研究者詳細 - 橋本　恵理

論文 - 橋本　恵理

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アルコール・薬物依存症の病態における細胞内情報伝達系の役割

小澤寛樹, 池田官司, 橋本恵理, 相馬仁, 齋藤利和

日本アルコール・薬物医学会雑誌 = Japanese journal of alcohol studies & drug dependence 37 ( 4 ) 310 - 311 2002年08月

CiNii

薬物依存形成における受容体と細胞内情報伝達アルコール・薬物依存症の病態における細胞内情報伝達系の役割

小澤寛樹, 池田官司, 橋本恵理, 相馬仁, 齋藤利和

日本アルコール・薬物医学会雑誌 ( (一社)日本アルコール・アディクション医学会 ) 37 ( 4 ) 310 - 311 2002年08月

アルコールによる細胞・組織障害の分子メカニズムアルコールによる神経細胞アポトーシスの分子メカニズム

相馬仁, 大川浩子, 酒井理恵, 橋本恵理, 鵜飼渉, 齋藤利和

日本アルコール・薬物医学会雑誌 ( (一社)日本アルコール・アディクション医学会 ) 37 ( 4 ) 306 - 307 2002年08月

Ethanol-induced augmentation of annexin IV expression in rat C6 glioma and human A549 adenocarcinoma cells

H Sohma, H Ohkawa, E Hashimoto, R Sakai, T Saito

ALCOHOLISM-CLINICAL AND EXPERIMENTAL RESEARCH ( LIPPINCOTT WILLIAMS & WILKINS ) 26 ( 8 ) 44S - 48S 2002年08月 [査読有り]

Background: We previously reported that the amount of annexin IV significantly increased in the postmortem brains of alcoholics compared with controls. To investigate further whether ethanol directly affects cellular expression of annexins in a cell, we used cell lines and compared the amounts of annexins between ethanol-exposed and control cells. Methods: Two kinds of cells (rat glioma C6 cells and human adenocarcinoma A549 cells) were used in the present study. Western blot analysis was performed to quantify expressed amounts of annexins using anti-annexin I, IV, and V antibodies. The mitochondrial enzyme (dehydrogenase) and caspase 3 activities were measured to assess cell damage (apoptosis) by ethanol. Results: Expressive augmentation of annexin IV was shown in both C6 and A549 cells after a 5-hr exposure to 200 mM of ethanol, whereas amounts of annexins I and V were not changed. Both the mitochondrial dehydrogenase and caspase 3 activities were altered under the same conditions in C6 cells, indicating the induction of cell damage (apoptosis), whereas both of these enzyme activities were unchanged in A549 cells under the same conditions. Conclusions: The amount of annexin IV seemed to increase before the induction of cell damage by ethanol. Annexin IV might be one of the specific markers for the effect of ethanol.

DOI PubMed

北海道における喫煙とたばこ依存の実態 : 第2報 : 診断基準による差

齋藤利和, 橋本恵理, 志賀満江, 長谷川有子, 池田官司, 土岐完

日本アルコール・薬物医学会雑誌 = Japanese journal of alcohol studies & drug dependence ( (一社)日本アルコール・アディクション医学会 ) 37 ( 2 ) 111 - 119 2002年04月

たばこ依存症の有無を,北海道在住の病院職員,会社員,アルコール依存症者で現在喫煙を継続している者を対象に質問紙により調査を行った.有効回答者は1280名(男960名,女320名)で,アルコール・薬物依存の診断を過去に受けている者は201名(男160名,女41名)であり,平均継続喫煙年数は20.7年であった.国際疾病分類第10回改定版(ICD-10)に基準によりたばこ依存症と診断可能な者は全体で20.9%,アルコール依存症者では31.8%と健常者での17.9%よりも高率であった.たばこ依存症スクリーニング質問票(TDS)でたばこ依存症と診断可能な者は全体で31.6%,アルコール依存症では52.3%,健常者では27.3%であった.他の薬物(アルコール)依存症によって獲得された行動様式が,喫煙行動にも影響を与えるために健常者よりもアルコール依存症者に有意にたばこ依存症が多いものと考えられた.又,ICD-10,TDSのいずれも,たばこ依存症の判定基準として不適切な部分があることが示唆された

CiNii

アルコール依存症の生物学的研究とその臨床的応用

齋藤利和, 橋本恵里, 山本恵

精神神経学雑誌 ( 日本精神神経学会 ) 104 ( 3 ) 191 - 200 2002年03月

CiNii

[Biological studies on alcoholism and their application in clinical practice].

Saito T, Hashimoto E, Yamamoto M

Seishin shinkeigaku zasshi = Psychiatria et neurologia Japonica 104 ( 3 ) 191 - 200 2002年 [査読有り]

PubMed

混合型

双極性障害の治療スタンダード 2002年

リスペリドン投与中にピサ症候群を呈した精神分裂病の1症例

原田研一, 佐々木信幸, 橋本恵理, 土岐完, 池田官司, 中野倫仁, 小澤寛樹, 齋藤利和

精神医学 ( (株)医学書院 ) 43 ( 10 ) 1081 - 1084 2001年10月

25歳男.予備校在学中の20歳の頃より幻聴を呈するようになり,次第に幻聴及び被害関係妄想等の幻覚妄想状態が強まった為通学困難となり,中途退学となった.精神分裂病の診断でhaloperidol及びbiperidenを投与した.手指振戦が持続的に出現するようになった為haloperidolを漸減・中止し,risperidoneの投与を開始した.その後,体幹が側方に屈曲した特徴的な姿勢からピサ症候群に罹患したものと考えられ,加療目的にて入院となった.ピサ症候群に対して,biperiden,tiapride,clonazepam等が順次試みたが改善は認められなかった.入院後2ヵ月経過した頃よりL-dopa製剤としてL-dopa/benserazideを投与し始めると体幹の傾きに改善をみるようになり,更にdopamine-agonistであるcabergolineを併用することでさらなる改善が認められた.入院期間約5ヵ月で退院となった

培養細胞株(C6,A549)におけるエタノールによるアネキシンIV発現活性変化

相馬仁, 大川浩子, 橋本恵理, 斉藤利和

アルコールと医学生物学 ( (株)響文社 ) 21 4 - 10 2001年09月

アルコールが直接アネキシンIV発現変化を惹起するかどうか,培養細胞を用いて検討した.エタノール添加後による細胞障害活性をMTT法及びカスパーゼ3活性で測定した結果,グリオーマ細胞株(C6),上皮細胞由来細胞株(A549)のいずれにおいても濃度・時間依存的に細胞障害が大きくなることが示され,その細胞障害はA549に比しC6で起こりやすく,障害活性は細胞の種類で異なることが示された.また,200mMエタノール添加後5時間及び24時間でのアネキシンIV量は,C6では5時間後では増大したが24時間後では逆に減少傾向がみられた.A549ではいずれの時間でも発現量は増大し,エタノールによる細胞障害が起こる前にアネキシンIVの発現増大が起こるものと思われた.更に,アネキシンI及びVの発現量は,いずれの細胞においてもエタノール添加で有意な発現量の変化は認められず,アネキシンIV発現がアルコールに強い感受性があるものと考えられた

アルコール依存症者の血小板及びリンパ球における転写因子CREBの量的変化とリン酸化状態に関する検索

山本恵, 橋本恵理, 小澤寛樹, 齋藤利和

アルコールと医学生物学 ( (株)響文社 ) 21 108 - 112 2001年09月

細胞内情報伝達系cAMP応答配列結合蛋白(CREB)及び燐酸化CREBそれぞれに対する特異的抗体を用いたImmunoblottingにより,アルコール依存症者13名の血小板・リンパ球におけるCREB量及びその燐酸化状態の検索を行った.対照9例,アルコール依存症で家族歴あり(FHP)6例,アルコール依存症で家族歴なし(FHN)7例で比較したところ,リンパ球サンプルにおいてFHP群で燐酸化CREB量が対照,FHN群に比べ,有意に増加していた.以上より,リンパ球におけるCREBの燐酸化状態がアルコール依存症の遺伝素因と関連する生物学的マーカーである可能性があると考えられた

ブレイバンクについて : 今後の展望

小澤寛樹, 橋本恵里, 池田官司, 斎藤利和

日本アルコール・薬物医学会雑誌 = Japanese journal of alcohol studies & drug dependence 36 ( 4 ) 302 - 302 2001年08月

CiNii

エタノールによる細胞傷害とアネキシンIVの発現変化

大川浩子, 相馬仁, 黒木由夫, 村上新治, 橋本恵理, 齋藤利和

生化学 ( (公社)日本生化学会 ) 73 ( 8 ) 985 - 985 2001年08月

依存の臨床と生物学的背景アルコール依存症の生物学的マーカー

齋藤利和, 橋本恵理, 土岐完, 相馬仁

日本アルコール精神医学雑誌 ( 日本アルコール精神医学会 ) 7 ( 2 ) 49 - 54 2000年12月

エタノールによるアネキシンIVの発現変化

橋本恵理, 大川浩子, 相馬仁, 黒木由夫, 小澤寛樹, 齋藤利和

神経化学 ( 日本神経化学会 ) 39 ( 3 ) 375 - 375 2000年10月

アルコール依存症におけるアネキシンIV動態について

相馬仁, 黒木由夫, 大川浩子, 橋本恵理, 小澤寛樹, 斉藤利和, 白坂知信

アルコールと医学生物学 ( (株)響文社 ) 20 49 - 54 2000年09月

アルコール依存症者死後脳研究

橋本恵理, 相馬仁, 土岐完, 小澤寛樹, 齋藤利和

日本アルコール・薬物医学会雑誌 = Japanese journal of alcohol studies & drug dependence ( (一社)日本アルコール・アディクション医学会 ) 35 ( 3 ) 162 - 163 2000年06月

CiNii

【薬物依存研究の最新知見】アルコール依存の分子機構中枢神経系における細胞内情報伝達系の変化

橋本恵理, 齋藤利和

脳の科学 ( (株)星和書店 ) 22 ( 4 ) 397 - 402 2000年04月

アルコール依存の生物学的マーカー

日本アルコール精神医学雑誌 7 49 - 54 2000年

アルコール依存の分子機構−中枢神経系における細胞内情報伝達系の変化−

橋本理恵

脳の科学 22 397 - 402 2000年

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<橋本 恵理>

論文 - 橋本 恵理

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