (公社)日本臨床細胞学会 )  52 ( Suppl.2 ) 530 - 530  2013年10月

子宮内膜癌におけるRap1の浸潤制御能についての検討(Overexpression of Rap1GAP is indicative of favorable prognosis in endometrial cancer)

恐神 博行, 田中 綾一, 玉手 雅人, 杉尾 明香, 鈴木 孝浩, 岩崎 雅宏, 斎藤 豪

日本癌学会総会記事 ( (一社)日本癌学会 )  72回   256 - 256  2013年10月

悪性腫瘍随伴性高カルシウム血症を来した卵巣明細胞腺癌の1例

玉手 雅人, 竹浪 奈穂子, 松浦 基樹, 郷久 晴朗, 鈴木 美和, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 齋藤 豪

日本臨床細胞学会雑誌 ( (公社)日本臨床細胞学会 )  52 ( Suppl.2 ) 736 - 736  2013年10月

高齢子宮体癌症例に対する治療の検討

松浦 基樹, 田渕 雄大, 玉手 雅人, 高田 さくら, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 鈴木 孝浩, 斎藤 豪

日本癌治療学会誌 ( (一社)日本癌治療学会 )  48 ( 3 ) 2858 - 2858  2013年09月

子宮肉腫が疑われた10kgに及ぶ巨大子宮筋腫の1例

藤部 佑哉, 郷久 晴朗, 新開 翔太, 竹浪 奈穂子, 玉手 雅人, 谷垣 衣理, 早川 修

北日本産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 )  61回   78 - 78  2013年09月

当科におけるTLMの成績

松浦 基樹, 田渕 雄大, 玉手 雅人, 高田 さくら, 明石 祐史, 斎藤 豪

日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 ( (一社)日本産科婦人科内視鏡学会 )  29 ( Suppl.I ) 219 - 219  2013年08月

当科における原発性腹膜癌8例の検討

田渕 雄大, 松浦 基樹, 玉手 雅人, 高田 さくら, 田中 綾一, 岩崎 雅宏, 鈴木 孝浩, 斎藤 豪

日本婦人科腫瘍学会雑誌 ( (公社)日本婦人科腫瘍学会 )  31 ( 3 ) 519 - 519  2013年06月