論文 - 渡邉　耕太

新しいInternational Ankle Consortium基準を用いた慢性足関節不安定症の該当率とその特徴の検討

小林 匠, 渡邉 耕太, 片寄 正樹, 山下 敏彦

日本臨床スポーツ医学会誌 ( (一社)日本臨床スポーツ医学会 )  24 ( 2 ) 269 - 274  2016年04月

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International Ankle Consortium(IAC)は2013年に慢性足関節不安定症(CAI)の選択基準を公表し、CAIの研究においては本基準を用いた対象の統一が期待される。本研究はIAC基準によるCAI該当率を調査し、その特徴を検討することを目的とした。医療系養成校学生325名を対象に本基準で調査した結果、CAI該当率は4.0-7.1%であり、推奨される3つの自覚的足関節不安定感調査間で該当率に有意差が認められた。性別およびスポーツ活動歴の有無でCAI該当率に有意差は認めなかった。IAC基準は今後の研究で用いられるべきだが、調査項目によって対象の範囲が異なる可能性があることに留意が必要と考えられた。(著者抄録)

足関節外側靱帯損傷の3D MRI所見と治療選択

寺本 篤史, 赤塚 吉紘, 高島 弘幸, 榊原 醸, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  90 ( 3 ) S945 - S945  2016年03月

MRI 3Dシーケンスによる足関節外側靱帯の評価

寺本 篤史, 赤塚 吉紘, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ( (一社)日本整形外科スポーツ医学会 )  36 ( 1 ) 39 - 42  2016年03月

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3Dシーケンスを用いたMRI撮像により足関節外側靱帯の描出を試み、その形態学的計測を行なった。対象は正常ボランティア10名10足関節であった。3.0T-MRI装置を用いて、3DシーケンスであるFIESTA-Cによる足関節撮像を行なった。ワークステーションにて前距腓靱帯(ATFL)、踵腓靱帯(CFL)が明瞭に描出されるoblique sagittal像をそれぞれ作製し、各靱帯の全長および幅を計測した。ATFLの全長は平均25.5mm、幅は平均4.0mmであった。CFLの全長は平均28.3mm、幅は平均4.8mmであった。3Dシーケンスを用いたMRI高分解能撮像により、足関節外側靱帯は全長にわたって明瞭に描出され、形態学的評価が可能であった。(著者抄録)

TKAインプラント設置角度の三次元的評価と二次元的評価の比較

岡田 葉平, 寺本 篤史, 木井 雄一郎, 小路 弘晃, 鈴木 智之, 榊原 醸, 渡邉 耕太, 名越 智, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  90 ( 2 ) S299 - S299  2016年03月

ポータブルナビゲーションシステムを用いた人工膝関節置換術の下肢アライメントと患者立脚型評価法を用いた臨床成績の検討

小路 弘晃, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 木井 雄一郎, 岡田 葉平, 榊原 醸, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  90 ( 2 ) S276 - S276  2016年03月

人工膝関節置換術後の疼痛と術前大腿部筋断面積の関係

赤塚 吉紘, 寺本 篤史, 高島 弘幸, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 今村 塁, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  90 ( 3 ) S782 - S782  2016年03月

PS-fixed型TKAの中間屈曲域における術中インプラントgap評価

木井 雄一郎, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  90 ( 2 ) S275 - S275  2016年03月

小児のACL断裂患者における骨端線温存ACL再建術と待機的再建術の比較

藤本 秀太郎, 鈴木 智之, 久保田 ちひろ, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 大坪 英則, 山下 敏彦

日本整形外科学会雑誌 ( (公社)日本整形外科学会 )  90 ( 3 ) S1102 - S1102  2016年03月

当科における人工膝関節感染の治療成績

寺本 篤史, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 倉 秀治, 山下 敏彦, 渡邉 耕太, 箕輪 剛, 武田 真太郎

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 121 - 121  2015年12月

MRI3Dシーケンスを用いた足関節肢位による踵腓靱帯の評価

赤塚 吉紘, 高島 弘幸, 宍戸 博紀, 今村 塁, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 山下 敏彦, 渡邉 耕太

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 197 - 197  2015年12月

大腿骨変形を伴う変形性膝関節症に対するTKAの経験

寺本 篤史, 鈴木 智之, 木井 雄一郎, 岡田 葉平, 榊原 醸, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 202 - 203  2015年12月

半月単独損傷に対する関節鏡下半月修復術の治療成績

久保田 ちひろ, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 杉 憲, 大坪 英則, 黒田 未来, 木井 雄一郎, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 70 - 74  2015年12月

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我々は半月温存を目指し積極的に半月修復術を行っている。今回我々は半月修復術後の短〜中期成績を報告する。103患者104膝107半月の関節鏡下半月修復術を対象とし、同時に靱帯再建や骨切りを施行した症例は除外した。平均経過観察期間は21.9ヵ月。臨床評価にはLysholm scoreを使用した。Failureの定義はlocking、疼痛、腫脹などの症状を繰り返したために再関節鏡が必要であった症例とした。Failureは5例(4.7%)であった。内訳は再縫合3例(2.8%)、再関節鏡2例(1.9%)であった。平均Lysholm scoreは術前65.6点から術後96.3点に有意に改善した。損傷形態、損傷部位はfailure率と関係しなかった。患者の年齢、活動性、受傷から手術までの期間もfailure率と関係しなかった。平均縫合数のみ有意差を認めた。従来半月縫合困難とされてきた高齢者、陳旧例、活動性の高い患者においても短期成績は良好であった。この結果は、半月温存の適応、断裂形態、部位に応じた治療戦略を考える上で重要な情報となりうる。(著者抄録)

半月単独損傷に対する関節鏡下半月修復術の治療成績

久保田 ちひろ, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 黒田 未来, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦, 杉 憲, 大坪 英則, 興村 慎一郎, 池田 康利

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 192 - 192  2015年12月

Patient Matched Instrumentを用いたTKAにおける術後X線学的アライメントの検討

岡田 葉平, 寺本 篤史, 鈴木 智之, 山下 敏彦, 渡邉 耕太, 名越 智

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 130 - 131  2015年12月

内側半月後角radial tearを伴う変形性膝関節症に対する診断と治療

鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 榊原 譲, 久保田 ちひろ, 寺本 篤史, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 193 - 193  2015年12月

高位脛骨骨切り術後のSecond Look鏡視所見

榊原 醸, 鈴木 智之, 岡田 葉平, 木井 雄一郎, 渡邉 耕太, 寺本 篤史, 山下 敏彦, 杉 憲, 興村 慎一郎, 池田 康利

北海道整形災害外科学会雑誌 ( 北海道整形災害外科学会 )  57 ( 1 ) 194 - 195  2015年12月

Cuboid-navicular tarsal coalition in an adolescent female athlete

Tomoaki Kamiya, Kota Watanabe, Atsushi Teramoto, Toshihiko Yamashita

JBJS Case Connector ( Lippincott Williams and Wilkins )  5 ( 4 ) e93  2015年10月  [査読有り]

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Case: A fourteen-year-old female shot-putter developed midfoot pain with activity that initially responded to nonoperative care. However, the symptoms subsequently returned and became persistent. Advanced imaging demonstrated a fibrous cuboid-navicular tarsal coalition. Surgical resection of the tarsal coalition was performed when the patient was seventeen years old, and she returned to sports activities postoperatively with no pain. Conclusion: Although fibrous cuboid-navicular tarsal coalition is a very rare condition, it should be considered as one cause of persistent midfoot pain in an adolescent athlete. Surgical resection of the tarsal coalition can lead to a resolution of symptoms.

DOI PubMed

SAFE-Qを用いた鏡視下足関節固定術の治療成績評価

村橋 靖崇, 寺本 篤史, 小路 弘晃, 榊原 醸, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  36 ( 2 ) S250 - S250  2015年09月

足部疾患の画像診断 病態をどこまで解析できるか CTによる足部病変の評価

渡邉 耕太, 寺本 篤史, 鈴木 大輔, 木井 雄一郎, 榊原 醸, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  36 ( 2 ) S139 - S139  2015年09月

陳旧性足関節外側靱帯損傷における3D MRI所見と治療選択

寺本 篤史, 赤塚 吉紘, 高島 弘幸, 榊原 醸, 鈴木 智之, 渡邉 耕太, 山下 敏彦

日本足の外科学会雑誌 ( (一社)日本足の外科学会 )  36 ( 2 ) S203 - S203  2015年09月